「ニューヨーク・タイムズ」の問題を要約したCOURRIER JAPAN記事
昨日のフジテレビの再会見を6時間余り見た。10時間24分の日にちをまたいでの長時間の会見だった。経営陣の、とりわけ港社長ののらりくらりにはあきれたが、質問者のモラルにも問題が多かったようだ。1視聴者で、全く関係がないので、感想は控えます。
中居正広氏の女性トラブルとフジテレビの対応に関して、海外メディアはどう報じたか。
海外メディアは、国内メディアよりも踏み込んだ表現で強い調子で(日本のような)トラブルという表現は使わず「性加害問題(sexual assault)」として今回の事案を取り上げている。
記事は17日の閉鎖会見に関してが中心で、昨日27日の再会見以前の時点での記事だが、フジテレビの隠ぺい体質や、ジャニー喜多川の性加害との類似性について言及している。
■New York Times、1月24日:
アメリカでのMe-Tooと共通するとして性的スキャンダルとして報じている。日本のYouTuberである一月万冊の元博報堂/作家の本間龍氏が 専門家としてその言葉などを引用している。本間氏の背景に映画「砂の器」の写真、DVDがあるのがおぉ~と目を引く(そこか?笑)。
一月万冊の本間氏 こちらfpdの「砂の器」
ヨーロッパ、アジアでも報道されている。
■欧州euro news、1月23日:
「中居正広は性的暴行疑惑と、それをフジテレビが隠ぺいしてきたと報道されたことによって引退した。このスキャンダルは、日本の芸能界で繰り返されてきた性的暴行事件の一部である」
■香港South China Morning Post、1月21日:
「中居とフジテレビはこの件を必死で隠そうとしたが失敗した」
■英The Guardian:
「沈黙」する体質変わらず。旧ジャニーズ問題と「中居トラブル」との間には類似点があるとみている。性的暴行疑惑についてテレビ局が口を閉ざしてきた「沈黙の掟」だ。
■英Financial Times
「2023年6月、フジテレビは中居氏の事件を初めて知ったが、問題を公表しないことを決めたと、同局の港浩一社長は記者会見で述べた」「つまり、フジテレビは中居さんの女性トラブルを旧ジャニーズ問題で揺れるさなかに把握したが、その後も番組で中居さんを起用し続けた」
■印Times of India:
「あまりにも透明性を欠いていた。フジテレビは中居問題への不適切な対応と内部不正の疑惑で激しい批判に直面している」
■印The Economic Times:
「中居のスキャンダルは日本の芸能界とテレビ業界の共謀と沈黙の体質に改めて疑問を投げかけた」
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3月末の第三者調査委員会でどこまで真実が明らかになるのか、またその後の株主総会などの動向でどう変わるのか…。
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