主演は「エネミーライン」「ミッドナイト・イン・パリ」のオーウェン・ウィルソン、「グッド・ガール」「ブルース・オールマイティ」のジェニファー・アニストン。ほかにアラン・アーキン、キャスリン・ターナーなど。
全米で大ヒットを記録した動物コメディ。
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ふたりは暖かなフロリダに家を買い、新しいキャリアと結婚生活をスタートさせた。
だが、子どもがほしいとは思っていたものの、二人にはまだ親になる心の準備が整っていない。
そう打ち明けるジョンに、地方新聞社の同僚で独身貴族のセバスチャン(エリック・デイン)は、子育ての予行演習として子犬を飼えばいいと進言する。
「この”セールわんこ”がいいわ」
力が強く、飼い主を振り回すマーリー。
最初こそ段ボール箱の中でおとなしそうだが・・・。
家のものは何でも噛んでしまうマーリー。
病院に連れていかれると思ったのか車から飛び出してしまうマーリー。
ほかの犬や飼い主にとびかかり、顔中をヨダレまみれにする。
家具を噛みちぎっては何でもかんでも食べたがる。しつけをしようと犬の訓練学校に入れてはみたものの、インストラクターのミス・コーンブラット(キャスリーン・ターナー)にサジを投げられ、お払い箱にされる始末。
そんなマーリーに手を焼きながら、夫妻はようやく子どもを持つことを決意する。
やがてジェニーは妊娠するが、ジョンが奮発して買ったネックレスをマーリーが飲み込んでしまう。
翌日、ジョンはマーリーの排泄物から、より輝きを増したネックレスを発見した。
10週間後、夫妻に突然の悲しみが襲う。ジェニーが流産したのだ。悲しみに暮れるジェニーのそばに、マーリーがそっと寄り添っていた・・・。
それから10ヶ月。夫妻は遂に親になった。二人の心配をよそにマーリーは赤ちゃんのおむつの匂いにウットリし、彼のよき友達になっていく。
やがて夫妻の子どもは3人になり、新たなキャリアを求めてフィラデルフィアへと引っ越した。いつも家族のそばにはマーリーがいる。季節はめぐり、ジョンとその家族は、マーリーがいかに自分たちにかけがえのない人生を与えてくれたかに気付くときが来た・・・(MovieWalker)。
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guchさんのお勧め映画だったので見た。
マーリーの動きは予測不可能。リードを外そうものなら、海岸をひた走る。
ほかの犬たちに混じって、海に飛び込むが、海岸で禁止されていること(フンをしてしまう)ことからパトカーまでやってくる。
マーリーは、怒り狂ったようにモノをかじったり、壁に穴を開けたり、カーペットも噛んだり、飼い主夫妻が旅行中、雇ったお手伝いからは「犬の顔をした悪魔だ」といわれる始末(笑)。
マーリーが、プードルやほかの犬に乗ったりするので「マウンティングは”伝染”するので退学」と犬のインストラクター(訓練教官)から宣言されてしまう。この教官を演じているのがキャスリーン・ターナーと気がつかなかった。その変貌ぶりには驚愕!。
かみちぎるのが得意?なマーリー。
家族の中では、一人一人の中に記憶の中に永遠に残る存在となっていく。
老犬になると、体力も落ちて、別れの時が来るのは切ないが、最後のほうでは、泣かされた。
動物病院で、女性獣医が「普通の犬は、もう持たない」というと、ジョンは「このマーリーは普通の犬ではない。”不屈の闘志”を持っている。9時間子供の御守りをしたり、電話も食べてしまう」というのだが、手術をしても厳しいことを告げられる。
老衰のため、動けなくなってしまうマーリーに、ジョンが言う。
「世界一バカな犬というのはウソだよ。世界一の犬だよ。」
子供の一人は「マーリー、天国でもかじるものがあるといいね」。
主な出演:
・セバスチャン・タンニー:エリック・デイン
・デビー:ヘイリー・ハドソン
・リサ:ヘイリー・ベネット
・10歳の頃のパトリック・グローガン:ネイサン・ギャンブル
・8歳の頃のコナー・グローガン:フィンリー・ジェイコブセン
・コリーン・グローガン:ルーシー・メリアム
・クラーク・ピータース
監督:デヴィッド・フランケル
製作:カレン・ローゼンフェルト、ギル・ネッター
音楽:セオドア・シャピロ
公開:2009年3月27日
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