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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「なんちゃって家族」(原題:We're the Millers、2013)を見る。なんちゃってコメディ。

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なんちゃって家族」(原題:We're the Millers、2013)を見る。お気楽コメディで、中身は”なんちゃって”映画。「マーリー 世界一のおバカな犬が教えてくれたこと」のジェニファー・アニストンがストリッパーを演じている。ほかにアニストンとの共演が多いジェイソン・サダイキスキャスリーン・ハーン、ニック・オファーマン、エマ・ロバーツなど。

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しがないマリファナの売人デヴィッド(ジェイソン・サダイキス)は、ある日ホームレスの少女に絡んでいた街の不良達に襲われて、マリファナと売上金をそっくり奪われてしまう。

この落とし前をつけるために、彼は元締めのブラッド(エド・ヘルムズ)から仕事を強要される。それはメキシコから少量の麻薬を運び出すというものだった。

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報酬をダシに計画への参加を促すデヴィッド〈中央)

自分一人では怪しまれずに国境越えをすることは難しいと考えたデヴィッドは、同じアパートに住むストリッパーのローズ(ジェニファー・アニストン)、冴えない童貞少年ケニー(ウィル・ポールター)、そしてあの日不良に絡まれていたホームレス少女のケイシー(エマ・ロバーツ)を誘って、家族のふりをしてキャンピングカーで麻薬を運び出すという大胆な計画を思いつく。この計画に渋々賛同した偽家族「ミラー一家」は、一路メキシコを目指すのだった。

ところが、運び出す麻薬は少量どころか、とてつもない量があり、キャンピングカーになんとか隠すまでは良かったが、それは本当は別の組織が所有するもので、偽家族はその組織から命までも狙われることになってしまう。

デヴィッドはブラッドにまんまと騙されたのだ。 こうして偽家族は、麻薬を取り戻そうとする組織や事あるごとに行動を共にすることになる家族連れなどに悩まされながらも、大量の麻薬をボスのブラッドに届けるために奔走する。

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下品な”下ネタ”が機関銃のように発射される。なかでも、18歳の若者の○○が毒蜘蛛に噛まれて○○○が特大サイズになったシーンが登場し、なんちゃって家族は大騒ぎ。しかもそのシーンがなぜかSNSにアップされて再生回数が大変なことに。

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麻薬を運ぶなんちゃって家族と知り合いになった家族は、なんと麻薬捜査官だった!捜査官の妻が勘違い女で笑わせるなど抱腹絶倒。
映画のラストに、撮影のNGシーン集が紹介されるが、主演のジェニファー・アニストンにドッキリが仕掛けられていたシーンがいい。ネタバレになるが、アニストンが大ブレイクしたドラマ「フレンズ」のテーマ曲(ザ・レンブランツの『I'll Be There for You』)がラジオから流れるのだ!感涙のアニストンのリアクションの表情がいい。

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主な登場人物:

■ローズ・オライリージェニファー・アニストン
■デヴィッド・クラーク - ジェイソン・サダイキス
■ケイシー・マシス - エマ・ロバーツ
■ケニー・ロスモア - ウィル・ポールター
■ドン・フィッツジェラルドニック・オファーマン
■エディ・フィッツジェラルドキャスリン・ハーン
■ブラッド・ガードリンガー - エド・ヘルムズ
■メリッサ・フィッツジェラルドモリー・クイン
■パブロ・シャコン - トメル・シスレー
■ワン・アイ - マシュー・ウィリグ
■メキシコ人警官 - ルイス・ガスマン
■リック・ネイサンソン - トーマス・レノン
■スコティーP - マーク・L・ヤング
■トッド - ケン・マリーノ
■キンバリー - ローラ=リー
■医師 - スコット・アドシット