洋画1970~00年代
「マスク・オブ・ゾロ」(原題:The Mask of Zorro、1998)をようやく見た。監督は「007/ゴールデンアイ」のマーティン・キャンベル。出演はアントニオ・バンデラス、アンソニー・ホプキンス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズほか。これまでゾロは何人も演じ…
「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」(原題:Marley & Me、2009)を見た。監督は「プラダを着た悪魔」のデビッド・フランケル。最後は、やはり泣かされた!主演は「エネミーライン」「ミッドナイト・イン・パリ」のオーウェン・ウィルソン、「…
「ハンニバル」(2001)を見た。 殺人鬼ホラー色の強い猟奇映画というということで長い間敬遠(笑)。 「羊たちの沈黙」(1991)の続編。 こちらはアカデミー賞主要5部門独占。公開時、米国で字幕なしで見た。 細かい会話のやり取りは十分に理解できなかっ…
「ポランスキーの 欲望の館」(原題:Che?,1972)は、ロマン・ポランスキー監督・脚本で、マルチェロ・マストロヤンニ主演ということで見た。最近HDリマスター版DVDが登場した。「ベン・ハー」でアカデミー助演男優賞を獲得したヒュー・グリフィスも出演して…
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」(原題:My Blueberry Nights、2007、香港・中国・フランス)を見た。 歌手としては有名なノラ・ジョーンズの映画は、出演作は少ないが、本人役で出演していた「テッド」くらいしか見ていないが「マイ・ブルーベリー~」では…
ロバート・レッドフォードとブラット・ピットが共演した「スパイ・ゲーム」(2001)を見た。ブラッド・ピットは、レッドフォードが監督した「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992)で俳優として注目されたが「スパイ・ゲーム」ではレッドフォードと師弟…
「砂漠の流れ者」(原題:The Ballad of Cable Hogue,1970)は「ワイルドバンチ」のサム・ペキンパー監督が、古き良き開拓時代への惜別を込めて描いた異色の西部劇。リバイバル時には、原題の「ケーブル・ホーグのバラード」として公開された。 クリント・…
「ブラッド・ワーク」(原題:Blood Work、2002)を見た。 クリント・イーストウッドが製作・監督・主演の3役を務めたサスペンス・ドラマ。 心臓移植をした元FBI心理分析官の男が、移植に絡む因縁のために猟奇殺人犯を追う姿を重厚なタッチで描く。原作…
「メリーに首ったけ」(原題:There's Something About Mary、1998)を再見した。キャメロン・ディアスの出世作となった作品。今回は吹き替え版で見た。 劇中の歌も日本語吹き替えだった(決してうまいとは言えないが、歌詞も日本語風にアレンジされていた)…
初公開時のポスター デジタル・リマスター版のポスター 「暗殺の森」(原題:Il conformista=「同調者あるいは体制順応者」の意、1970、日本公開1972年9月)はかつて一度テレビで見ていたが、デジタルリマスター版が恵比寿ガーデンシネマで限定上映されてい…
シドニー・ポラック監督、ハリソン・フォード、ジュリア・オーモンド主演の「サブリナ」(原題:Sabrina、1995)を見た。 タイトルからわかるとおり、ビリー・ワイルダー監督、オードリー・ヘップバーン、ハンフリー・ボガート、ウィリアム・ホールデン主演の…
「New York 結婚狂騒曲」(原題:The Accidental Husband, 2008)を見た。この映画が製作されたのは2008年だが、日本での公開は数年後の2014年1月。日本では、受けないだろうと買い手がつかなかったのか?。内容を見ると「やっぱりな」と納得。こういうドタバ…
西部劇の名作「ベラクルス」やベティ・デイヴィス主演の「何がジェーンに起こったか?」などで知られるロバート・アルドリッチ監督の遺作「カリフォルニア・ドールス」(原題:...All the Marbles、1981)を見た。原題は「満額の賞金」を意味する慣用句。 女…
「砂と霧の家」(原題:House of Sand and Fog、2003)を見た。家の所有権を巡る争いの先に待ち受ける救い難い悲劇を描いている。登場人物すべてが不幸になるという結末で暗い映画だが見ごたえはあった。アカデミー賞の主演男優賞(ベン・キングズレ―)、助…
「そんな彼なら捨てちゃえば?」(原題:He's Just Not That into You、2009)を見た。 タイトルがいかにも軽いが、原題の意味は「彼はあなたに気(興味)がないだけ」。 複数の男女が登場し、それぞれの物語が同時に描かれる群像劇だが、それらがつながって…
「告発の行方」(原題:The Accused、1988)を見た。今頃見たのかシリーズ。 レイプ事件とその裁判を描いているという内容は知っていたが、未見の1本だった。似たようなタイトルの「告発のとき」(原題:In the Valley of Elah、2007)はイラク戦争の現実を描…
「ジュリア」(原題:Julia,1977)を見た。長年見逃していた映画でようやく見た。 アメリカ演劇界の女流劇作家として知られるリリアン・ヘルマンが1974年に出した回顧録の映画化。 ヘルマンに絶大な影響を与えた女性ジュリアとの友情とハードボイルド作家ダ…
アラン・ドロン主演の「パリの灯は遠く」(原題:仏-Monsieur Klein、英-Mr.Klein 1976)を見た。原題のミスター・クラインが、この映画の「核」となっているが、邦題を「パリの灯は遠く」としたのは引き込まれ、いいタイトルかと思う。 同姓同名のユダヤ人と…
「マトリックス」(原題:The Matrix、1999)を見た。いまさら見たのかシリーズ。SF映画だが、カンフー・ファイトやワイヤーアクションによる斬新な映像表現が公開当時”映像革命”として話題となった。1999年のアカデミー賞では視覚効果賞、編集賞、音響賞、…
「ブラッド・ダイヤモンド」(原題:Blood Diamond、2006)を見た。第79回(2006年度)アカデミー賞では主演男優(レオナルド・ディカプリオ)・助演男優(ジャイモン・フンスー)・音響編集・録音・編集の5部門に、第64回(2006年度)ゴールデングローブ賞…
スティーブン・スピルバーグ監督の冒険活劇第4弾「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(原題:Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull、2008)を見た。今頃見たのかシリーズ。 前3作は劇場で見ているが、このシリーズはもういい…
「オール・ザ・キングスメン」(原題:All The King's Men、2006)を見た。「ホリデイ」のジュード・ロウが新聞記者を「ミスティック・リバー」のショーン・ペンが州知事を演じる骨太な政治サスペンス。ピューリッツァー賞受賞小説の2度目の映画化。監督は…
「黒いジャガー」(原題: Shaft、1971)は、1960年代から1970年代にかけて多数製作された”ブラック・パワー・ムービー”(黒人パワーを肯定的に捉え、黒人の観客層にアピールする映画)の中でも中心的な評価を受けている作品である。1972年の劇場鑑賞以来、40…
「クレージー・ハート」(原題: Crazy Heart、2009)を見た。アル中のシンガーソングライターのカントリー歌手が、シングルマザーの女性記者との出会いによってアルコールを断つ決意をし再生する姿を描く。第82回アカデミー賞で、ジェフ・ブリッジスが主演男優…
「グレート・ディベータ― 栄光の教室」(原題:The Great Debaters、2007)はデンゼル・ワシントンが監督・脚本・主演を務め、1930年代に全米討論選手権で優勝したワイリー大学の実話をもとに映画化したドラマ。なかなかの感動作品!日本では劇場未公開。・・…
「息もできない」(原題:トンパリ=「クソバエ」、(英題):Breathless)を見た。日本では2010年の公開。重苦しそうな印象があったので、見るのが遅れた。 2010年キネマ旬報ベスト・テン「外国映画ベスト・テン」第1位、外国映画監督賞(ヤン・イクチュン)受…
リドリー・スコット監督を有名にした「ブレードランナー」(原題:Blade Runner, 1982)のファイナルカット版というのを見た。未来社会の「レプリカント」(人造人間)と特捜(警察)の戦いを描いたSF映画。「う~ん」。おもしろいのか、つまらないのか複雑。 原…
ニール・サイモンの脚本とあっては見ないわけにはいかないと思って、公開40年後にようやく「名探偵登場」(原題:Murder by Death、1976)を見た。この映画はミステリーというよりも名だたる名探偵のパロディ満載の爆笑コメディといったほうがいいかもしれな…
SFホラー映画は好みではなかったのでこれまで”あえて”避けてきた「エイリアン」(原題:Alien, 1979) だったが、”ついに”見た。SFホラーも好むと好まざるとにかかわらず、話題になった映画はその後、ずいぶんと見てきたのでGyaoで限定配信されていたので、…
「太陽がいっぱい」などのフランスの名匠ルネ・クレマン、チャールズ・ブロンソン主演の「雨の訪問者」(原題:Le passager de la pluie、英題:Rider on the Rain、1970)を再見した。実に40数年ぶり。音楽は「個人教授」のフランシス・レイで哀愁が漂う。 …