キャメロン・ディアスの出世作となった作品。今回は吹き替え版で見た。
劇中の歌も日本語吹き替えだった(決してうまいとは言えないが、歌詞も日本語風にアレンジされていた)。
パフィという名前の小型テリア犬が登場する。パフィは悪い人間が大嫌い。いい人、悪い人を一目で見分け、悪い人間にはものすごい勢いで吠えかかる。「侵入者にはよく吠え、我慢強く勇敢・活発。他人には用心深くそっ気ない」というケアーン・テリアの性格そのもの。「オズの魔法使」のトトと同じ犬種のようだ。
これがベンジーに似ているが、クスリ”スピード”を飲まされて、おとなしくなったり、突如、ものすごい勢いで飛びかかったりするシーンは抱腹絶倒。
パフィが白い包帯を巻かれて、動かなくなるのは、明らかに模型の犬だが、なぜかソフトバンクのカイ君のように見える。
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内気で不器用な高校生テッド(ベン・スティラー)が憧れのメリー(キャメロン・ディアス)とデートする幸運をつかむが、ズボンのファスナーがひっかかるトラブルがもとでデートは中止、メリーとの仲もそれきりになってしまう。
トイレに駆け込んできた警官などは、見てびっくり。「どっちが挟まった?ソーセージかマメか?」(笑)「なぜソーセージが上にある!」など大騒動となった。
ところがパットもメリーに夢中になってしまい、テッドとパットのあいだで騙しあい、化かし合いのメリー争奪戦になる。また、ピザ配達人の男もメリーに近づくため、わざと怪我をして、病院勤務のメリーに近づく。
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メリーが、高校時代の同級生であるテッドに言う。
「高校の時に言わなかったけ。私は(サンフランシスコ)ナインティナイナーズのファンよ!」。目の前にいたのはアトランタ・ファルコンズの選手だ。
魚釣りの釣り針が、歯に挟まったり、「あれ」がヘアジェルとして使われ、メリーの前髪が逆だってしまうのはあまりにも有名。「ハロルドとモード」(原題:Harold and Maude、1971)という映画が最高のラブストーリーという点で意気投合したり・・・。
ロマンチック・コメディとお下品映画をミックスしたような映画だが、アメリカ、日本ともにヒットした。スタイル抜群のキャメロン・ディアスのキュートさに負うところが大きいようだ。
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