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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「The Witch/魔女」(2018、韓国)を見る。壮絶バイオレンス・アクション!

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The Witch/魔女」(2018、韓国)を見る。韓国が得意とするバイオレンス・アクションが炸裂。魔女というよりは超人的女アサシンで、ハイスピードで想像を超えた壮絶なアクションが見る者を釘付けにする。

監督は「新しき世界」(2014)や「隻眼の虎」(2016)といったヒット作を手がけているパク・フンジョン。主演は、これがデビュー作のキム・ダミで、後に大ヒットしたドラマ「梨泰院クラス」で主役を演じている。

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物語はとある研究施設から8歳の幼き乗除ジャユンが逃走するところから始まる。鍵を握るドクター・ペク(チョ・ミンス)や、ペクの指示を受けて動くミスター・チェ(パク・ヒスン)の追跡から逃れ、酪農家の敷地内で意識を失っていたところを夫婦に拾われるジャユン。
記憶を失いながらも実の娘のように育てられて高校生へと成長したジャユン(キム・ダミ)は、家庭のサポートをしながら認知症を患う養母の治療費などを稼ぐためにオーディション番組に出場する。そこで、素晴らしい歌唱力と、あっと言わせる“ある手品”を見せたことがきっかけで、謎の男たちに執拗につけ狙われることになる。

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オープニングで壮絶な皆殺しのシーンがあり、ここからひとりの少女だけが逃げるが、なぜ幼い少女が、大勢の殺し屋たちから追われるのか、謎が続く。
前半の物語自体は、テレビのオーディション番組にジャユンが出演し優勝するなどがあるくらいで平凡に進むが、後半からガラリとテンポが変わる。

追い詰められていたジャユンは、あるときから豹変し、スーパーウーマンとなって、俄然面白くなっていく。正確無比の射撃で、プロ集団の武装チームを“瞬殺”してしまうシーンが圧巻。
画面を見ていて、あっけにとられて思わず声が出そうになるほど、驚きのシーンが続く。そして、やがてジャユンの生い立ちが明らかとなり、舞台はオープニングで描かれた施設へと移り怒涛のバトルシーンへとなだれ込む。
このバトルシーンの迫力は、しいてあげれば、凄腕の殺し屋を描いた「ジョン・ウィック」(2014)以来かもしれない。
映画の最後にタイトルが出て「THE WITCH 第一部 転覆」とあった。ラストシーンでドクター・ペクの姉が登場(双子の姉)。ドクター・ペクは亡くなったが、姉(1人2役)に関わるストーリーが「第二部」で描かれそうだ。

映画「嵐の中で」(2018、スペイン)をみる。SFサスペンス。

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嵐の中で」(原題:Durante la Tormenta、2018、スペイン)をみる。原題は「嵐の間」。監督は「ロスト・ボディ」「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」のオリオル・パウロNetflixオリジナル映画。

ジャンルは、タイムループ、SFサスペンスで、最近のどんでん返し映画のランキングには必ず登場するという一見の価値ある映画。

オススメ映画なので、これから見る人はスルーしてください。

嵐の中で、過去と話せるTVを見つけ、死ぬはずだった少年を助け過去を変えてしまったばかりに、現在の世界が大きく変化しパラレルワールドとなり、自分の人生も大きく変わってしまう女性を描く。殺人事件、夫の不倫、消えた我が子といった複数の世界が描かれる。

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1989年、ベルリンの壁が崩壊した日の夜のイベリア半島。外は嵐がふきあれていた。少年ニコ・ラサルテ(フリオ・ボイーガス=コウト)はビデオカメラで自分のギター演奏を録画していると、突然向かいの家で悲鳴のようなものが聞こえてきた。

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恐る恐る家の様子を見に行ってみると、知り合いのヒルダ夫人(クララ・セグラ)が血まみれになって倒れていた。そして、夫のアンヘルハビエル・グティエレス)が血のついたナイフを持って階段から降りてきた。

それを目撃したニコは逃げる。アンヘルが待てと追いかけるが、ニコは車に衝突。近所の人達や、警察がやってくるが、ニコは亡くなってなってしまう。アンヘルは、ショックでその場にうずくまる。

25年後、看護師のベラ・ロイ(アドリアーノ・ウガルテ)は夫ダビド(アルバロ・モルテ)と幼い娘グロリア(ルナ・フルジェンチオ)とともに、ダビドの友人アイトル(ミケル・フェルナンデス)の近所の家に引っ越してくる。

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そこはかつてニコが住んでいた家で、アイトルはベラたちに25年前の事件について語る。その日の深夜、嵐の中で、テレビアンテナに雷が落ちたせいか、時空にズレが生じ、ベラは古いテレビとビデオカメラを通じて事件直前のニコと対面することになる。

ベラは、ニコに外へ行かないよう忠告する。

ベラが朝、目を覚ますと、病院のベッドに横たわっていた。そしてどうも周りの様子がおかしく、混乱する。自分が脳外科医になっている。夫ダビドが別の女性と結婚していて、自分を知らないという。最愛の娘のグロリアが存在しないのだ。

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(ネタバレ)

ベラは、真実が明らかになる中で、その世界でニコと結婚しているという現実があった。そのためグロリアは生まれてきていなかった。

しかし、ベラはグロリアに会いたい一心で、ニコに過去を変えるように懇願する。嵐の中で、自分が過去にタイムリープした状況になれば、またグロリアのいる世界に戻れると思ったのだ。ニコは、ベラと一緒にいたいと拒むが、ベラが自殺したことで、過去を変えることを決意する。

ベラが目を覚ますと、ちゃんと元通りグロリアがいた。

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喜んだベラだったが、隣人のアンヘルとクララは警察に捕まっていなかった。ベラは、ニコの無念を晴らすためにアンヘルの食肉工場に埋まっている死体を掘り出し警察に通報する。すると、現場にはベラを覚えていないというニコが、捜査担当として現れて自己紹介した。

ベラは「(ニコは)私のことを必ず思い出すわ」と言って微笑んだ。

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現在と過去の話が入り乱れることから、やや戸惑うが、最後には繋がって面白く見られた。1989年当時のテレビ、ビデオカメラ、カセットなどが、今見るとレトロで懐かしい。過去に戻って運命を変える、といった展開は「バタフライ・エフェクト」(2004)にも通じる。

登場人物で、スペイン人はヒゲ男が多いので、誰が誰というのを識別で迷うことがある(笑)。この監督の「ロスト・ボディ」も見なくては。

主な登場人物:
アドリアーノ・ウガルテ(ベラ・ロイ)看護師

■ルナ・フルジェンチオ(グロリア・オルティズ)ベラの娘

■チノ・ダリン(レイラ警部補)

■フリオ・ボイーガス=コウト(ニコ・ラサルテ)

■ハビエル・グティエレスアンヘル・プリエト)隣人

■アルバロ・モルテ(ダビド・オルティズ)ベラの夫

■ミケル・フェルナンデス(アイトル・メディナ)ニコの友人

■ノラ・ナバス(クララ・メディナ)アイトルの母

■クララ・セグラ(ヒルダ・ウェイス)アンヘルの妻

■ミマ・リエラ(マリア・ラサルテ)ニコの母

■アイナ・クロテット(ウルスラアバド)ダビドの元彼女

■アルベルト・ペレス(ロマン)

ベレン・ルエダ(カレン・サルドン博士)小説家

■アナ・ワヘネル(ディマス警部補)

【生誕120年円谷英二展】開催中!「国立映画アーカイブ」(京橋)で11月27日まで

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生誕120年円谷英二」が「国立映画アーカイブ」で8月17日から開催されている。会期は11月27日まで。特撮の神様・円谷英二(1901年7月7日 - 1970年1月25日)がことし生誕120年を迎えた。生誕120年を記念しての円谷英二展で、ゴジラファン、ウルトラマンファンは必見。

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開催の目的などは以下のとおり。

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展示会詳細

会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)(〒104-0031東京都中央区京橋 3-7-6)

アクセス:銀座線京橋駅出口1から昭和通り方向へ徒歩1分 · 都営地下鉄浅草線宝町駅出口A4から中央通り方向へ徒歩1分 

会期:2021年8月17日(火)-2021年11月23日(火・祝)
開室時間:11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)
*毎月末金曜日は11:00am-8:00pm(入室は7:30pmまで)

休室日:月曜日、9月7日(火)~10日(金)、9月26日(日)~10月3日(日)、10月12日(火)~15日(金)は休室です。

観覧料:一般250円(200円)/大学生130円(60円)/65歳以上・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブキャンパスメンバーズは無料。

*料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
*2021年11月3日(水・祝)「文化の日」は、無料でご覧いただけます。

主催:国立映画アーカイブ須賀川市

特別協力:円谷プロダクション

国立映画アーカイブ

独立行政法人国立美術館が運営する、日本で唯一の国立映画機関。「東京国立近代美術館フィルムセンター」から2018年4月に改組し、日本で6館目の国立美術館国立映画アーカイブとして開館した。

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fpdもかつて「京橋フイルムセンター」には、チャップリン特集、フランス映画特集などで通った懐かしい映画の聖地のようなところだ。

イタリア映画特集や、ポーランド映画特集などにせっせと通ったというぴくちゃあさんにとってはまさに自宅の庭のようなところだ。

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映画「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」を再見。

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9人の翻訳家 囚われたベストセラー」(原題:英題:The Translators, 2019)は劇場で見ているが、どんでん返しの映画で度々登場するので、あらためて再見した。

刑務所での冒頭の面会シーンが、後でどういった状況での場面だったかがわかるという、ある程度お決まりの描写。大体ラストシーンが冒頭に来ることが多い。

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ベストセラー作家がペンネームを使っていたが、書いていた人物が、翻訳家の9人の中に紛れ込んでいた!しかも、ほかの翻訳者が一生懸命翻訳中でも、その当人は、居眠りしたりしている(笑)。「七つの会議」の野村萬斎か(笑)。

厳重に管理されていたオリジナルの原稿を早く見つけて結末を知りたいということで、翻訳依頼者(出版社社長)が電車で帰途の際に、仲間たちと原稿のカバンをすり替えて、日本製の超高速コピーマシンでコピーする、時間との戦いはスリリングだった。

コピーが終わって高架線の地下鉄を追う車(タクシー)が、カバンの持ち主が下車するまでに間に合うのか・・・。このあたりは「フレンチ・コネクション」の追跡アクションシーン並みだった。

が、が、が、が・・・すり替えたカバンを元に戻すというスリリングな展開だったが、結局、間に合わなくても問題はなかった。一連の行動は、原作者が翻訳仲間たちを信じ込ませるものだった。「スティング」並みの大芝居だったのだ。

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9人の翻訳家のうち、ひとりの女性は首吊り自殺をし、もうひとりも殺されたりと、たかが翻訳されど翻訳が命懸けとは・・・。特殊すぎる環境で、やや異常な世界が描かれる。以上

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fpd.hatenablog.com



【プレゼント】ギドラさんからBD(「屋根の上のバイオリン弾き」)ほか届く。

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(ショック:記事が消えてしまい再度、作り直ししました。)

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5月下旬から3ヶ月あまり、ギドラさんの「影武者」としてfpdが代行しましたので、その返礼でいただきました。ギドラさん、ありがとうございました。

屋根の上のバイオリン弾き」は以前DVDを頂いていましたが、今回は思いがけず「BD」版でした。ドロン生誕祭は第2回のディスクにカラーレーベルを付けてもらいました。

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ことし第9回ドロン祭シネマライブが11月7日(日)12:30〜銀座タクトで開催されます。既にこのブログでもお馴染みのブロガーさんたちが数名以上参加しますよ。まだ、参加枠(最大50名)はあるようですから、参加したことのない人は、この機会にどうぞ。

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屋根の上のバイオリン弾き」はアカデミー賞で10部門近くノミネートされ、3部門を受賞したミュージカルの名作fpdのオールタイムベスト10の1本

有楽座で公開時に観た映画で、大感動した映画。その時のパンフがなぜか手元にある。

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映画「オープニング・ナイト・ロング」(原題:Opening Night, 2016)をみる。

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オープニング・ナイト・ロング」(原題:Opening Night, 2016)をみる。

ミュージカル舞台初日を迎えた舞台監督ニックと俳優とスタッフたちをめぐる舞台裏の様子をコメディタッチに描いている。ネットフリックスによるミュージカル映画

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ハーパー・リー劇場のミュージカル初日。舞台監督のニック(トファー・グレイス)は初日の重要さを身に染みて感じていて、絶対成功させたいと願う。しかし、個性的な俳優やスタッフたちは、ニックの気持ちにおかまいなしにわがままをふりまく。

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舞台裏はてんてこまいの状態。最近、舞台女優のクロエ(アロナ・タル)と破局したばかりのニックは、まだクロエのことを引きずっている。そんな中、クロエが他の男と一夜を過ごしたと聞かされる。大事な初日に集中しようと思ってもなかなかできない。

そうこうしている内に舞台が開演。滑り出しは順調だった。しかし、ヒロイン役のブルック(アン・ヘッシュ)が大道具のスタッフのミスによって、脳しんとうを起こしてしまう。舞台に出るのは不可能となり、クロエが急遽抜擢されることになる。

クロエは完璧に歌い上げ拍手喝采が起こる。仲間たちからも賞賛の声があがるのだった。

ブルックは長年舞台女優を続けており、昔の栄光にしがみついている人だという認識が周りからあった。クロエというニュースターが出てきたことにみな喜んでいた。

意識を取り戻したブルックはクロエに語る。「今は若くて楽しいかも知れないが、舞台女優であり続けても、結果私のように心が廃れる」。これを聞いたクロエは舞台の途中だったが、このまま女優を続ける意味はないと感じ、降りることにした。ニックは必死で止めえうが、クロエはニックの過去について語り始めた。実はニックは元ミュージカル俳優だったが、あることをきっかけに舞台俳優に嫌気がさし、今は裏で舞台を支える役目をしている。

クロエはそれを逃げていると感じていた。そんな人に説教されてもクロエの心には響かない。クロエが去ってしまったことに落ち込むニック。俳優やスタッフのわがままに対して、強く当たってしまう。

そして、上演の途中にも関わらず、ニックは舞台に上がり昔のように歌い始めた。最初は観客もなにごとかとシーンとしたが、周りも少しずつニックの気持ちを受け止め始め歌い踊りだす。

その姿を客席の方から見ていたクロエは思わずニックの胸の中へと飛び込んだ。

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ブロードウエイ・ミュージカルの新作の舞台裏ということで期待したが、代役舞台で歌ったクロエの歌が良かったが、ストーリーも構成もイマイチのB級作品。

映画「ジェクシー! スマホを変えただけなのに」(原題:Jexi、2019)をみる。

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ジェクシー! スマホを変えただけなのに」(原題:Jexi、2019)をみる。出演は「マイ・インターン」のアダム・ディヴァインと「ANNIE/アニー」のローズ・バーンなど。スマホ依存の青年がスマホAI(人工知能)「ジェクシー」に振り回される姿を描くコメディ。

孤独な男とOSのラブコメを描いた「her/世界でひとつの彼女」(2013)に近い内容。ベビーカーの赤ん坊から老人までスマホを手から離さない光景は、中毒のようでブラックコメディと言えなくもない。

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ポップ・カルチャーについての記事を書く職場で働いているフィル(アダム・ディヴァイン)は、スマホ依存症に陥っており、恋人どころか友人がひとりもいなかった。

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そんなある日、フィルはスマホを破損してしまい新しいスマホに買い替えた。そのスマホにはジェクシーという人工知能が搭載されており、フィルは当初彼女の指示に振り回されていたが、徐々に彼女の指示に従って生活を改善していった。

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その結果、フィルはスマホ依存から脱却し、ケイト(アレクサンドラ・シップ)という恋人もできた。

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ところが、ここで一つ問題が発生した。ジェクシーがフィルに構ってもらえないことに不満を抱き、嫉妬心からか、異常な言動を連発するようになったのである。

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ケイトのまえに、イメチェンしてまともになった元カレが現れて、一緒にブラジルへ行こうとケイトと寄りを戻すのか、ケイトはフィルを選ぶのか・・・。

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スマホを変えただけなのに」は「スマホを落としただけなのに」にあやかったタイトル。スマホの音声アシスタントの「アレクサ」は、ユーザーの希望を聞いてくれるが「ジェクシー」は、ユーザーに逆に命令をして支配しようという人工知能だった。

暗証番号、銀行口座など全ての情報をジェクシーに知られることになり、プライベートの生活もすべてが丸見え。感情を持っていて、言葉も乱暴になることもある。

嫌気がさした主人公がスマホの機種を変えても、ジェクシーが現れて、追いかけてくるところが怖い。もう完全なストーカーだ(笑)。

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まさかのお下劣シーンなどがあって騒動になるが、フィルの上司のマイケル・ペーニャ(「オデッセイ」「運び屋」)や、スマホ店員のワンダ・サイクス(「バッド・ママ」)といった脇役が見所で笑わせる。

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小ネタも面白い。新聞社で、上司が社員に毎日、呪文のような言葉を強要したり、反響のあるような記事タイトルが思い浮かばないといった人間は「ショムニ」のような掃き溜め社員が集まる地下の閑職へと追いやられてしまう。

フィルも一時そこに異動させられるが、周りは、よぼよぼじいさんなどで溢れていた!(笑)。フィルはそこから抜け出せるのか・・・?

何も考えずに気楽に見るには最適。

主な登場人物:

フィル: アダム・ディヴァインスマホ依存症の青年。

ジェクシー: ローズ・バーン(声のみ):スマホのAI。

ケイト・フィネガン: アレクサンドラ・シップ:フィルが一目惚れした女性。

カイ: マイケル・ペーニャ:フィルの会社のボス。

ブロディ: ジャスティン・ハートリー:ケイトの元カレ。

クレイグ: ロン・ファンチズ:フィルの同僚。

エレイン: シャーリン・イー:フィルの同僚。

デニース: ワンダ・サイクススマホ売店の店員。

キッド・カディ: 本人:人気ラッパー

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