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【イベント】「第10回ドロン祭ライブシネマ」①共演者追悼企画とボーカル参加の新企画で盛大に開催。

        ボーカルで観客を魅了した歌声(うしをみやこさん)

2015年に第1回が開催され、今回第10回目となる「アラン・ドロン生誕記念シネマ・ライブ」が6日午後、銀座タクトで開催された。


昨年は、ドロンの盟友でもあったジャン・ポール・ベルモンドの追悼企画が行われたが、今回は10周年企画として、2つの目玉企画が登場した。


一つは、ドロン出演作品に共演など何らかの関係のあった人々に絞って、2015年以降に亡くなった共演者、映画関係者の「追悼企画」。

イベントの企画・運営・司会進行のすべてを担当したチェイサーさんによると、ドロンに関わり亡くなっていった人たちは41人に及び、モニカ・ヴィッティ(「太陽はひとりぼっち」)、マリー・ラフォレ(「太陽がいっぱい」)、ミレーユ・ダルク(「ジェフ」)、ナタリー・ドロン(「サムライ」)、ジャン=ルイ・トランティニャン(「フリック・ストーリー」)、ジャン・ポール・ベルモンド(「ボルサリーノ」)ほか、ジャック・ぺランジョージ・ケネディ(「エアポート80」)などが詳しく紹介された。

 

そしてもう一つの企画が「ボーカル」(うしをみやこさん)の登場。おなじみのバンド・メンバー写真)の素晴らしい演奏も、ますます進化しているとされ芸術的で素晴らしかったが、さらに会場を盛り上げたのが、うしをみやこさんの透き通るような声量とボリュームのある歌声だった。

      

  

5曲が披露され、フランス語、イタリア語で歌われたが、とりわけトップバッターの曲となった「太陽はひとりぼっち」の歌声は、心臓が震えるほどの興奮を覚えた。

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まさに鳥肌が立った、としか言い表せない素晴らしさで、心臓の鼓動までばくばくするほど引き込まれた。このほか「ジェフ」や「ル・ジタン」が締めくくり曲としてうたわれた。

イベントで、ボーカルが加わることで、会場の雰囲気が一変、リサイタルのコンサートの様な雰囲気で、感動に包まれた。


10回開催されたイベントの中で、第1回から毎回登場した曲は「さらば友よ」「太陽がいっぱい」「地下室のメロディ」「サムライ」の4曲。


第1回開催の第1曲目に演奏されたのが、ファンの間でも人気の高い「さらば友よ」だった。第2回から毎回演奏されているのが「冒険者たち」で、”口笛バージョン”が今回、演奏されたが、口笛のすばらしさには感動させられる。

ラストは、1973年ごろ日本で大ヒットした「ダーバンのCM」。ドロンの語りも話題になった。そして、アンコールの拍手がやまずに、登場した曲が口笛も素晴らしい「シシリアン」の曲。

    バンドメンバーの皆さん。


なお、会場には、ドロンのポスターが所狭しと掲げられたほか、チェイサーさんのコレクションからドロン関連のフランス語の雑誌、書籍や、CD、DVDなどが展示即売された。

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(追加)

■「八点鐘さん」の記事:

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