映画全般
映画「Spirit World/スピリット・ワールド」(2025)をTOHOシネマズ・シャンテで見る。以前、高崎映画祭に参加したときに、高崎市長(高崎映画祭実行委員長)が「カトリーヌ・ドヌーブが(一般には公表されずに撮影で)高崎に来ていました」という話を聞いて…
山崎貴監督が監督、脚本、VFXを務める新作「ゴジラ」のタイトルが「ゴジラ-0.0(ゴジラマイナスゼロ)」に決定。併せて山崎監督が書いたタイトルロゴとタイトル解禁の特別映像が披露された。 youtu.be “ゴジラの日”である11月3日に、東京・TDCホールにて開催…
映画「エデン 楽園の果て」(原題:Eden, 2025)を見る。監督は「ビューティフル・マインド」「ロバート・ラングドン」シリーズ「ラッシュ/プライドと友情」などのロン・ハワード。主演はジュード・ロウ。2000年代初めに30代で「コールド・マウンテン」「アル…
映画「ベニスに死す」の美少年役で知られるビョルン・アンドレセン(1955年1月26日生まれ)が先月25日に亡くなった。スウェーデン・ストックホルム出身の俳優兼歌手。ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画「ベニスに死す」(1971)の美少年タジオ役で「世界一の…
映画「エニシング・ゴーズ」は「松竹ブロードウエイシネマ2025秋」の3作品の第1弾。MOVIXさいたまで見る(特別料金:3,000円)。作品はコール・ポーター作詞・作曲、P. G. ウッドハウス/ガイ・ボルトン原作のミュージカル Anything Goesのブロードウェイ/…
映画「ブルータリスト」(2024)を見る。第97回アカデミー賞では10部門ノミネートされ、主演男優賞(エイドリアン・ブロディ)/撮影賞/作曲賞を受賞した。アメリカ/イギリス/ハンガリー合作。物語はフィクションだが、ホロコーストをくぐり抜けた後、ア…
「ブログ開設20周年企画」第5弾クイズ5問(4択)です。いよいよ今年最後から二番目のクイズです。今回はネットにない問題もありますが、カンで気楽に参加してください。11月は大相撲(九州場所、11月9日~)がありますから早めの出題です。 問題1:映画「ブ…
「東京国際映画祭」が10月27日から始まり11月5日まで都内の日比谷・有楽町界隈の劇場などでコンペティション参加作品などが上映されている。特別料金(シニア料金などなしの一般1800円)だが、上映後のゲスト(監督など)によるトーク、Q&Aなどがあるのが特…
映画「裏か表か?」(英題:Heads or Tails?、2025、イタリア)をTOHOシネマズ・シャンテで見る。東京国際映画祭コンペティション部門出品作品。 西部開拓時代のガンマンで興行主の「ウィリアム・フレデリック・コーディ」の愛称である「バッファロー・ビル…
映画「若い東京の屋根の下」(1963、日活)を見る。吉永小百合(当時18歳)主演の青春歌謡映画。原作は源氏鶏太の「緑に匂う花」。明るく清純な一少女の家庭を中心に、都会の十代の青春群像を描く。10代後半の吉永小百合の魅力全開の映画で、同世代を中心と…
映画「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」(原題:Speak No Evil、2024)はデンマーク/オランダ映画「胸騒ぎ」(2022)のリメイクだそうで、お気に入り映画「ゲット・アウト」などのブラムハウス・プロダクションによる映画ということで見た(「アマゾ…
映画「罠」(原題:THE SET-UP、1949)は、のちに「ウエストサイド物語」などで巨匠となるロバート・ワイズ監督作品。上映の現実時間(72分)と映画内時間がほぼリアルタイムで進行するという実験的な作品でもある。 夜9時5分に始まり、10時16分で終わる。時…
ソニーグループ傘下のアニプレックスと東宝は、アニメ映画「『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座(あかざ)再来」の全世界興行収入が6億5400万ドル(約948億円)に達したと発表した。 これは、2025年に公開された映画で世界5位となる数字。 北米では【外国映…
映画「ゴッドファーザー<最終章>マイケル・コルレオーネの最期」(原題:The Godfather, Coda: The Death of Michael Corleone、2020)は、フランシス・フォード・コッポラ監督による傑作「ゴッドファーザー」3部作の完結編「ゴッドファーザーPARTIII」(1…
新海誠監督によるアニメ版「秒速5センチメートル」(2007)を再見。切ない初恋と距離の物語を繊細に描いた名作と言われる。全体は3話構成。 第1話「桜花抄」 物語は小学生の遠野貴樹(タカキ)と篠原明里(アカリ)の出会いから始まる。二人は心を通わせるが…
映画「ヒッチコックの映画術」(原題:My Name Is Alfred Hitchcock、2023)は「サスペンス映画の神様」と称され映画史に多大な影響を残した巨匠アルフレッド・ヒッチコックが監督デビューから100年の2022年に製作された映画づくりの裏側をひも解いたドキュ…
「ALWAYS四丁目ギドラのお城」ブログの年間ポイント獲得による映画DVD、ブルーレイがきょう届きました。ギドラさんありがとうございました。 届いたのは、マイ・オールタイムベスト10映画の1本「夜の大捜査線」(1967)ブルーレイと、このブログでも再三記事…
映画「アニー・イン・ザ・ターミナル」(原題:Terminal, 2018)を見る。イギリス・ハンガリー・アメリカ・香港合作。主演のマーゴット・ロビーがプロデューサーも務めたリベンジスリラー。原題がスピルバーグの「ターミナル」と同じなので紛らわしい。 この…
「ゴッドファーザー」シリーズ、「アニーホール」などの米女優ダイアン・キートンが死去したことが11日(日本時間12日)に分かった。79歳だった。若すぎる。残念。 米「ピープル誌」報道によると、ダイアン・キートンは米カリフォルニア州で亡くなったが、広…
映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」(2025)をMOVIXさいたまで見る(朝イチ8:35~)。3時間の映画だが息つく暇のないほど面白くあっという間だった。劇場で見て大正解だった映画。タイトルは ”闘争に次ぐ闘争”。 スティーヴン・スピルバーク監督がす…
映画「ウルフズ」(原題:Wolfs、2024)を見る。ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットという当代2大俳優が「バーン・アフター・リーディング」以来16年ぶりの共演。Apple TV+で配信中。 同じ事件現場で鉢合わせした2人のフィクサーの共闘を描いたクライム…
映画「天国と地獄 Highest 2 Lowest」(2025)を見る。スパイク・リー監督は黒澤明監督の「天国と地獄」(英題 “High and Low”、1963)の単なるリメイクではなく「再解釈」した作品と述べている。主演はアカデミー賞を2度受賞しているデンゼル・ワシントン。…
映画「007は二度死ぬ」(原題:You Only Live Twice, 1967)は、ショーン・コネリー主演の第5作目のジェームズ・ボンド映画。日本が舞台で、丹波哲郎のほか、ボンドガールに浜美枝、若林 映子が出演したことでも話題になった。主題歌をナンシー・シナトラが…
映画「トゥモロー・ネバー・ダイ」(原題:Tomorrow Never Dies)(1997)は、ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じた「007」シリーズ第18作。監督はロジャー・スポティスウッド。冷戦後の新しい世界秩序を背景に「メディアが戦争を作り出す」と…
第38回「東京国際映画祭」が10月27日~11月5日まで開催される。27日の「オープニング・セレモニー」でスタート。 会場となるのは、日比谷・銀座周辺の劇場と、東京ミッドタウン日比谷・日比谷ステップ広場ほか。 開催場所:シネスイッチ銀座(中央区)、角川…
映画「テルマ&ルイーズ」(原題:Thelma & Louise、1991)は、女性2人の逃亡劇を描いたロードムービー。1970年代初めのアメリカンニューシネマよもう一度といった映画だった。監督は「エイリアン」「ブラック・レイン」のリドリー・スコット、脚本はカーリー…
映画「レッド・エージェント 愛の亡命」(原題:Despite the Falling Snow、2016)を見る。日本では劇場未公開で、WOWOWにより「愛の亡命」として放送された。現在、アマゾンで配信中。監督は「ストレートじゃいられない」のシャミム・サリフ。 主演がお気に…
映画「グランドフィナーレ」(原題:Youth, 2015)を観た。監督は「グレート・ビューティー/追憶のローマ」でオスカーを獲ったパオロ・ソレンティーノ。舞台はスイス・アルプスの高級リゾートホテル。まず景色が絶景で「ここに宿泊したらルームサービスを頼…
映画「ビリーブ 未来への大逆転」(原題:On the Basis of Sex、2018)を見る。これは見ごたえがあった。法律はその時代に合わせたもので、法律そのものが差別を助長していることもあるようだ。 アメリカの憲法で「人は法の下に平等」と説いているが、主人公…
「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」などの映画音楽を手掛けた映画音楽界の巨匠ミシェル・ルグランにフォーカスしたドキュメンタリー「ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家」(2025)を今年オープンしたミニシアター「オットー(OTTO…