fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「New York 結婚狂騒曲」(2008、日本公開2014)</span>







New York 結婚狂騒曲」(原題:The Accidental Husband, 2008)を見た。
この映画が製作されたのは2008年だが、日本での公開は数年後の2014年
1月。日本では、受けないだろうと買い手がつかなかったのか?。内容を見ると「やっぱりな」と納得。こういうドタバタ・ラブコメアメリカ独特のものか。

キル・ビル」「パルプ・フィクションなどのユマ・サーマンラジオ番組の恋愛カウンセラーを演じ、ラブ・アクチュアリー」「ブリジット・ジョーンズの日記」などのコリン・ファースP.S. アイラヴユー」のジェフリー・ディーン・モーガンと三角関係を繰り広げるラブコメディー。
 
ラジオ番組の売れっ子恋愛カウンセラーのヒロインが完璧な婚約者との結婚を控える中、ヒロインによって婚約を破棄されてしまった消防士の出来心により思わぬ展開に追い込まれていく様子をコミカルなタッチで描く。実力派俳優たちが軽快に演じる、一筋縄ではいかない三角関係。
 
・・・
ニューヨークに暮らすエマユマ・サーマンは、人気ラジオ番組を持つ「愛のエキスパート」。プライベートでは担当編集者のリチャードコリン・ファースと婚約し、幸せな毎日を送っている。
 
ある日、番組に電話をかけてきた女性の相談に乗り、「別れたほうがいい」とアドバイス。その結果、消防士のパトリックジェフリー・ディーン・モーガンはその女性から婚約を破棄されてしまう。
 
パトリックは、軽い復讐心から、自分とエマが結婚しているように戸籍を改ざん。何も知らないエマとリチャードが婚姻届を出しに行くと、担当者の口から「あなたはパトリックという人と結婚している」という驚きの言葉があった
 
不可解な思いを抱きながら、婚姻無効申請書を持ってパトリックに会いにいくエマ。だが、自由で破天荒なパトリックに、彼女は徐々に魅かれていくのだった・・・


                   まわりから祝福され・・・

                  こうなるはずが、実は・・・。
・・・
原題は Accidental Husband”予期しない夫”といった意味。これがそのままではわかりにくいので「 New York 結婚狂騒曲」となったようだ。

近年のウディ・アレンの作品のタイトルのノリのようにも見える。
同じようにAccidental(偶然の、予期せぬ)というタイトルを使ったキャスリーン・ターナー主演の映画「Accidental Tourist」(1988)というのがあった。原作はアン・タイラーアクシデンタル・ツーリスト」で、邦題は「偶然の旅行者」だったわかったようなわからないような(笑)。
 
”予期しない夫”というのは、パトリックの元婚約者が電話で相談しなかったら、エマが「結婚を考え直したほうがいい」と彼女にアドバイスしなかったら、パトリックが戸籍を改ざんしなかったら・・・といった、次々に偶然が起こり、運命的な出会いをした
2人ということから付けられた


 
ユマ・サーマン演じるエマは、博士号を持つインテリ。長身でルックスも良く、担当するラジオの恋愛相談番組も大人気。ほかの女性たちの恋愛相談には、的確に答えていたのだが、自身の恋愛や結婚になると、巷の女性と同様気持ちの整理ができなくなる・・・といった映画だった
 
婚約していたのは、ハンサムで仕事もできる英国人編集者、しかし、一方は、一緒にいると楽しく自然体でいられる型破りな消防士。エマが選択迷うのも当然

「あなたならどうする♪」という歌があったが、エマの最後の決断は、ありか、それはないよか。女性心理、男性心理に違いがありそうだ。

パトリックの住むアパートの大家はインド人。その大家が主催し、エマも招待されるインドの儀式は、インド映画さながらで、ニューヨークが人種のるつぼであることを改めて感じさせる。この異国情緒にあふれた儀式の中で、自身のパトリックへの気持ちに気づくことになる。
 
エマとリチャードが結婚式をあげようというさなかに、エマが気づくので、エマはとんでもない、とっさの行動に打って出る。今か今かと新婦の登場をを待ち受ける結婚式の会場で待つ人たちに起こった「こと」とは・・・。

■「New York結婚狂騒曲
原題:The Accidental Husband
監督:グリフィン・ダン
脚本:ミミ・ヘア、クレア・ネイロー、ボニー・シコヴィッツ
撮影:ウィリアム・レクサー
音楽:アンドレア・グエラ
出演:ユマ・サーマンコリン・ファースジェフリー・ディーン・モーガンサム・シェパードイザベラ・ロッセリーニ、リンゼイ・スローン
90分

・・・
■蛇足:女優の身長。
ユマ・サーマンはとにかく背が高い。この映画の中でも、”のっぽのお姉さん”という声も聞かれた。以前、俳優・女優の身長という記事を書いたことがある。
fpdの知る限り、女優で一番背が高いのはユマ・サーマンか。181センチ

映画で、それほど気にならなかったのは相手役のコリン・ファースが187センチとさらに長身だったからだ。こう考えると「ブリジット・ジョーンズの日記」のレネー・ゼルウィウィガー(163センチ)とユマ・サーマンは、20センチ近く差がある。

ユマ・サーマンミュージカル映画プロデューサーズ」(2005)で、風変わりなロシア人女を演じた時には、カメラアングルで意図的にそうしたのか、見上げるほど背が高く、サッポロか、いやキリンか、と思うほど背が高かったのに驚いた。

背が高い女優といえば、ニコール・キッドマンが2番手か。180センチ。元・夫のトム・クルーズ」(170センチ)と10センチの差が有り、共演した「アイズ・ワイド・シャット」では、ツーショットでは目立たないように、いろいろと撮影で工夫したと聞いたことがあある。シャーリーズ・セロンも177センチと高い女優の一人だ。

ちなみに日本の女優では、杏、松下奈緒が174センチ。佐藤江梨子(173センチ)、松嶋菜々子(172)、菜々緒(172)、片瀬那奈(172)、天海祐希(171)、藤原紀香(171)、170センチでは、小雪榮倉奈々がいるが、新垣結衣も170センチというのは驚き。吹石一恵木村佳乃は169センチ。もっとあるのではという印象は168センチの米倉涼子長澤まさみなど。

最も高いのは女優でモデルの石川亜沙美(178)か。

ユマ・サーマンの身長の高さから脱線してしまった。

★★
 
  
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。