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<span itemprop="headline">映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」(2014)</span>


 
ニシノユキヒコの恋と冒険」(2014)を見た。
この映画にも出演している阿川佐和子の番組「サワ子の朝」で、以前主演の竹野内豊が、この映画について語っていたので、見てみた。
 
芥川賞作家・川上弘美の連作短編集を映画化したラブストーリー。
美男で仕事も順調、女性の扱いもうまい究極のモテ男だが、必ず相手から別れを告げられる主人公を竹野内豊が切なく演じる。メガホンを取るのは、「人のセックスを笑うな」が好評だった井口奈己
 

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女にモテモテの男・ニシノユキヒコ(竹野内豊)だが、フラれてはモテての繰り返しで、なぜか、結局女性はみな去ってしまうというストーリー。
 
ササキサユリ(阿川佐和子)が、ニシノから聞いた、過去の女性たちとの関係などを夏美(麻生久美子)の娘・みなみ(中村ゆりか)に語る形で、女性関係が浮き彫りにされていく。
 

 
10年前に恋に落ちたのは人妻の夏美(麻生久美子)。
みなみという5歳の娘のいる女性。みなみが中学生になったころ、ひょっこりとユキヒコが現われるが、それはなんと亡くなってしまったユキヒコの幽霊だった。みなみだけには見えるのだが、夏美とユキヒコは生前約束していたらしい。「亡くなったら、夏美の前に現れる」と。
 
夏美によると、「すべての目の前にいる女性の欲望を見通すことができる」からユキヒコのところに女性が寄っていくと分析していた。しかし、なぜかうまくいかないのだという。
 

 
3歳年上の会社の上司マナミ(尾野真千子)は、ニシノがかつての恋人カノコ(本田翼)と二股に近い関係を持っていると知りながらも彼と関係を結んでしまう。マナミは、仕事中のパソコンの前で口紅を直したり、思い出し笑いをしたりするが、演じる尾野真知子の一人芝居が実にうまい。
 
カノコは、ユキヒコとはいったん別れたのだが、伊香保温泉にユキヒコと出かけるが、ユキヒコは「もう終わったんだよ」というのだが、「(昔に)戻れなくてつまらない」とか未練があり、二人で”大バカだと思う”と笑う。
 

 
そんなある日、彼のマンションの隣に住む昴(成海璃子)とタマ(木村文乃)も、ひょんなことからニシノと繋がりを持つ。そして、料理教室でニシノに出会った主婦ササキサユリ(阿川佐和子)も彼のとりこになった。昴とタマは、猫と、女同士で同居しており、そこにユキヒコが割り込んでくる格好。
 

 
彼の周りにはいつも魅力的な女性たちがいて、ニシノは彼女たちの欲望を満たし、淡い時を過ごす。しかし、女性たちは最後には必ず自らニシノのもとを去ってしまうのだった。
 
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イケメンでモテモテでいいような気もするが、交通事故であっけなく死んでしまい、葬式には関係を持ったかつての女たちがそろって参加。
 
 
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