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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

邦画 1940-2000年代

<span itemprop="headline">映画「新・サラリーマン専科」(1997)シリーズ第3作。</span>

「新・サラリーマン専科」(1997)を見た。映画「サラリーマン専科」は、東海林さだおの漫画をベースとした映画で、これまでに3本製作されている。3作品とも、松竹「男はつらいよ」と2本立てのセットで公開されている。「新・サラリーマン専科」(1997)…

<span itemprop="headline">映画「アイデン&ティティ」(2003)</span>

「アイデン&ティティ」(2003)という日本映画を見た。原作はみうらじゅんのコミックで、脚本は、クドカンこと宮藤官九郎。俳優の田口トモロヲの初監督作品。ロックに夢中になる青年を中心とした青春映画。クドカンも現在のようなシャープさがなかったよう…

<span itemprop="headline">映画「サラリーマン専科 単身赴任」(1996)</span>

東海林さだおの漫画を原作とする「サラリーマン専科 単身赴任」(1996)を見た。「サラリーマン専科」はシリーズとして3作品が製作されたがいまだDVD化されていないようだ。東海林さだおの漫画は、週刊誌等で時々斜め読みしていたが、サラリーマンの悲哀をユ…

<span itemprop="headline">映画「ラッシュライフ」(2009)</span>

数年前の映画だが堺雅人、寺島しのぶ、柄本佑(たすく)ら、今では演技派の代表格ともいわれる役者が出ているので「ラッシュライフ」(2009)という映画をDVDで見た。映画の感想は、一言でいえば”最悪”。映画によっては、こんな失敗作もあるということが分か…

<span itemprop="headline">映画「GO」(2001):日本アカデミー賞を席巻。柴咲コウ出世作。</span>

その年の映画賞を独占した作品としてタイトルだけは知っていて、気になっていた映画「GO」(2001)を見た。 前年に「バトル・ロワイヤル」で映画デビューした柴咲コウの本格主演映画で、柴咲コウが、日本アカデミー賞の新人賞、最優秀主演女優賞を受賞するな…

<span itemprop="headline">映画「醜聞(スキャンダル)」(1950)</span>

黒澤明監督作品として未見作品だった「醜聞(スキャンダル)」(1950)を見た。昨年亡くなった山口淑子(李香蘭)の出演作品でもあり、追悼となった。 三船敏郎が、まだ若く、のちの作品のような豪快な面はなく、バイクが趣味で、”絵かき”で、自分のことを…

映画「日本海大海戦」(1969):三船敏郎が東郷平八郎。

「日本海大海戦」(1969)を見た。 今年は、終戦70周年ということで、戦争を描いた作品がテレビなどで放送されているようだ(本作品もBS-TBSで放送された)。 「日本海大海戦」は、「東宝8・15シリーズ」の第3作とされる。 前2作と異なり日露戦争が題材。…

<span itemprop="headline">映画「バトル・ロワイヤル」(2000)</span>

深作欣二監督の「バトル・ロワイヤル」を2000年末の公開から14年の時を経て、ようやく見た。 この映画に登場する42人の中学三年生役は、6,000人のオーディションの中から選ばれたといい、この中には、栗山千明、柴咲コウ、藤原竜也など、後に活躍して…

<span itemprop="headline">オススメ映画③:「交渉人 真下正義」(2005)</span>

「交渉人 真下正義」(2005)は、邦画の実写映画としては、歴代ベスト3には入る「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ作品だが、シリーズで最初にこの作品を劇場で見たので、インパクトが大きい。 真下正義(ました・まさよし)を演じるユースケ・サンタマ…

<span itemprop="headline">映画「渋谷区円山町」(2007)</span>

「渋谷区円山町」はコミックベースの映画化作品。 前半と後半とそれぞれ別々のストーリーのオムニバスだが、共通するのは、ラブホテル街で知られる道玄坂先の円山町(まるやまちょう)を舞台にした女子高生のほろ苦くも”健全な”青春ストーリー。 主演は、最…

映画「日本のいちばん長い日」(1967)

「日本のいちばん長い日」が、終戦70年を記念して、来年リメイクされるというので、オリジナル版を見た。これは全ての人にオススメの作品だ。 ポツダム宣言(日本の無条件降伏)受諾をめぐる重厚なドラマで、1945年8月15日正午の玉音放送(天皇陛下による…

映画「サッド・ヴァケイション」(2007)

「サッド・ヴァケイション」(2007)は、青山真治監督による「Helpless」(劇場デビュー作)「EUREKAユリイカ」に続く“北九州サーガ”の三部作の最終作品。 「EUREKA ユリイカ」が、映画評論家、ライターなどのアンケートで「21世紀の日本映画ベスト10」の…

<span itemprop="headline">映画「熱海殺人事件」(1986)</span>

「熱海殺人事件」(1986)は、つかこうへいの代表的舞台の映画化。監督は、新人でこれ一本しか劇場映画を撮っていない高橋和男。映画は、舞台を映画化したようだが、評価は散々だったようだ。外国の「XX殺人事件」などと比較されてしまうと、トンデモな…

<span itemprop="headline">映画「飢餓海峡」(1965) :若き刑事(高倉健)が犯人を追い詰める。</span>

「飢餓海峡」(1965)は、何度もテレビでも放送されていたが、途中の断片は見ていたが、今回初めて見た。3時間2分(完全版)。 とある事件によって大金を手にした男と、男を一途に愛し続けた女。この2人が辿る悲劇的な運命を、戦後の混乱期を背景にダ…

<span itemprop="headline">映画「ホタル」(2001): 高倉健主演。</span>

高倉健追悼番組としてNHKBSプレミアムで放送された「ホタル」(2001)を見た。この映画は、「鉄道員(ぽっぽや)」の降旗康男監督と高倉健がタッグを組んだ重厚な人間ドラマで、東映創立50周年記念作品でもあった。助監督として佐々部清(「半落ち」)の名…

映画「EUREKA ユリイカ」(2000)

「EUREKA ユリイカ」は青山真治脚本・監督による2000年の日本映画。 この映画は、タイトルは知っていたが未見だった。 「AERA MOVIE ニッポンの映画監督」というムック本(アエラムック2008)で、映画プロ選出の「21世紀の日本映画ベスト10」の1位にラン…

<span itemprop="headline">映画「ボクの女に手を出すな」(1986):小泉今日子主演。</span>

「ボクの女に手を出すな」(1986)は小泉今日子主演映画の第2作目の作品。撮影時、小泉今日子は20歳だった。現在48歳、今のほうが断然輝きがある。 タイトルだけ見ると、フランス映画「現金(げんなま)に手を出すな」のようなギャング映画を期待…

映画「時をかける少女」(1983):原田知世デビュー作。

「時をかける少女」(1983)予告編 「時をかける少女」(1983)を公開から30年の時を経て、”時をかける”fpdが見た。「転校生」を気に入った角川春樹が、大林宣彦監督と組んで、角川がポケットマネー1億5,000万円を投じて、誰が見なくても…

<span itemprop="headline">映画「恋愛寫眞」(2003)松田龍平、広末涼子主演。</span>

日本とニューヨークを舞台にしたラブストーリー「恋愛寫眞」(2003)を見た。「寫眞」は旧字体の「写真」だが、映画のことだという。正式タイトルは「恋愛寫眞Collage of Our Life」。監督は「トリック劇場版」「20世紀少年」シリーズなどの堤幸彦。 今か…

<span itemprop="headline">映画「CASSHERN」(キャシャーン)」(2004年):見始めたが・・・。</span>

「CASSHERN」(キャシャーン、2004)を見始めた。だが、2時間20分ほどの映画だが、新細胞の研究発表の始まりから、異様な雰囲気が漂い、あまりにも内容が暗く、テンポも遅く、見るのが苦痛・退屈・眠くなりついて行けず、1時間見て、途中で中止した…

<span itemprop="headline">映画「華の乱」(1988):吉永小百合、松田優作主演。</span>

吉永小百合主演の「華の乱」(1988)を見た。ブログをはじめるまでのおよそ30年間、日本のトップ女優と言われながらも、あまりにも完璧な優等生タイプの吉永小百合の映画はあえて避けてきたといってもいいかもしれない。 全く見なかったわけではなく、代…

<span itemprop="headline">映画「スウィングガールズ」(2004):2回目。</span>

「スウィングガールズ」(2004、Swing Girls)を昨日、スカパー!(無料)で放送していたので、演奏コンテストのジャス演奏が感動的だったので、再見した。 脚本・監督は矢口史靖。 セリフは、ほとんど山形弁(置賜弁)。「ジャズって、おじさんがやるもん…

<span itemprop="headline">映画「鉄人28号」(2005)</span>

漫画家・横山光輝原作の日本最古の巨大ロボット漫画「鉄人28号」が初めてアニメ化されたのは、東京オリンピックの前年の1963年(昭和38年)。白黒アニメ(全84話)がフジテレビ系で放送された。 スポンサーは江崎グリコ・グリコ乳業だったが、主題歌の歌…

<span itemprop="headline">映画「転校生ーさよならあなたー」(2007)</span>

「転校生-さよならあなた-」(2007)を見た。オープニングから斬新な映像で驚かされる。 大林宣彦監督の「転校生」(1982)のリメイク作品である。「転校生」は、山中恒の児童文学「おれがあいつであいつがおれで」の映画化作品。「転校生」「時をかける少…

<span itemprop="headline">映画「リリィ・シュシュのすべて」(2001)</span>

「リリィ・シュシュのすべて」(2001)をついに見た。「リリィ・シュシュ」にまで、食指を伸ばすとは、fpdも映画の守備範囲が広い(笑)。それも中学生たちが主役で、いじめ、万引き、恐喝、暴行、援交、リンチ、自殺、そうしたドロドロが描かれている…

<span itemprop="headline">映画「HAZARD ハザード」(2002制作、2006公開)</span>

女子高生の数十人が手をつなぎあい一斉に駅のプラットフォームから線路に飛びこむ衝撃的な「自殺サークル」の奇才・園子温監督が、当時(製作時2002年)まだ無名に近かったオダギリ ジョーを主演に迎えた映画「HAZARD ハザード」(制作2002年、公開2006)を…

<span itemprop="headline">映画「危険な女たち」(1985、野村芳太郎監督):アガサ・クリスティ原作。</span>

「危険な女たち」(1985)は、アガサ・クリスティの推理小説「ホロー荘の殺人」をもとに、竹内銃一郎と古田求がシナリオを執筆、「砂の器」の野村芳太郎がメガホンをとったミステリー。 石坂浩二が事件の謎を探る推理作家に扮し、金田一耕助ばりの活躍…

<span itemprop="headline">映画「俺たちに明日はないッス」(2008):タナダユキ監督。</span>

今や女流監督として「四十九日のレシピ」(2013)などで映画ファンに人気のあるタナダユキ監督の作品を初めて見たのは「百万円と苦虫女」(2008)だった。「百万円と苦虫女」で第49回日本映画監督協会新人賞を受賞、注目された。 「俺たちに明日は…

<span itemprop="headline">映画「ストロベリーショートケイクス」(2006)</span>

「ストロベリーショートケイクス」(2006)を池脇千鶴が出ていたのでみた。女性のコミックが原作のようで、女性が感情移入できる映画かもしれない。 デリヘル嬢や、イラストレーター、フリーターなど、4人の独身女性の悩みなどの日常を描いた、ちょっと痛い…

<span itemprop="headline">映画「ちゃんと伝える」(2009):園子温監督作品の普通の一家の話。</span>

園子温監督の「ちゃんと伝える」(2009)を見た。園子温監督というと、この映画の後に撮った「冷たい熱帯魚」などに代表されるように、過激でエロ・グロ・バイオレンスのイメージが先に立つが「ちゃんと伝える」は、まったく静かにゆったりと流れる映画で、…