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映画「6888 郵便大隊」(原題:THE SIX TRIPLE EIGHT、2024)を見る。感動的な実話。

映画「6888 郵便大隊」(原題:THE SIX TRIPLE EIGHT、2024)を見る(Netflix)を見る。監督・脚本は「グレイス -消えゆく幸せ-」などのタイラー・ペリー。

第2次世界大戦下にアメリカ陸軍で活動した黒人などの有色人種女性部隊の実話を基に映画化した戦争ドラマ。有色人種女性によって結成された郵便管理大隊が各地で任務を遂行する様子が描かれている。

指揮官を「ジャンゴ 繋がれざる者」などのケリー・ワシントンが演じる。共演はエボニー・オブシディアン、ミローナ・ジェマイ・ジャクソン、サム・ウォーターストンオプラ・ウィンフリーなど。

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第2次世界大戦下のアメリカ。アメリカ陸軍婦人部隊所属の有色人種女性から成る部隊が、海外での任務を命じられる。チャリティー・アダムズ大尉(ケリー・ワシントン)率いる郵便管理大隊は、人種差別や性差別、過酷な労働環境などを乗り越え、誇りを胸に戦地に希望を届けていく。 

      鬼教官かと思いきや、すべては信念からだった…。

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第二次大戦中、アメリカでは有色人種からなる女性部隊が存在し、過酷な訓練が行われている…というところから始まるので「フルメタル・ジャケット」のような鬼教官が登場して徹底してしごくスパルタ映画かと一瞬思わせる。

この部隊にあるミッションが与えられてヨーロッパに出向くことになる。
そのミッションというのは、現地に派遣されたアメリカ兵に家族から送った手紙の返事がなく、どうなっているのかといった苦情が多数軍隊に寄せられていたことから、郵便物を兵士に届けるというものだった。 

 

家族や恋人からの手紙は、生きる活力になり、モチベーションの向上になることや、兵士から状況を知らせるために家族などへの手紙を持ち帰るというものだった。

女性部隊が現地につくと、部隊全員が愕然とする。手紙の類はすべて膨大な数の袋詰めにされて放置されていたのだった。

これらの仕分けは困難を極めるものだった。同姓同名の人物の場合の処理(あらゆる可能性を考慮)などもその一つだった。しかも、戦地を移動する兵士に対して、どのように渡すのか…。

様々な工夫で、丁寧に仕分けしていくのだが…。
アメリカ陸軍婦人部隊に所属する隊には、アメリカ軍も期待はしていなかった。兵士の家族たちに対する体裁を見せるものだったのかもしれない。

ところが実際に派遣された隊の大尉である責任者は、現地の上司が無駄なことと一蹴することに対して、軍法会議にかけられるリスクを冒してまで、確実に兵士に届けるべきだと進言する。

そして、ついに現地とアメリカの相互で、手紙の受け取りが可能になったのだ。6888 郵便大隊と呼ばれる一行が帰国すると、軍の兵士たちは、郵便大隊に対して敬意をもって出迎えるのだった。

なかなか感動的なストーリーだった。Netflixならではの大掛かりなスケールで描かれている、

最後に、この映画の主要な登場人物の本人たちが登場するシーンがある。また、実際の6888 郵便大隊の映像シーンも流されていた。

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ダンスシーンもよかった。

■おススメ:☆☆☆☆

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