映画全般
映画「6888 郵便大隊」(原題:THE SIX TRIPLE EIGHT、2024)を見る(Netflix)を見る。監督・脚本は「グレイス -消えゆく幸せ-」などのタイラー・ペリー。 第2次世界大戦下にアメリカ陸軍で活動した黒人などの有色人種女性部隊の実話を基に映画化した戦争ド…
「あなたの番です 劇場版」(2021)を見る(Netflix)。映画は、2019年のドラマ版の初回で描かれた年の差カップルの手塚菜奈と翔太の引っ越しの日を起点としたパラレルワールドとして描いている。 クルーズ船で連続殺人事件が起こるが、様々な人物の話を薄っ…
「リアル・ペイン~心の旅~」(ミュージカル・コメディ部門) 第82回「ゴールデン・グローブ(GG)賞」映画部門ノミネート作品が発表された。アカデミー賞の前哨戦ともいわれるが、昨年度の「オッペンハイマー」のような超話題作がなく、今回は混戦模様にな…
「結婚哲学」(原題:The Marriage Circle、1924)を第18回江東シネマフェスティバルで見る。1924年に公開されたエルンスト・ルビッチ監督によるアメリカのサイレント映画。弁士(澤登翠)・楽団(フルート、ギター奏者)付きの上映。 原作はロタール・シュ…
御三家?ついでに、どさくさ記事に紛れて紹介。約20年前に、ブログで数回に分けて紹介した個人的なfpd【洋画ベスト100】を、10年前に再編集、今回2000年代以降も若干追加。 TOP10はほぼ不動。お気に入り映画「ラ・ラ・ランド」などが新規に加わった。 1…
映画評論家・双葉十三郎(1910年10月9日‐2009年12月12日没)の「外国映画ベスト100」に続いて「日本映画ベスト100」もあわせてみてみたい。 「砂の器」「飢餓海峡」「七人の侍」「二十四の瞳」「用心棒」「切腹」「天国と地獄」「幸福の黄色いハンカチ」「マ…
映画評論家・双葉十三郎(じゅうざぶろう、1910年10月9日‐2009年12月12日没)を知っていますか? コアな映画ファンならだれでも知っている人。 双葉十三郎は、2009年に99歳で亡くなるまで、映画評論家の最長老として洋画雑誌「スクリーン」連載の映画評「ぼ…
淀川(ヒッチコックの後ろ) 淀川長治と言えば1966年に始まった「日曜洋画劇場」(当初は「土曜洋画劇場」)の解説者として番組開始から死の前日までの32年間、出演し続けた。 それ以前は、1960年から1963年まで、NETテレビ(現:テレビ朝日)で放送された海…
「スティーヴン・スピルバーグ IMAX映画祭」が2025年1月に全国のIMAXシアターにて公開される。上映されるのは「ジョーズ」「E.T.」「ジュラシックパーク 3D」の3作品。 「ジョーズ」は1975年の日米公開から50周年の節目となる記念上映。また「ジュラシック…
歌手で俳優の中山美穂が6日、自宅で亡くなったことがわかった。54歳だった。死因は急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、体に悪影響をもたらす「ヒートショック」によるものだった可能性もあるという 中山美穂は、1985年にドラマとCDでデビュー。同年…
「室井慎次 生き続ける者」(2024)をMOVIXさいたまで見る。「踊る大捜査線」シリーズの登場人物の一人、室井慎次を主人公とした2部作(第1部は「室井慎次 敗れざる者」)の後編。刑事、捜査ドラマといった描写はほとんどなく、室井の優しい人物像を描く人間…
「Coda コーダ あいのうた」(原題:CODA、2021)はオリジナル版「エール!」(2014、フランス)を見ているので、見逃していたが、せっかくNetflixで配信しているので、陸上トラック三周遅れで見た(今ごろ見た?と突っ込むところではないです。笑)。 家族…
「レディ・オア・ノット」(原題:Ready or Not、2019、劇場未公開)を見る。「ローズマリーの赤ちゃん」などのような悪魔の亡霊に憑りつかれた一族(全員が狂った極悪人!)の恐ろしい儀式に巻きこまれた新婦の生死を賭けたサバイバルを描く。 タイトルは「…
雑誌「BRUTUS」の表紙に「沁みる映画。」として「ニュー・シネマ・パラダイス」のトト少年の写真が出ていたとあれば、”買わない選択肢はない”ので、出かけたついでに書店で購入(880円)。 中身を読んでいくと、全国の映画館に通う映画好きに訊いた「沁みる…
「マディのおしごと ~恋の手ほどき始めます~」(原題:No Hard Feelings, 2023、日本では劇場未公開)は、アカデミー賞女優ジェニファー・ローレンスが主役というので見た(Netflix)。 原題は「別に気にしてないから、とか、悪気はないからね」の意味。邦…
「フレンチスタイルで」 「ローマの休日」 「さらば青春の光」 フランス映画(「フレンチスタイルで」)を見ていたら、バイクの二人乗りが「ローマの休日」を彷彿とさせるものだった。「ローマの休日」でグレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーンが乗るの…
きょう「11月8日」はアラン・ドロン生誕の日。今年8月18日に88歳で亡くなったアラン・ドロンは、89歳を迎えるはずだった。改めてご冥福を祈ります。 www.youtube.comwww.youtube.com www.youtube.com (「仁義」4Kレストア版予告編) www.youtube.com 「パ…
アジア最大級の映画の祭典、第37回「東京国際映画祭」がきのう6日に閉幕したが、クロージングセレモニーで、各部門の受賞作品の発表・授与が行われ、吉田大八監督の「敵」が、最優秀監督賞、主演男優賞(長塚京三)と東京グランプリ/東京都知事賞の3冠を達成…
「フレンチ・スタイルで」(原題:In the French Style、1963)は「海の荒くれ」などのロバート・パリッシュ監督作品。のちの「007 カジノ・ロワイヤル」の5人の監督の一人。ほかに「太陽を盗め」「マルセイユ特急」などがある。主演はジーン・セバーグ。 ス…
音楽プロデューサーで、映画「夜の大捜査線」「ゲッタウェイ」などの映画音楽で知られる音楽界のレジェンド、クインシー・ジョーンズが亡くなった。91歳。 ジョーンズは生前、マイケル・ジャクソン、フランク・シナトラ、レイ・チャールズなど名だたるミュー…
映画「視線」(原題:Watcher、2022、日本では劇場未公開)を見る。夫の仕事の関係で夫の母の出身地ルーマニアに引っ越した女性が、自分はストーカーに狙われているのではと不安と疑念に悩ませられる猟奇サスペンス。衝撃のラストが待っていた。 出演は「と…
ことしは…。 「ゴジラ」70周年:1954年→2024年 「キングギドラ」60周年:1964年→2024年 東京の日比谷・有楽町地区で「第37回東京国際映画祭」が10月28日から11月6日まで開催中。11月3日は映画「ゴジラ」が上映されたのが1954年11月3日であったことから11月3…
「ドント・ムーブ」(原題:Don't Move、2024)は「死霊のはらわた」「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ製作。92分と短くサクッとみられる。 Netflix初登場1位を記録した恐怖サイコスリラー。登場人物が少なく、大掛かりな仕掛けもなく、低予算映画の…
「室井慎次 敗れざる者」(2024)を見る(MOVIXさいたま)。1997年に放送開始され映画版も大ヒットを記録したテレビドラマ「踊る大捜査線」シリーズで柳葉敏郎が演じる人気キャラクター「室井慎次」を主人公に描く映画2部作の前編(後篇は「室井慎次 生き続…
「港区おじさん THE MOVIE -最後の乾杯-」(2018)が現在YouTubeで無料配信中だったので見た。東京カレンダーのWEBドラマ「港区おじさん」を映画化。 元は2017年3月よりスマホ向け1分動画としてスタートし、再生回数4,000万回を突破した人気WEBドラマ「港区…
「アイズ・オン・ユー」(原題:Woman of the Hour、2024)は、「マイレージ、マイライフ」(2009)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたアナ・ケンドリックの初監督作品。Netflixオリジナル映画。 題材と脚本に夢中になったアナ・ケンドリックが、ほ…
「復讐のセクレタリー」(原題: La volante/英題:The Assistant, 2015、劇場未公開)を見る。フランス・ベルギー・ルクセンブルク合作。 息子を交通事故で失ったあの日からすべてが狂い始めた、という衝撃のサスペンススリラー。監督は「17歳の夏」のクリス…
エミー賞史上最多18部門を制覇したドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」の第1話と第2話が、11月16日からの8日間限定で全国の一部劇場(200館)で上映されることが決まった。動画配信だけではもったいないと思っていたので、これは大ニュース!。 真田広之が初主…
「エンゼル・ハート」(原題:Engel Heart, 1987)を見る。原作は“悪魔のバイブル”と評されるウィリアム・ヒョーツバーグの小説「堕ちる天使」。 監督は「ミッドナイト・エクスプレス」のアラン・パーカー。ミステリータッチでスタイリッシュなオカルト映画…
「窓ぎわのトットちゃん」(アニメ、2023)を見る。世界中で愛読されている黒柳徹子のベストセラーの自叙伝を、初のアニメーション映画化。小学校を退学になった少女が、母親が見つけたユニークな学校で過ごしていく日々を描く。 監督は「映画ドラえもん」シ…