「ウォーターボーイズ」(2001)を見た。矢口史靖(やぐち・しのぶ)監督の劇場映画の4作品目の映画。矢口監督の作品は「スウィングガールズ」(2004)がお気に入りだったので、気になっていたが、昨日BSフジで見ることができた。もともとのモデルは埼玉県立川越高校水泳部のようだ。
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ところが、佐久間が本当に教えたかったのは、なんとシンクロナイズドスイミングだった。「話が違う」と恐れをなした多くの部員たちは逃亡。
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予備校で桜木女子高の空手少女・木内静子(平山綾→あや)がかわいい!。水泳部の教師に就任した佐久間(眞鍋かをり)は、部員たちにシンクロがんばってね、と言い残し、産休に入ってバイバイとコーチを離れてしまう。
現在30代世代で邦画をけん引する俳優(妻夫木聡や玉木宏など)が、高校生を演じている貴重な映画だ。妻夫木聡は映画初主演で、20歳(写真左)。玉木宏も20歳で、この映画で注目を集めることになった。どちらもとにかく若い。
後にこれほど俳優として成功するとはだれも想像もできなかっただろう。「ウォーターボーイズ」はその点でもエポックな作品といえそうだ。
矢口監督作品:
「裸足のピクニック」 (1993年)兼脚本
「ひみつの花園」 (1997年)兼脚本
「アドレナリンドライブ」 (1999年)兼脚本
「ウォーターボーイズ」 (2001年)兼脚本 ☆☆☆
「パルコ フィクション」 (2002年) (鈴木卓爾との共同監督によるオムニバス作品) ★★
「スウィングガールズ」 (2004年)兼脚本 ☆☆☆☆
「ロボジー」 (2012年)兼脚本 ☆☆☆
「WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜」(2014年)兼脚本 ☆☆☆
「サバイバルファミリー」(2017年)兼脚本 ★★
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