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【訃報】米女優ダイアン・キートン(「ゴッドファーザー」「アニーホール」)死去。79歳。

  

ゴッドファーザー」シリーズ、「アニーホール」などの米女優ダイアン・キートンが死去したことが11日(日本時間12日)に分かった。79歳だった。若すぎる。残念。

米「ピープル誌」報道によると、ダイアン・キートンは米カリフォルニア州で亡くなったが、広報担当者は「遺族のプライバシーを尊重」を理由に死因などの詳細は明らかにされていない。

キートンは1946年1月5日、米ロサンゼルス生まれ。1963年に高校卒業後、ニューヨークを移り俳優活動を開始。ニューヨークのネイバーフッド・プレイハウスで演技を学び、ブロードウェイのミュージカル「ヘアー」に出演。

1969年2月、ブロードウェイで行われたウディ・アレンの「Play It Again, Sam」の舞台に出演。これはのちに映画化された「ボギー!俺も男だ」(1972)。

 

   

原題の“Play it Again Sam”は、「カサブランカ」の中で、ボガートの恋人イルザ(イングリッド・バーグマン)が、黒人のピアノ弾きサムに思い出の曲を頼む時のセリフ“Play it, Sam. Play 'As Time Goes By.” 「あれを弾いて、サム。時の過ぎ行くままに』を」が元ネタになっている。

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映画デビューは1970年の「ふたりの誓い」。出世作は、1972年公開の「ゴッド・ファーザー」。アル・パチーノ演じる主人公マイケル・コレルオーネの妻ケイ・アダムズ役を演じた。

1977年にはウディ・アレン監督の「アニー・ホール」でアカデミー賞主演女優賞を獲得。2003年には熟年男女の恋愛をテーマにジャック・ニコルソンと共演した「恋愛適齢期」に出演しゴールデングローブ賞を受賞。

                                                  「アニーホール」

 

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映画・テレビでは監督、製作にも関わった。「アーサーズ・ウイスキー」(2024)が遺作となった。

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<映画出演作品>
1970「ふたりの誓い」
1972「ゴッドファーザー」「ボギー! も男だ」
1973「スリーパー」
1974「ゴッドファーザー PART II」
1976「ダイアン・キートン 可愛い女」
1977「アニー・ホール」「ミスター・グッドバーを探して」
1979「インテリア」「マンハッタン」
1981「レッズ」
1982「シュート・ザ・ムーン
1984「リトル・ドラマー・ガール」「燃えつきるまで」
1986「ロンリー・ハート
1987「ラジオ・デイズ」「赤ちゃんはトップレディがお好き」
1988「情熱の代償」
1990「ゴッドファーザーPARTIII」
1991「花嫁のパパ」「立候補/ダーティ・トリックス」(テレビ映画)
1993「マンハッタン殺人ミステリー」「ベイビー・トーク3 ワンダフル・ファミリー」
1994「ラストフライト」(テレビ映画)
1995「花嫁のパパ2」
1996「ファースト・ワイフ・クラブ」「マイ・ルーム」
1997「イン・マイ・ライフ」
1999「カーラの結婚宣言
2000「電話で抱きしめて」(兼監督)
2001「フォルテ」
2002「クロスオーバー ふたりの女」(テレビ映画)
2003「恋愛適齢期
2005「幸せのポートレート
2007「恋とスフレと娘とわたし」「ママ男」
2008「デンジャラスな妻たち」
2010「恋とニュースのつくり方
2013「グリフィン家のウエディングノート」
2014「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」「最高の人生のつくり方」
2015「クーパー家の晩餐会」
2016「ピウス13世 美しき異端児」
2016「ファインディング・ドリー
2017「ロンドン、人生はじめます
2018「また、あなたとブッククラブで」
2019「チア・アップ!」
2023「アバウト・ライフ 幸せの選択肢」「ブッククラブ/ネクストチャプター」
2024「アーサーズ・ウイスキー」(遺作)

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

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