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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテキ」(2016)</span>











  
レニー・ゼルウィガーが“幸せになりたい!”と奮闘するアラサーのヒロインを演じ、女性から絶大な支持を受けた人気ラブ・コメディブリジット・ジョーンズの日記」シリーズの第3作「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテキ」(原題:
BRIDGET JONES'S BABY、2016)を見た。MOVIXさいたまにて。
 
ブリジット・ジョーンズの日記原題:Bridget Jones's Diaryが登場したのは2001年。前作ブリジットジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」(2004)から
11年ぶりとなる。




                                                    第1作ではゼルウイガーはアラサー(実年齢32歳)だったが、第3作では47歳となり、アラフォー(映画では43歳の誕生日を迎える設定)となったブリジットに訪れる新たな恋の行方がコミカルに描かれる。相手役をパトリック・デンプシーが演じ、元カレ役でコリン・ファースが引き続き登場。
 
・・・

         誕生日は「ハッピー・バースデイ・トゥーミー♪」と一人で・・・。

アラフォーになったブリジット(レニ―・ゼルウィガー)はなぜか未だに独身だった。
誕生日も一人で祝うことに・・・と思っていた。職場の人間は、まさか自分の誕生日など気に留めていないだろうと思って出社すると「誕生日おめでとう」のサプライズが待っていた。それにしても、ろうそくの数が多い!(43本!)。

ブリジットがこれまでに愛した男たちは、ダニエル(ヒュー・グラント)は事故で亡くなり、別の女性と結婚したマーク(コリン・ファース)は離婚調停中の身。
 
しかし、今やテレビ局の敏腕プロデューサーとなったブリジットに、ドラマチックな出会いが訪れる。相手はハンサムでリッチ、性格もナイスなIT企業の社長、ジャック(パトリック・デンプシー)。
 
ブリジットはいつもの天然ぷりでジャックに急接近する一方、マークとも再会を果たす。またしても二人の男性の間で揺れ動くブリジットは、どちらの男性を選ぶのか?そして今度こそ結婚できるのか?
 

                     どちらが父親・・・?


この映画の一番の驚きは、ブリジットが妊娠して、病院に行くが、そこでの担当女医がまさかの大女優、
エマ・トンプソンだった!

トンプソンは、最近では「ウォルト・ディスニーの約束」でメリー・ポピンズの原作者、パメラ・トラヴァース夫人を演じて、圧倒的な存在感だった。「日の名残り」(1993)「パーフェクト・カップ(原題:Primary Colors,1998)「主人公は僕だった」(2006)「新しい人生のはじめかた」(2008)「ハリ―・ポッター」シリーズなど代表作は数多い。
 

ブリジットが妊娠して、父親の可能性がある男がふたりいるといっても動ぜず、可能性がある2人が揃うと「フルハウスね!」(全員揃った)とこともなげに言うのだ。そして、DNA検査のために、2人を別室に呼ぶのだが、どちらが本当の父親で、ブリジットと結婚する相手はどちらかというのが、映画のエンディングで初めてわかるのだ。ネタばらしになるが、
どんでん返しがある
からおどろきだ。
 
映画の中で、第1作のシーンが一部で挿入されるが、さすがに時の流れを感じさせた。また、前2作に出演したヒューグラントは今回出演はしていないが、物語には絡んでいて、写真で登場する。こちらにも、あっと驚く結末がある。
 
音楽がガンガンかかり、ブリジットはアラフォーといっても、踊りまくるシーンもあって、元気いっぱいだ。テレビ・プロデューサーとしてもメガネをかけて、それなりに似あっていた。テレビ界も、マンネリ打破に向けて刷新の時を迎えて、新しい責任者の女性が乗り込んできて、旧来の番組を無くし、まったく新しい番組作りを目指してきたので、ブリジットの職も危うし、といった事態も起こる。
 
アラフォーとなったブリジットの「シングル(独身)卒業」映画となっているので、一応完結編といったところか。ただ、新婚さんのブリジットの続編があるかどうかは、まったくわからない。”卒業”でいいように思う。
 
☆☆☆
 
 
 
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