雑誌VOGUEが、アカデミー賞の演技部門の受賞傾向について記事にしている。アカデミー賞の歴史は約90年。演技部門では、実在の人物を演じた俳優の受賞が多いという。その数は82人!。これは圧倒的多数で、前年(2018年度)だけを見ても、演技部門を受賞した4人のうち3人もいる。
その3人とは「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレック、「女王陛下のお気に入り」でアン女王を演じたオリヴィア・コールマン、「グリーンブック」でドン・シャーリーを演じたマハーシャラ・アリ。
歴史的人物が有名であればあるほど、受賞チャンスは高くなる。
「博士と彼女のセオリー」(2014)でスティーヴン・ホーキング博士を演じたエディ・レッドメイン、「めぐりあう時間たち」(2002)でヴァージニア・ウルフを演じたニコール・キッドマン。
このほか「クイーン」(2006)でエリザベス女王を演じたヘレン・ミレン、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(2011)のメリル・ストリープなどが主演女優賞を獲得している。とくに君主に弱いという。「英国王のスピーチ」(2010)でイギリス国王ジョージ6世を演じたコリン・ファースなどだ。
伝説的指導者、政治家なども主演男優賞に近いとされる。
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(2017)のウィンストン・チャーチル役のゲーリー・オールドマン、「リンカーン」(2012)でエイブラハム・リンカーン役のダニエル・デイ=ルイス、「ガンジー」(1982)のマハトマ・ガンジー役のベン・キングズレーなどだ。
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そんな事を考えると伝説的な女優の一人、ジュディ・ガーランドを演じた「ジュディ 虹の彼方に」のレネー・ゼルウィガーの主演女優賞受賞の可能性が高い。助演男優賞では「2人のローマ教皇」のアンソニー・ホプキンスも・・・!
■演技部門のfpdの予想。かなり固い?(笑)。
【主演男優賞】ホアキン・フェニックス(「ジョーカー」)受賞!
【主演女優賞】レネー・ゼルウィガー(「ジュディ 虹の彼方に」)受賞!
【助演男優賞】ブラッド・ピット(「ワンス・アポン・~」受賞!
【助演女優賞】ローラ・ダーン(「マリッジ・ストーリー」)受賞!
※演技部門の予想はパーフェクト! これって、「英国アカデミー賞」と同じ。
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【作品賞】「1917」⇒ 「パラサイト半地下の家族」← 青天の霹靂!
【脚本賞】「パラサイト 半地下の家族」 (大穴)←まさかの的中!
【国際長編映画賞】「パラサイト 半地下の家族」←順当
※マイナーなところは予想なし。
「8打席」(8打数4安打)5割を目指す(笑)。
※11:20現在「3打数3安打」
※12:30現在「4打数4安打」
※13:10現在「6打数5安打」
※13:20現在「7打数6安打」…最後の1打席は「外れ」が確実?
作品賞は「1917」「ジョーカー」の一騎打ちか?仮に「パラサイト」が受賞という大どんでん返しがあれば、桂文枝ではないが「椅子から転げ落ちることだろう」(←「新婚さんいらっしゃい!」)笑)。
作品賞ノミネート9作品
主演男優賞 ノミネート5人
主演女優賞 ノミネート5人
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シンシア・エリヴォ
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スカーレット・ヨハンソン
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シアーシャ・ローナン
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シャーリーズ・セロン
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レネー・ゼルウィガー
参考:「OSCAR WATCH」