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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「メリーに首ったけ」(1998) 再見。</span>



メリーに首ったけ」(原題:There's Something About Mary1998)を再見した。
キャメロン・ディアス出世作となった作品。今回は吹き替え版で見た。
 
劇中の歌も日本語吹き替えだった(決してうまいとは言えないが、歌詞も日本語風にアレンジされていた)。


パフィ
という名前の小型テリア犬が登場する。パフィは悪い人間が大嫌い。いい人、悪い人を一目で見分け、悪い人間にはものすごい勢いで吠えかかる。「侵入者にはよく吠え、我慢強く勇敢・活発。他人には用心深くそっ気ない」というケアーン・テリアの性格そのもの。「オズの魔法使」のトトと同じ犬種のようだ。

これがベンジーに似ているが、クスリ”スピード”を飲まされて、おとなしくなったり、突如、ものすごい勢いで飛びかかったりするシーンは抱腹絶倒。



パフィが白い包帯を巻かれて、動かなくなるのは、明らかに模型の犬だが、なぜかソフトバンクのカイ君のように見える。
 
・・・


内気で不器用な高校生テッド(ベン・スティラー)が憧れのメリー(キャメロン・ディアス)とデートする幸運をつかむが、ズボンのファスナーがひっかかるトラブルがもとでデートは中止、メリーとの仲もそれきりになってしまう。

お下劣の第一弾は、このトイレのチャック事件。
トイレに駆け込んできた警官などは、見てびっくり。「どっちが挟まった?ソーセージかマメか?」(笑)「なぜソーセージが上にある!」など大騒動となった。


 
13年後、テッドはまだメリーのことを忘れられず怪しげな探偵パット・ヒーリー(マット・ディロン)を雇って、マイアミに住むメリーを調査してもらうことにする
 
ところがパットもメリーに夢中になってしまい、テッドとパットのあいだで騙しあい化かし合いのメリー争奪戦になる。また、ピザ配達人の男もメリーに近づくため、わざと怪我をして、病院勤務のメリーに近づく。

杖までついて、けが人を装う。メリーに首ったけなのが、複数いることがわかってくる。結局、5人の男たちがメリーに自分を選ぶよう迫ることになるのだが・・・。
 
・・・
ヒッチハイカーを乗せて、途中で、小用をたそうとすると、そこにはゲイが大勢集まっているところだった。NFLの実際の選手が本人役で登場し、メリーが選ぶと思われたが、最後にどんでん返しが待っていた。
 
メリーが、高校時代の同級生であるテッドに言う。
「高校の時に言わなかったけ。私は(サンフランシスコ)ナインティナイナーズのファンよ!」。目の前にいたのはアトランタ・ファルコンズの選手だ。


 
魚釣りの釣り針が、歯に挟まったり、「あれ」がヘアジェルとして使われ、メリーの前髪が逆だってしまうのはあまりにも有名。「ハロルドとモード」(原題:Harold and Maude、1971)という映画が最高のラブストーリーという点で意気投合したり・・・。

「ビールは何がいい。バドワイザーハイネケンがあるけど」「どっちでもいい」「じゃあ、普通のバドワイザーにする」といった会話もある。アメリカでは、ビールといえばバドワイザーが多い。
 
ロマンチック・コメディとお下品映画をミックスしたような映画だが、アメリカ、日本ともにヒットした。スタイル抜群のキャメロン・ディアスのキュートさに負うところが大きいようだ。
 
☆☆☆
 
  
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