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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「ストロベリーショートケイクス」(2006)</span>


 
ストロベリーショートケイクス」(2006)を池脇千鶴が出ていたのでみた。
女性のコミックが原作のようで、女性が感情移入できる映画かもしれない。
 
デリヘル嬢や、イラストレーター、フリーターなど、4人の独身女性の悩みなどの日常を描いた、ちょっと痛いといったストーリー。ちょっと過激なシーンもあり、15+作品。
 
デリヘル店”Heaven's Gate”の電話番として働く里子(池脇千鶴)は、恋の訪れを待ちわびる毎日を送っていた。そんな里子が憧れるデリヘル嬢の秋代(中村優子)は、同級生の菊地(安藤政信)に思いを寄せながらも恋心を伝えられないでいた。
 

 
一方、ふたりで同居するOLのちひろ中越典子)とイラストレーターの塔子(岩瀬塔子)もそれぞれ日々に悩んでいて……(Yahooより)。
 
・・・
「贖罪」「凶悪」などで、その存在感を見せつけた池脇千鶴だが、「ストロベリー~」では、髪を三つ編みにしているせいか、中学生といっても通るような子供っぽさが残る。いつも眠そうな表情で、ややダサい印象だ。
 

 
小型バイクを乗り回し、タバコを吸ったり、缶ビール(いつもキリンビール)を飲んだりしている、ごく普通の若い女性。
 
この映画での子供っぽさ、魅力のなさから見ると、池脇千鶴のこの数年間の女優としての変貌ぶりには驚かされる
 
ある日、電話番のアルバイト・里子は、デリヘル店長から、「ウリのほうをやってみるか?」と突然言われ「めっそうもないです」と断るが、あるときに、店長からデートに誘われる。なんと「妻と別れるつもりだ。好きな人ができた。」「結婚してたんですか?」「君だ」と告白され・・・。
 
里子は、アパートでは、店長、死ね」と祈っていたのだが、「取り消すことにした」。
しばらくして、事務所で、退職することになった里子は、退職金などをもらって事務所を出ようとする。すると、店長が突然、里子を押し倒し、里子が抵抗・・・。そこに、デリヘル嬢の一人・秋代が戻り、里子は急いで表に出て行ってしまう。
 
秋代のセリフは、ホテルで客と会うときの、最初の決まった一言と同じだった。
 
チェンジなさいますか?”(笑)だった!
 
時代背景は、2000年ごろか。小型テレビは、ずんぐりしたブラウン管式。
小さな神棚のような箱の隣には、石ころと「マーブルチョコレート」が置いてあった。里子が四角い石ころを拾って、大事に棚に置いていたのだ。それに願い事を語りかけたりしていた。
 
秋代は、菊池に「もしもし、私だけど・・・」といつも電話する。
居酒屋で、菊池が秋代に「もしもし私だけどはやめてくれ」というと、「誰だかわからないような女が大勢いるのか」(笑)と皮肉っぽくいい返す。
 
イラストレーターの塔子は、出版社から、何回も絵の書き直しを要求され、落ち込む。「自分の描いた絵が大切なだけ」だったが、泣きながら謝れば、何百枚でも描いてやる、と思う。
 
店をやめた里子は、以前、中華料理店に行ったことがあり、そこの中国人が日本語が話せず、「日本語ができる人募集」の案内があったのだが、そこで働いていた。「はい、毎度ありがとうございます。ヘブンズ・ゲイトです。」から「はい、来々軒でございます。」に代わっていたが、その明るい元気な声は変わらなかった。
 
・・・
ルームメイトだったちひろと塔子は、別々に住むことになるが、お互いに「(相手が)嫌いだった」というのだが、ちひろを見送る塔子が握手。見送るはずの塔子も、電車のドアが閉まり電車の中。いつの間にか、二人は海岸に。
そこで、”ストロベリーショートケーキ”を食べる光景が・・・。
 
石などいろいろなものを神様として願い事をかけてきた女性たちだったが、最後には、「神様なんか必要ないね」と吹っ切れたようだ。
 
海辺で、里子が一言。
 
恋でもしたいっすね」。
 
 
 出演者はほかに趙民和(長・たみやす)など。

★★
 
 
 
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