「恋に落ちたシェイクスピア」予告編
1999年)は、若き日のシェイクスピアがもしかしたら経験したかもしれないというラブストーリーを描いた。名作「ロミオとジュリエット」が誕生するまでのシェイクスピアも、普通に悩み多き青年として描かれている。
16世紀末のイギリス。妻子を故郷に残し劇団専属の劇作家を夢見てロンドンに来たウィリアム・シェイクスピア(ウィル:ジョセフ・ファインズ)はスランプ気味だった。しかし「女が国王になるなら俳優にだって。」とばかりに劇団に男装して応募してきた貴族の令嬢ヴァイオラ(グウィネス・バルトロウ)の正体を見破り、舞踏会に潜入して再会を果たした後、ウィルの頭は冴えに冴え、野心作「ロミオとジュリエット」が誕生する・・・。
芝居熱が過熱するエリザベス朝のロンドン。
ライバル劇場のカーテン座の協力で初演を迎えたが、同じ日ヴァイオラはいやいや結婚式を挙げていた。式の後劇場に駆けつけたヴァイオラは、突然声変わりが起こって出演できなくなった少年の代わりに、ジュリエット役を演じることに。
ヴァイオラの婚約者には「英国王のスピーチ」でアカデミー賞主演男優賞を獲得したコリン・ファースが扮している。エリザベス女王を演じたジュディ・デンチは貫禄たっぷり。「英国王のスピーチ」でライオネルを演じたジェフリー・ラッシュが劇場主を演じている。
グウィネス・バルトロウは、この映画で、大きく飛躍した。
最近の「アイアン・マン」シリーズなど知的な秘書役などが似あう。
☆☆☆