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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

【映画音楽】「鉄道員」(1956)オリジナル・サウンド・トラック(OST)の魅力。

鉄道員」(1956)のサウンドトラックは心に染み入ります(笑)。映画のテーマは「一生懸命」生きるということ…。

ストーリーテラーである末っ子のサンドロ(エドワルド・ネヴォラ)のかわいらしさも大きな見どころ。この映画でシルヴァ・コシナが女優として有名になった。

 

戦後のイタリアが舞台。鉄道機関士の頑固者の父。そんな父に反抗する兄と姉、すべてを優しく包み込む母という家族。そんな一家を年の離れた幼い末っ子サンドロの純真な目線で描く、暖かく、そしてほろ苦いドラマ。

父の横暴に兄は不良化、姉は家出。そんな中、機関車の運転中に飛び込み事故が起きてしまう。子供の事、仕事の事、日々の暮らし。自分を悩ませるもの、しかしその全てを父は一生懸命に愛している。

母はそんな父を全力で支える。全ての登場人物が「懸命」に人生を生きている。胸が暖かくなる作品。

 

 

<主な出演者> 
シルヴァ・コシナ(Sylva Koscina, 1933年8月22日-1994年12月26日、61歳没)クロアチア(旧ユーゴスラビア王国)の女優。ザグレブ出身。

1956年にピエトロ・ジェルミ監督の「鉄道員」の長女・ジュリア役に抜擢されて映画女優人生が始まった。その後はイタリアのみならず、アメリカ・ドイツ等の映画に出演し国際派映画女優として活躍。

主な出演作品:「芽ばえ」(1957)「魂のジュリエッタ」(1965)「ネレトバの戦い」(1969)「マルキ・ド・サドのジュスティーヌ」(1969)「要塞」(1970)「黄金の七人 1+6 エロチカ大作戦」(1971)。

エドアルド・ネヴォラ、1948年2月23日ローマ生れ(現在75歳)。「鉄道員」の末っ子の少年サンドロの愛くるしさが話題となり人気を得た。
主な出演作品:「わらの男」(1957)「旅路はるか」(1959)「無敵の闘士」(1964)。

ルイザ・デラ・ノーチェ(1923年4月28日‐2008年5月15日、81歳没)
モデル出身。「鉄道員」で母親サーラを演じサン・セバスチャン映画祭で女優賞を受賞。

主な出演作品:「わらの男」(1957)「魂のジュリエッタ」(1965)「荒野の口笛奏者」(1967、日本未公開)

 

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