毎年恒例のアラン・ドロン生誕記念「シネマ・ライブ」が、ことしも11月7日(日)に開催される。アラン・ドロンとともに人気を二分したフランスの俳優ジャン・ポール・ベルモンドが今月6日に亡くなったことから、主催者のチェイサーさんによると、ベルモンドの追悼企画とし、ドロンとベルモンド2人のキャリアを並行して総括する構成になるとのこと。
ドロン生誕祭シネマ・ライブは第9回目を迎え、毎回プロのバンドメンバーが、ドロン出演作品の映画音楽を演奏し、背景に映画のシーンが流れるというもので、日本におけるシネマ・ライブの草分けと言っても過言ではないイベント。
昨年はコロナ対応から、入場者を30名に制限し万全を期して開催。今年は、最大50名程度まで参加できるとのこと。
素晴らしい演奏は毎回、ワクワクさせられるほどで、鳥肌が立つことも。
マジで!?
会場は雰囲気のいいライブハウスの銀座TACTで、最大80名のキャパがある。これまでのドロン祭の模様を一部紹介。
第6回(2018年),右はドロン映画資料コーナー(即売もあり)。
会場風景(2019年、司会のチェイサーさんがバンドメンバーを紹介)
セットリストCD
第8回(2020年)会場風景、右はドロン出演作品のポスター。
さて、ドロンとベルモンドは、ほぼ新人の若手時代に「黙って抱いて」(1957、日本公開1963)で共演。その後、大スターになった二人は「ボルサリーノ」(1970)で再共演。さらにドロン、ベルモンドが60代になって再々共演したのが「ハーフ・ア・チャンス」(1998)。
「黙って抱いて」(左:ドロン、1人おいてミレーヌ・ドモンジョ、ベルモンド)
ドロン、ベルモンド絶頂期の共演となった「ボルサリーノ」
3年前の2018年には、日本の主要日刊紙に見開き2頁の全面広告(宝島社)に登場している。
今年も、ドロン祭シネマライブ+ベルモンド特別追悼企画が楽しみです。
■主催者チェイサーさんのブログから申し込みができます。