タイトルからわかるとおり、ビリー・ワイルダー監督、オードリー・ヘップバーン、ハンフリー・ボガート、ウィリアム・ホールデン主演の「麗しのサブリナ」(1954)のリメイク。 音楽は、ジョン・ウィリアムズ。
この当時の期待の新星ジュリア・オーモンドが、オードリーヘプバーが演じたサブリナを演じている。このジュリア・オーモンドのナレーションで始まり終わる。映画のラストで、サブリナが傷心してパリに飛行機で片道切符で出向くが、あとから、ハリソン・フォードがコンコルドで追い越して先回りして宿泊先のホテルで待っているというところが、さすがコンコルドの有効活用(笑)。
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ジュリア・オーモンドという女優は、あまり馴染みがなかった。近年では「マリリン 7日間の恋」(2011)で、ヴィヴィアン・リーの役を演じていたというのだが。
ハリソン・フォードは、当時52歳で、ハンフリーボガートが54歳で演じた同じ役柄のボガートよりも若い印象。アンジー・ディキンソンも出演している。
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数年後、美しく洗練されて戻ってきたサブリナにデイビッドは一目で恋をしてしまう。しかし、デイビッドは、大会社タイソン社の娘エリザベス(ローレン・ホリー)と婚約していた。
しかし、そのうちサブリナに恋心を抱いてしまう。サブリナも幼い頃抱いていたライナスのイメージとは違う彼と会うようになって好きになり始めていた。
しかし、ライナスは合併を成功させるため、サブリナをパリへ追いやってしまう。それに怒ったデイビットは彼女の心を察し、ライナスをパリへ行くようにエリザベスと復縁し、戸惑っていた彼だが、自分の心に嘘をつくことはできず、サブリナがいるパリへ。パリでライナスに会ったサブリナは二人で生きていくことを決心した(Wiki)。
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リメイクの宿命か、どうしてもオリジナルと比較してしまう。オリジナルはアカデミー賞監督賞、脚色賞、主演女優賞など5部門にノミネートされ衣装デザイン賞を受賞した名作。内容的にはほぼ同じで、音楽も「魅惑のワルツ」が流れていた。女優の魅力という点で、主演のオーモンドに華がなく、オードリー・ヘプバーンに軍配が上がる。
サブリナの父親が、自身の奥さんが読んでいる本を見て「また”日の名残り”を読んでいるのか」といったセリフや、映画、俳優の個人名などもでてセリフ、会話の面白さはある。
主な出演者:
ハリソン・フォード:長男のライナス・ララビー
ジュリア・オーモンド:麗しのサブリナ・フェアチャルド
グレッグ・キニア:次男のディビッド・ララビー
ローレン・ホリー:デビッドの婚約者エリザベス・タイソン
ファニー・アルダン:パリの指南役イレーヌ
ナンシー・マーチャント:ララビー兄弟の母モード・ララビー
ジョン・ウッド:サブリナの父トム・フェアチャルド(運転手)
リチャード・クレンナ:エリザベスの父パトリック・タイソン
アンジー・ディキンソン:エリザベスの母イングラム・タイソン夫人
ハリソン・フォード:長男のライナス・ララビー
ジュリア・オーモンド:麗しのサブリナ・フェアチャルド
グレッグ・キニア:次男のディビッド・ララビー
ローレン・ホリー:デビッドの婚約者エリザベス・タイソン
ファニー・アルダン:パリの指南役イレーヌ
ナンシー・マーチャント:ララビー兄弟の母モード・ララビー
ジョン・ウッド:サブリナの父トム・フェアチャルド(運転手)
リチャード・クレンナ:エリザベスの父パトリック・タイソン
アンジー・ディキンソン:エリザベスの母イングラム・タイソン夫人
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