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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「黄金を抱いて翔べ」(2012)</span>


 
黄金を抱いて翔べ」(2012)は、ベストセラー作家・高村薫が1990年に発表し、第3回日本推理サスペンス大賞を受賞したクライム小説を井筒和幸監督、妻夫木聡主演で映画化。退屈で、期待外れの作品だった。
 
 
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大阪の銀行の地下に眠る240億の金塊強奪を企む6人の男たちの姿を描く
物語が進むにつれ、秘められた過去や、命をかけてまで危険な計画に挑む理由が明らかになっていく・・・というのだが。
 
過激派や犯罪者相手に調達屋をしてきた幸田(妻夫木聡)は、大学時代からの友人・北川(浅野忠信)から銀行地下にある15億円の金塊強奪計画を持ちかけられる。幸田と北川は、銀行のシステムエンジニア・野田(桐谷健太)、自称留学生のスパイ・モモ(チャンミン東方神起)、元エレベーター技師の斉藤(爺ちゃん:西田敏行)を仲間に加え、大胆不敵な作戦を決行する(MovieWalkerほか)。
 
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井筒作品は、どうも相性が悪いようだ。
ゲロッパ」「パッチギ!」と挑戦したが、いずれも途中でリタイヤしてしまった経緯がある。「黄金を抱いて翔べ」は、妻夫木聡浅野忠信などが出ているので空振りはないだろうと見たが、金塊強奪を実行する話を描たB級作品だった。
 
浅野忠信が、かつての慎太郎カットのような短髪で、やたら元気がよく、妻夫木だけが、腰が据わって、謎めいた過去を持つ人物像を好演していた。東方神起の一人もいまいちで、桐谷健太は、生瀬勝久ばりにやたらと目をぎょろぎょろさせたオーバーアクションが鼻についた。いかに出過ぎないか、抑えるかでは、妻夫木の内面的演技のすごさが際立った。ほかに田口トモロヲなどが共演。
 
井筒作品はやたらと朝鮮関連がテーマになっているようで、そのこだわりにはついていけないところがある。
 
★★
 
 
 
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