JRAは5日「第69回有馬記念」(22日、中山、G1、芝2500メートル)が迫る中、ファン投票最終結果を発表した。昨年の優勝馬ドウデュース(牡5)が断然の1位となった。
昨年の有馬記念に続く連覇が懸かるドウデュースが47万8415票を集めた。これは2022年のタイトルホルダーの36万8304票を更新する歴代最多の得票数となる。
日本全国のファンが投票が山のように積み重なったと言われ、凄まじい集票力を見せた。そのドウデュースは、今年の宝塚記念でも23万8367票を集め、歴代最多の得票数となったが、宝塚記念に続いて2季連続の1位選出となった。
ドウデュースは2021年朝日杯FS、2022年日本ダービー、2023年有馬記念を制した。そして今季初戦の天皇賞(秋)でメジロマックイーン、メジロドーベル、アグネスデジタル、ウオッカ、ブエナビスタ、ゴールドシップに続く史上7頭目の4年連続JRA・G1制覇を達成。
前走のジャパンカップも勝利し、今回の有馬記念のラストランにつなげた。秋古馬3冠制覇となれば、2000年テイエムオペラオー、2004年ゼンノロブロイに続く偉業となる。鞍上の武豊騎手に導かれ、有終の美に向かって突き進む。
■「有馬記念」は12月22日(日)開催。
ファン投票の上位10頭は以下の通り。
【1位】ドウデュース(牡5)…2022年日本ダービー(G1)2023年有馬記念(G1)2024年天皇賞(秋)(G1)2024年ジャパンカップ(G1)優勝。有馬記念は引退レース。有終の美を飾る。
【2位】ダノンデサイル(牡3)…2024年日本ダービー(G1)優勝。秋初戦の菊花賞は6着。大一番へのステップとなるか。
【3位】ベラジオオペラ(牡4)…2024年大阪杯(G1)優勝。上半期の宝塚記念は3着。秋初戦の天皇賞は0秒4差の6着に敗れたが、巻き返しなるか。
【4位】テーオーロイヤル(牡6)…2024年天皇賞(春)(G1)優勝。有馬は万全の態勢が整わず回避。
【5位】ブローザホーン(牡5)…2024年宝塚記念(G1)優勝。一番の目標は有馬記念と意気込む。
【6位】チェルヴィニア(牝3)…2024年優駿牝馬(G1)優勝。
【7位】アーバンシック(牡3)…2024年菊花賞(G1)優勝。鞍上は引き続きルメール騎手。人馬はセントライト記念、菊花賞と重賞を連勝中。年末の大一番に挑む。
【8位】ディープボンド(牡7)…2021年阪神大賞典(G2)優勝。京都大賞典2着だったが、年齢が年齢だけに「昔の名前で出ています」。
【9位】スタニングローズ(牝5)…2024年エリザベス女王杯(G1)優勝。ムーア騎手との新コンビで挑戦。
【10位】ジャスティンパレス(牡5)…2023年天皇賞(春)(G1)優勝。昨年の有馬記念で1番人気ながら4着に沈んだ。3年連続の出走で、雪辱なるか。
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以下、11位リバティアイランド(牝4)、12位ソールオリエンス(牡4)、13位レガレイラ(牝3)(戸崎騎手との新コンビ)、14位ドゥレッツァ(牡4)(右前脚に腫れで有馬回避)、15位タスティエーラ(牡4)となっている。リバティアイランドとタスティエーラは8日の香港カップに出走するため有馬記念は回避か。
このほか、2021年日本ダービー馬・シャフリヤール(牡6)などが参戦を決めている。昨年は5着だった。
8日に特別登録があり、登録馬のうちファン投票の得票数が多い10頭に優先出走権が与えられる。
なお、有馬記念でラストランを迎えるドウデュースの引退式を同日実施する。午後5時10分頃から同競馬場の芝コースで行う。
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「ALWAYS四丁目 ギドラのお城」ブログでは「有馬記念」優勝馬予想クイズを実施する。「四丁目」では、12月19日ごろ発表の予定。
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