fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">オススメ映画③:「交渉人 真下正義」(2005)</span>


 
交渉人 真下正義」(2005)は、邦画の実写映画としては、歴代ベスト3には入る「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ作品だが、シリーズで最初にこの作品を劇場で見たので、インパクトが大きい。
 
真下正義(ました・まさよし)を演じるユースケ・サンタマリアは、それまでのテレビのイメージでは、チャラ男といった印象だったが、この映画では本格的な主演を演じて、引き込まれた。
 
日本では珍しい警察内部の組織の交渉人という職種。
正確には、警視庁刑事部交渉課準備室・課長(ネゴシエーター) 警視という役職。
 
東京トランスポーテーションレールウェイ(TTR)の最新鋭試験車両クモE4-600(通称「クモ」)が何者かに乗っ取られ地下鉄網を暴走し始める。犯人が、大胆不敵にも、交渉相手として、交渉人・真下を指名・挑戦してきたのだ。犯人が、真下の活躍をテレビで見て知っていたからだった。
 

 
TTR総合司令室にやってきた真下と、TTR司令室の面々との犯人への対応をめぐっては方針の違いがあるが、真下は、断固として、自分のやり方を通す。
 

                   犯人を刺激しないように、友人のように語りかける真下。
                 それを苦々しく思い後方に控えるTTR司令室の面々。
 
直球ストレートで、犯人に一言しゃべった言葉がゾクゾクして、痺れた!。
 
     ”爆弾積んでるよね?”
 
犯人は、映画に詳しい知能犯(笑)。
犯人がヒントを出してくる。

「真下さん。”ジャガーノート”っていう映画知ってる。」といった具合。
電話を受けながら、パソコンで、”ジャガーノート”を検索する真下。
 
この映画「ジャガーノート」のクライマックスでは、主人公が爆弾を処理する最終段階で赤のリード線と青のリード線が残され、一方のリード線を切断すると無力化出来るがもう一方のリード線は切るとブービートラップで爆発するため、どちらか一方のみを切断する選択を迫られることになる。「交渉人 真下正義」では、7本のリード線があることが分かるのだが・・・。
 
この映画がきっかけで、未見だった「ジャガーノート」をツタヤで借りてきてみた。
確か、ツタヤの発掘名画ラインアップに入っていた!
 
どちらもスリリングで、ワクワク。
 
ちなみに「交渉人 真下正義」は、2005年度の邦画興行収入(実写)で1位だった。
この年は総合1位「ハウルの動く城」2位「劇場版ポケットモンスター/アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ」3位「交渉人 真下正義」。
 
 (ブログをはじめて間もない、8年半前の記事。テレビでも放送があり再見した。)
 
※無料動画「GYAO」でも配信中。
 
 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「にほん映画村」に参加しています:
ついでにクリック・ポン♪。