映画全般
「ゴジラxコング 新たなる帝国」(原題:Godzilla x Kong: The New Empire)を見る。「ゴジラ」シリーズ70周年、モンスター・ヴァース10周年を記念したアダム・ウィンガード監督作。はじめて「シネマサンシャイン池袋」(シアター10)で見たが、最後列でも、…
「マイスモールランド」(2022)を見る。昨年3月の高崎映画祭で、この映画の主演で嵐莉奈が最優秀新人賞を受賞していた。気になっていた映画だったが、Netflixの配信で見ることができた。 国を持たないクルド人の外国(日本)での難民申請の認可の厳しさ、生…
「ラ・カリファ」(原題:La califfa、1970、イタリア/フランス)を見る。アルベルト・ベヴィラクア監督による社会派ドラマ。今回、”埋もれた”映画と言われながら未公開だった映画が、50数年の時を経て日本初公開。 都内では新宿武蔵野館で「エンニオ・モリ…
右は先着順に配布されたポストカード 「死刑台のメロディ」(原題:Sacco e Vanzetti、1971)を半世紀ぶりに劇場で再見(英語版)。特別料金一律1,600円(1本)。一日に劇場で2本見るのは、しばらくぶり。都内屈指のミニシアター「新宿武蔵野館」で19日から…
「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」(原題:Bridesmaids、 2011)を見る。第84回アカデミー賞で脚本賞と助演女優賞(メリッサ・マッカーシー)にノミネートされた。 「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」に似た設定で、女性友だち同士の間…
映画「ミステリと言う勿れ」(2023)は田村由美の同名漫画を基に2022年にTVドラマ化された同名タイトル作品の劇場版。観客動員300万人突破、興収41.2億円は実写映画としては成功しているようなのでNetflixで見た。 新感覚ミステリーとしては面白かった(途中…
映画「42~世界を変えた男~」(原題:42 Jackie Robinson story、2013)は10年前の2013年10月に劇場公開前に試写会で見た。 ”ベースボール関連”映画の中では近年まれにみる「金字塔」的作品が現れたと感じた。 昨日16日(米国時間15日)はドジャースの大…
“世界のクロサワ”こと黒澤明監督による1964年公開のサスペンス映画「天国と地獄」(1963)がアメリカでリメイクされる。 スパイク・リー監督が「天国と地獄」を新たに解釈し直して、新作映画「ハイ・アンド・ロー(原題)」の撮影に挑む。 「天国と地獄」が…
4月13日は「喫茶店の日」だった。喫茶店の日は1888年4月13日に、東京・上野で日本で初めての喫茶店「可否茶館」が開業したことが由来となっている。 鄭永慶という中国人が、アメリカで体験したカフェを再現したいという想いで、自宅を改造してオープンした喫…
「カラオケ行こ!」(2024)を見る。歌がどうしてもうまく歌えるようにならないといけないヤクザが、変声期に悩む合唱部部長の中学生に歌のレッスンを頼んだ…というストーリー。 「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督がメガホンをとり、テレビドラマ「ア…
「グレート・スクープ」(原題:Scoop、2024)がNetflixの配信で大いに注目されている。 冒頭に、この映画は事実に基づくとあるように、英ロイヤルメンバーのアンドルー王子が、性的人身売買で有罪判決を受けたジェフリー・エプスタインとの関係を問われ酷評…
新海誠監督の「すずめの戸締まり」(2022)を見る。第46回日本アカデミー賞ではアニメーション作品賞を受賞し、第96回アカデミー賞長編アニメ映画賞の出品作となった。 日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる”扉”を閉めていく少女・岩戸鈴芽(すずめ)の解…
「恋する惑星」(原題:重慶森林、1994、香港)を見る。ウォン・カーウァイ(王家衛)監督が本作のプロデューサーでもある盟友ジェフ・ラウと1992年に設立した製作会社ジェットトーン(澤東)の劇場公開第1作。 日本ではまだ有名ではなかったウォン・カーウ…
「ノストラダムスの大予言」(1974)はいまではDVD化もされずに一般的にはほとんど見ることができない。劇場公開時に見ているが、その後は埋もれた幻の作品(「封印映画」)となっている。 そんなわけで、もう見ることはない思っていた作品だが「画質に問題…
誕生日プレゼントとして「四丁目」ブログのギドラさんから、きょう四丁目限定品「ノストラダムスの大予言」(1974、非売品)と香港映画で人気の1本「恋する惑星」(1994)が届きました。ギドラさん、ありがとうございます♪ ■「ノストラダムスの大予言」(1974…
パトリシア・ハイスミスの小説をNetflixでドラマ化した新ミニシリーズ 「リプリー」(原題:Ripley、全8話)がNetflixできょう4日から配信開始された。やるな!Netflix!(笑)。 「リプリー」といえば、映画ファンにはすぐにピンとくるが「太陽がいっぱい」…
「ジョーカー」(2019)の続編「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」(原題:JOKER 2: Folie à Deux)のポスタービジュアルが世界解禁となった。 「ジョーカー」は未曾有の社会現象を巻き起こし、世界興収1,500億円(10億ドル)を突破し、日本でも週末動員ランキ…
Netflix映画「恐怖の報酬」(2024)を見た。「恐怖の報酬」といえば、1953年のアンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の名作、1977年のウィリアム・フリードキン監督によるハリウッドリメイク版(製作費100億円)もあり、どちらも映画ファンから根強く支持され…
「南太平洋」(原題:South Pacific、1958)を再見。アカデミー賞音響賞受賞。他のノミネートは撮影賞、作曲賞。 初見の時の印象はダイナミックなファニタ・ホール(吹き替えミュリエル・スミス)の「バリ・ハイ」の曲など明るいミュージカルの印象だったが…
特集上映「エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2」が4月19日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。 本企画では、モリコーネが音楽を手がけた2作品が上映。 「死刑台のメロディ」(1971)4Kリマスター(英語版)1920年の…
「嘘はフィクサーのはじまり」(原題:Norman: The Moderate Rise and Tragic Fall of a New York Fixer、2016)を見る。アメリカ・イスラエル合作の政治・ドラマ映画。日本での劇場公開は2018年。Netflixでは「NORMAN」のタイトルで配信中。邦題(タイトル…
「エッフェル塔~創造者の愛~」(原題:Eiffel、製作2021、劇場公開2023、フランス・ベルギー・ドイツ合作)を高崎市内のミニシアター、シネマテークたかさきで見る。映画は「高崎映画祭」の上映スケジュールの一環で限定上映。 フランス映画界期待の新鋭マ…
第37回「高崎映画祭」が23日から始まり、きのう24日に授賞式が高崎芸術劇場で開催され参加した。昨年同様、ブログ友のべべちゃん、地元群馬在住で映画音楽に詳しい徳さんとともにランチ、映画、市内散策、授賞式、飲み会など終日、楽しんだ。 イベントの進行…
「あちらにいる鬼」(2022)を見る。直木賞作家・井上荒野が自身の父である作家・井上光晴と母、そして瀬戸内寂聴をモデルに創作したセンセーショナルな小説が原作。 一人の作家をめぐり、その妻と愛人が織り成す、変わった三角関係を瀬戸内寂聴をモデルを描…
クレール・ドゥニの監督作「美しき仕事」の4Kレストア版が、5月31日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次公開されることが決定。先日、日本版オリジナルポスターが到着した。 フランス・マルセイユの自宅で回想録を執筆しているガルーを主…
「007」シリーズの新ボンド役がアーロン・テイラー=ジョンソンに正式オファーがあり、近々署名するというニュースが走った。 「007」シリーズを製作するイーオン・プロダクションズは、最新作のクランクインを年内に予定。15年間ボンド役を務めて降板し…
ドラマ「ジェントルメン」(原題:The Gentlemen、2024)(全8話)の1-4話まで見る。同名タイトルの映画版が面白かったので見た。映画のガイ・リッチー監督が脚本・監督・製作を担っている。犯罪・ギャング映画。 ドラマ版のキャストは、エディ役で主演する…
「桐島、部活やめるってよ」の原作などで知られる朝井リョウ原作の「正欲」(2023)を見る。原作は柴田錬三郎賞を受賞。「正しい欲とは…?」。 監督は「あゝ、荒野」シリーズなどの岸善幸。日本アカデミー賞で「月」などで助演男優賞を獲得した磯村勇斗が、…
第96回「アカデミー賞」で山崎貴監督作「ゴジラ-1.0」が「視覚効果賞」を受賞したことは日本・アジアにとって史上初の、まさに世紀の快挙。 また、長い歴史を持つアカデミー賞の中で、監督として視覚効果賞を受賞したのは「2001年宇宙の旅」のスタンリー・…
第96回アカデミー賞のfpdの予想の結果が出ました。結論から言うと予想した「20部門中17問」を「本命◎」で的中。残り3部門を「対抗◉」で的中、ほぼパーフェクトという結果となりました。出来過ぎ!?(笑)。 fpdの予想は以下の通りです。本命:◎ 対抗:◉(本…