2024年も残すところ3週間余りと年末を迎えている。映画、ドラマ(主にネットフリックス)を振り返ると、ネットフリックスのドラマをよく見た1年となった。
ドラマと言っても、テレビでリアルタイムでドラマを見ることはなく、テレビで放送されたドラマのネットフリックス配信だったりネットフリックスのオリジナルドラマが中心だった。
ネットフリックス配信のドラマの中で、印象に残った作品を「マイベスト5」として、いくつか2024年鑑賞記録としてピックアップしたい。
<2024年マイベスト5ドラマ>
www.youtube.com1位:「地面師たち」(全7話、日本)
2位:「ペントハウス」(全96話、韓国)
3位:「極悪女王」(全5話、日本)
次点:「殺人を無罪にする方法」(全15話)
以下、ドラマ・タイトルのみ。
「ペーパーハウス ベルリン」(全8話)「ジェントルメン」(全8話)「サルベーション 地球の終焉」(シーズン2:1話~8話)「次の被害者」(EP1~8)「ナイト・エージェント」(1話~10話)「新宿野戦病院(1話~11話+最終話)「エルピス―希望、あるいは災い―」(EP1~EP10)「シャイロックの子供たち」(1話-4話)「架空OL日記」(1話~10話)「ソロモンの偽証」(WOWOW/第1話~8話+最終話)「正体」(全4話)「モンスター」(1~8話/継続中)「マッドネス」(1話~6話/継続中)
■fpd的ドラマ大賞:「地面師たち」
ワクワクした、おもしろかったドラマとして筆頭に挙げたいのは「積水ハウス地面師詐欺事件」を扱った「地面師たち」。
実際の事件は2017年に起こり、積水ハウスが55億5,000万円をだまし取られたという、大手住宅関連企業がまさか…というトンでもない事件だった。
「地面師」とは「土地所有者なりすまし詐欺」を行う人物を指し、主犯格のもとに仲間として教育係、手配師、なりすまし役、中間業者などの組織で、ターゲットを定めて、土地を住宅会社や開発業者に売りつけるというもの。
ドラマでは、地面師グループの「リーダー」を豊川悦司、「交渉役」を綾野剛、「情報屋」を北村一輝、「手配師」を小池栄子、「法律屋」をピエール瀧、「ニンベン師」を染谷将太、さらにだまされる大手デベロッパー幹部を山本耕史、地面師たちを追う刑事をリリー・フランキーと池田エライザが演じている。
主犯格の人物を豊川悦司が演じているが、紳士的な言葉を使うが、その残忍さは驚くばかり。共演の小池栄子ですら「(トヨエツの存在感は)ぞっとするほど怖い」と語っていたとか(笑)。
ことし1番の面白さというのは折り紙付きで、未見の人にはおススメ。
■fpd的忍耐必須ドラマ賞:「ペントハウス」
全96話という超がつくほど長いドラマ。見始めたら、最後まで見ないわけにはいかなくなり、全96話をものともせずに完走した韓国ドラマ「ペントハウス」。極悪人が何度も倒される目にあうが、その都度策略・謀略・裏切りで立ち直り、まわりを苦しめる展開が延々と続いた。しかし、ラストは「悪の栄えたためしナシ」で終わった。
■fpd的バイオレンス賞:「極悪女王」
「極悪女王」は、地上波での制作・放送は、その過激な暴力ぶりなどから不可能で、ネットフリックスなればこそだった。俳優陣の本気度がすさまじかった。
■fpd的名作リブート賞:「リプリー」
「リプリー」は「太陽がいっぱい」のリメイクで、まったく別バージョンだが「太陽がいっぱい」のアラン・ドロン扮するトム・リプレイ(リプリー)の過去の背景などがドラマでは詳細に描かれている。
■fpd的“黒い”犯罪心理サスペンス賞:「ブラックリスト」
FBIの最重要指名手配犯の一人が、FBIと司法取引をしてFBIが狙うテロリスト、犯罪者逮捕に協力する。
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