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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「恐怖の臨界点」(原題:Edge  of Fear, 2018)を見る。

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恐怖の臨界点」(原題:Edge of Fear, 2018)を見る。”極限の恐怖”といった原題を”臨界点”というのはどうか。もう少し”エッジ”の利いた邦題がほしいところ。

若い中国人の医者夫婦が、上海の病院でアメリカの富豪の黒人の命を救ったことから、富豪の招待で、山奥の別荘に招待されるが、その中国人夫婦が、終身刑の男を脱走させた犯罪集団に襲われるというサスペンス・スリラー

出演者はほとんど知らない俳優ばかりだが、ドラマ「プリズンブレーク」の出演の面々という。途中、だらだら感があり、もう少し工夫がほしい映画だった。

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病院で治療して助け、友人となったことから、山奥の別荘へ招待された中国人医師パトリックとその美人の妻。その頃、囚人たちを護送中のバスが、凶悪犯グループに襲われる事件が起こる。

護送バスの警備の一人の警官が凶悪犯一味に買収されていて、運転手を殺し、凶悪犯は、囚人の中の一人を助けだし、バスはほかの囚人もろとも湖に突き落としてしまう。買収されていた警官も殺されてしまう。

休暇を楽しんでいる医者たちと、この一味がやがて、交差することになる…。

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凶悪犯たちが、別荘につくと、車が故障して連絡したいので、電話(携帯)を貸してほしいと別荘の主に頼むのだが、主は、不信感を抱くといったあたりは、これから凶悪犯たちが本性をむき出しにする前触れをにおわせて見どころだったが・・・。

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黒人の別荘の主は殺され、パトリックも心臓をナイフで刺され、殺されたかに見えたが、弱弱しい外見と裏腹に、かろうじて生きのびていて、これからどうやって悪党たちから妻を救いだそうかと奮闘するという話。

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ナイフを胸に刺したままで、なぜナイフを外そうとしないのか不思議だった。冒頭の鹿の狩猟のシーンで、矢を当てられた鹿は、矢が刺さったままなら止血して、生きているというのを知っていた医師は、あえてナイフを外さなかったようなのだが。

ラストで、今度こそ間違いなく死んだと思ったパトリックが、黒人の友人の墓参りに妻とともに来ていたエンディングで、生きていて、まさに不死身だったことがわかる。まさに、くたばっても死なない”ダイ・ハ―ド”のマクレーン刑事か「〇〇は二度死ぬ」のような幕切れだった。