fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

邦画 2010~17年

<span itemprop="headline">映画「麦子さんと」(2013)</span>

「純喫茶磯辺」「ばしゃ馬さんとビッグマウス」など独特なセンスで注目を浴びる吉田恵輔監督が、構想に7年かけたというハートフル・ドラマ。 納骨のため亡き母の故郷を訪れたヒロインが、町の人々との交流を経て母の知られざる一面に触れ、それまでとは違う…

映画「舞妓はレディ」(2014)

「舞妓はレディ」は、感想がどれも高評価で見たかったが、きょう見てきた。 MOVIXさいたまにて。監督は「Shall Weダンス?」の周防(すお)正行。 日本映画では珍しいミュージカル・スタイルで、見た後、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる、後味のいい…

<span itemprop="headline">映画予告編:「紙の月」(11月公開)が期待できそう。</span>

「紙の月」(2014年11月15日公開予定)がおもしろそうだ。「八日目の蝉」の原作などで知られる直木賞作家・角田光代の長編小説を映画化。銀行勤めの平凡な主婦が引き起こした大金横領事件のてん末を描く。 まっとうな人生を歩んでいた主婦が若い男性との出…

<span itemprop="headline">映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」(2014)</span>

「ニシノユキヒコの恋と冒険」(2014)を見た。この映画にも出演している阿川佐和子の番組「サワ子の朝」で、以前主演の竹野内豊が、この映画について語っていたので、見てみた。 芥川賞作家・川上弘美の連作短編集を映画化したラブストーリー。美男で仕事…

<span itemprop="headline">映画「イン・ザ・ヒーロー」(2014)</span>

「イン・ザ・ヒーロー」(2014)を見た。MOVIXさいたまにて。唐沢寿明が主演という以外はまったく予備知識なしで見たので、予想以上に面白かった。映画の撮影現場、裏方の仕事なども映し出されるので、映画ファンには興味深い映画となっている。東映映画だが…

<span itemprop="headline">映画「日輪の遺産」(2011)</span>

見逃していた「日輪の遺産」(2011)を見た。麻生久美子が出演していたものの、出番は少なかった。 太平洋戦争終結間近の夏、祖国の復興を願い、GHQ最高司令官マッカーサーの財宝を盗み出した帝国陸軍将校たちと20名の少女たちに待ち受ける壮絶なドラマを描…

映画「謝罪の王様」(2013)

「謝罪の王様」(2013)を見た。 日本では土下座が究極の謝罪と紹介されるが、アジアとみられるある国では、地面に頭をつけるのは、最大の侮辱を意味するということから、国際問題にまで発展する騒動が描かれる。 「舞妓 Haaaan!!!」「なくもんか」に続いて…

<span itemprop="headline">映画「そこのみにて光輝く」(2014):モントリオール世界映画祭最優秀監督賞受賞。</span>

綾野剛&池脇千鶴主演の映画「そこのみにて光輝く」が、世界四大映画祭の一つ、モントリオール世界映画祭・ワールド・コンペティション部門で、グランプリに次ぐ最優秀監督賞(呉美保監督)を受賞した。呉美保(オ・ミポ)監督は、1977年三重県生まれで、在…

<span itemprop="headline">映画「新しい靴を買わなくちゃ」(2012)</span>

映画「新しい靴を買わなくちゃ」(2012)は、パリで偶然に出会った男女の3日間の恋を描くラブストーリー。実生活でもパリで暮らす中山美穂と、話題作への出演が相次ぐ向井理が主演でメインのストリーが展開されるが、パリ行きのきっかけとなる主人公の妹(…

<span itemprop="headline">映画「ふしぎな岬の物語」(10月11日公開):米倉斉加年の遺作となった作品。</span>

「ふしぎな岬の物語」は、映画女優として常に輝き続けている吉永小百合と「孤高のメス」「八日目の蟬」など数々の名作を世に送り出してきた監督・成島出の共同プロデュース作品だが、この映画がくしくも、先日亡くなった俳優・米倉斉加年の遺作となってしま…

<span itemprop="headline">映画「桜、ふたたびの加奈子」(2013)</span>

「鍵泥棒のメソッド」(2012)で、キュートな魅力で再注目された広末涼子の「鍵泥棒」に続く作品「桜、ふたたびの加奈子」(2013)を見た。 広末涼子は、前作のラブ・コメでの”胸キュン”とは打って変わって、小学校の入学式に参加する途中で交通事故で娘を…

<span itemprop="headline">映画「ふがいない僕は空を見た」(2012)</span>

2012年の邦画ではキネマ旬報のベスト10(7位)に選ばれながら唯一未見の作品だった「ふがいない僕は空を見た」をみた。 Wowowでも放送があったようだが、深夜の2時過ぎだったようで、それも当然「R15」指定で、いきなりの大胆で過激シーンがある。 しかし…

映画「野のなななのか」(2014)(その①)

きょうは埼玉県最古の映画館である「川越スカラ座」に足を運んだ。 この映画館の名前を知ったのは、atts1964さんのブログの「映画を見るタイミング」という記事だった(こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12009924.html)。 さっそく「川越スカラ座…

<span itemprop="headline">映画「BUNGO ささやかな欲望&#12316;告白する紳士たち」(2012)</span>

タイトルのBUNGOは「文豪」のこと。文豪の名作短編を、気鋭のキャスト・スタッフで映画化したオムニバス2部作。2部作のうちの紳士編である「BUNGO ささやかな欲望〜 告白する紳士たち」(2012)を見た。この原作は、岡本かの子「鮨」、坂口安吾…

<span itemprop="headline">映画「箱入り息子の恋」(2013)</span>

「箱入り息子の恋」のヒロインがポスター写真のルックスからして吉高由里子かなと勘違いして見た作品だった(笑)。 市役所に務める見るからにさえない風貌の健太郎(星野源)は、これまでの35年の人生で一度も女性と付き合った経験がなかった。実家暮らし…

<span itemprop="headline">映画:「ばしゃ馬さんとビッグマウス」(2013)</span>

「ばしゃ馬さんとビッグマウス」(2013)は、青春ラブコメディで、軽いタッチながら面白かった。ご贔屓女優の一人、麻生久美子が本格的な主演で、等身大で、リアルな演技を見せる。アメコミやCG映画よりも、こういう日常的なリアリティのある映画がいい。…

<span itemprop="headline">映画「そして父になる」(2013)・・・ようやく見る。</span>

昨年話題になった映画の1本「そして父になる」をようやくみた。 是枝裕和監督作品は「誰も知らない」で初めて見て、子供たちの自然体の演技と実話というストーリーに驚いたが、「歩いても 歩いても」は、それぞれの立場で感情移入できる作品で印象に残った…

<span itemprop="headline">映画「もらとりあむタマ子」(2013)</span>

映画「もらとりあむタマ子」(2013)は、昨年11月23日公開された映画。当初、東京新宿の武蔵野館を含む4館の限定公開だったが後に拡大公開された。昨年のキネマ旬報(邦画)ランキングで「9位」と高評価され気になっていたので見た。映画の時間が1時間1…

<span itemprop="headline">映画「四十九日のレシピ」(2013)</span>

「四十九日のレシピ」は、ドラマ化されたこともあるというが、昨年タナダユキ監督が映画化した、なかなかの感動的な作品である。今から選べば、昨年の邦画ベスト10の中に加えたい。 「凶悪」「舟を編む」「そして父になる」「さよなら渓谷」などが話題にな…

<span itemprop="headline">映画「ルームメイト」(2013):北川景子、深田恭子の2大女優共演の”ホラー・サスペンス”。</span>

昨年11月に公開され、見逃していた「ルームメイト」を見た。このところ”旬”な女優である北川景子が主演しているので。 まずタイトルにだまされた、だった(笑)。次に、キャッチコピー「女の素顔は恐ろしい」にもだまされた、だった。 そして、ラストにもだ…

<span itemprop="headline">映画「地獄でなぜ悪い」(2013):園子温監督。</span>

「冷たい熱帯魚」「ヒミズ」「愛のむきだし」などの問題作で知られる園子温監督が、十数年前から温めてきたという企画を実写化した異色作が「地獄でなぜ悪い」。 園子温監督というと、バイオレンスの描写が多く、血しぶきが飛び散るシーンが多い。エロ・グ…

<span itemprop="headline">映画「僕等がいた」(2012、前編・後編)</span>

吉高由里子の主演で前・後編2部作として公開された「僕等がいた」(2012年3月、4月)を見た。公開当時、多少話題になっていたようで、原作が1200万部突破のコミック(主に女性向け)で、吉高由里子の主演作ということで見た。 ラブコメならまだいいが、シリ…

<span itemprop="headline">映画「まほろ駅前 多田便利軒」(2011)</span>

「まほろ駅前 多田便利軒」(2011)は、三浦しをん原作の直木賞受賞小説を、「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」の大森立嗣監督が映画化したユーモラスで温かい人間ドラマ。 瑛太と松田龍平という中堅の域に近づきつつある演技派俳優に、活躍が続く高良健吾…

<span itemprop="headline">映画「春を背負って」(2014)が、6月公開。木村大作監督、豪華キャスト。</span>

日本を代表する名カメラマン・木村大作が監督引退を撤回して挑んだ第2作「春を背負って」が完成し、報告会見が3月13日、都内のホテルで行われ、木村監督をはじめ主演の松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、新井浩文が出席した。 「最初で最後の監督業…

<span itemprop="headline">映画「永遠の0」(2013)</span>

「永遠の0」を遅くなったが、今日(3月6日)見た。昨年末から公開されていて、現在足掛け4か月目に入るが、平日だったため観客は少なかったが、最近では珍しいロングラン上映だ。 監督は「Always三丁目の夕日」シリーズ、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」などの…

<span itemprop="headline">映画「さよなら渓谷」(2013)</span>

2013年度のこれまでの数々の映画賞やキネマ旬報最優秀女優賞などを総なめにしてきた真木よう子主演の「さよなら渓谷」をようやく見た。日本アカデミー賞の最優秀女優賞も本命視されているが、ほぼ間違いないだろう(結果:主演女優賞受賞)。 真木よう子は…

<span itemprop="headline">映画「ミロクローゼ」(2012)</span>

「ミロクローゼ」という聞きなれないタイトルの映画だが、女優のマイコが演じる神々しい美女の名前のことで、映画は「アメり」のファンタジーを思わせる世界から始まり、一人三役を演じる山田孝之の時空を超えたハチャメチャ・ドタバタの奇想天外なラブ・ス…

<span itemprop="headline">映画「スマグラー お前の未来を運べ」(2011)</span>

「スマグラー お前の未来を運べ」(2011)は、借金返済のために危ない仕事を引き受けてしまった男が巻き込まれる危ない話を通して、中国マフィア、日本のやくざ組織などの裏社会を描いた人間ドラマ。 映画のだいご味の一つは、俳優、女優たちの演技合戦など…

<span itemprop="headline">映画「軽蔑」(2011、日本映画)</span>

「軽蔑」は、芥川賞作家・中上健次の遺作長編小説。同名タイトルのブリジット・バルドーの「軽蔑」(1963)という映画が有名だが、別物の日本映画である。 邦画で、ここ数年活躍が続く男優の高良健吾と女優の鈴木杏のダブル主演。監督は「余命1ヶ月の花嫁」…

<span itemprop="headline">映画「黄金を抱いて翔べ」(2012)</span>

「黄金を抱いて翔べ」(2012)は、ベストセラー作家・高村薫が1990年に発表し、第3回日本推理サスペンス大賞を受賞したクライム小説を井筒和幸監督、妻夫木聡主演で映画化。退屈で、期待外れの作品だった。 ・・・大阪の銀行の地下に眠る240億の金塊強奪を…