きょうは埼玉県最古の映画館である「川越スカラ座」に足を運んだ。
この映画館の名前を知ったのは、atts1964さんのブログの「映画を見るタイミング」という記事だった(こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12009924.html)。
さっそく「川越スカラ座」を検索したところ「野のなななのか」 が上映中であることがわかった。脇役として渋い俳優の品川徹のほか、常盤貴子などが出演しており、何よりこのタイトルが気になったのだ。映画を見て知ったが、初七日の次の四十九日のことだった(七日X七)。
それこそ、この映画を見るタイミングを考えていたところ、大林信彦監督の舞台挨拶があるというのできょうの午前の回にした。上映時間は10:30~終了後舞台挨拶(25分)だった。上映時間が3時間近い(171分)というのが長い。終わりそうで、なかなかエンディングにならない(笑)。
10時前に到着したら、入場券を購入すると整理券を配っていた。40番だった。
座席数は、124席。10時開場だったが、すでに50人以上が並んでいた。
最終的に約100人の席が埋まったようだ。やはり、監督舞台挨拶効果か。ミニシアターに来る人たちは熱心な映画ファンが多いようだ。
23回目の鑑賞という人もいた(監督との質疑応答で明かされた)。
映画は重厚・骨太で、見終わった後からじわじわとその良さがわかってくる。
こうした単館、ミニシアターもフィルム上映だけでは成り立たなくなっているようで、川越スカラ座では「デジタル」対応となっていた。
デジタル対応の機器の導入費用は500万円ほどかかるようで、資金的に厳しい状況というのが現状のようだ。そこで資金援助(年間鑑賞パスポートなどの特典付き)なども募っているようだ。
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光男の2人の息子はすでに他界し、それぞれ孫が2人ずついる。
長男の息子、冬樹(村田雄浩)は大学教授。その娘・かさね(山崎紘菜)は大学生。そして次男・春彦(松重豊)は原発で働いている。光男と一緒に暮らしていた孫のカンナ(寺島咲)は次男の娘で看護師だ。兄の秋人(窪塚俊介)は風来坊で・・・。
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”人間は誰かの代わりに生きている”というのがメッセージの一つだった。
一人の人間が亡くなったらそれで終わりではなく、 人間はつながっているというのが主題だ。
全編に流れる力強い音楽と、美術的な映像には驚かされる。
カメラワークがスピーディで、カットの切り替わりなどテンポがよく、引き込まれる。
映画の上映後、大林監督と、出演者の一人(主人公・品川徹の青年時代を演じた内田周作がサプライズゲスト)が出席した舞台挨拶は、質問形式だった。詳細は別の記事②で。
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映画館で予告編を見ると、「これもぜひ見たい」という作品が多い。今回も、気になっていた作品の予告編が数本あったが、ミニシアター系での上映が多いため、注意していないと終わっていたということになりかねない。
これは絶対見たいというのは以下の映画。
■「クイーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落」(鑑賞済み)
■「そこのみにて光輝く」(鑑賞済み)
■「めぐり逢わせのお弁当」
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2014/日本 上映時間171分
監督・脚本・編集:大林宣彦
エグゼクティブプロデューサー:大林恭子 (大林監督夫人)
プロデューサー:山崎輝道
原作:長谷川孝治
脚本:内藤忠司
撮影:三本木久城
美術:竹内公一
録音:内田誠
整音:山本逸美
編集:三本木久城
音楽:山下康介
音響効果:佐々木英世
主題曲:パスカルズ
主題歌コーディネーター:大林千茱萸
助監督:松本動
衣装:岩崎文男
ヘアメイクアップ:和栗千江子
装飾:相田敏春
小道具:中村聡宏
出演:品川徹、常盤貴子、村田雄浩、松重豊、柴山智加、山崎紘菜、窪塚俊介、寺島咲、内田周作、細山田隆人、小笠原真理子、イ・ヨンスク、大久保運、小磯勝弥、斉藤とも子、原田夏希、猪股南、相澤一成、根岸季衣、パスカルズ、安達祐実、左時枝、伊藤孝雄
監督・脚本・編集:大林宣彦
エグゼクティブプロデューサー:大林恭子 (大林監督夫人)
プロデューサー:山崎輝道
原作:長谷川孝治
脚本:内藤忠司
撮影:三本木久城
美術:竹内公一
録音:内田誠
整音:山本逸美
編集:三本木久城
音楽:山下康介
音響効果:佐々木英世
主題曲:パスカルズ
主題歌コーディネーター:大林千茱萸
助監督:松本動
衣装:岩崎文男
ヘアメイクアップ:和栗千江子
装飾:相田敏春
小道具:中村聡宏
出演:品川徹、常盤貴子、村田雄浩、松重豊、柴山智加、山崎紘菜、窪塚俊介、寺島咲、内田周作、細山田隆人、小笠原真理子、イ・ヨンスク、大久保運、小磯勝弥、斉藤とも子、原田夏希、猪股南、相澤一成、根岸季衣、パスカルズ、安達祐実、左時枝、伊藤孝雄
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