映画「入国審査」(原題:Upon Entry、2024)が8月1日から公開される。これは面白そう。スペイン製の深層心理サスペンス映画。この映画は、ニューヨークの空港で入国審査を待つカップルが、説明もなく別室に連行され、不可解な尋問を受けるという内容。
わずか17日間で撮影された低予算映画が、世界中の映画祭で高い評価を得ているという。
<あらすじ>
主人公のディエゴとエレナは、移住のためにスペインからニューヨークへやって来た。エレナはグリーンカードの抽選で移民ビザに当選し、二人は新天地での生活を夢見ていた。
しかし、入国審査で別室に連行され、理由も告げられないまま尋問が始まる。予想外の質問が次々と浴びせられる中、二人の間には疑念が芽生え始め、事態は予期せぬ方向へと展開していく…。
・・・
ちなみに、6月10日のニューヨーク・タイムズ紙は、カリフォルニアの州のリーダーたちは、トランプ大統領が移民取り締まりのための入国審査の強化に乗り出し、反対デモが起きたことから、軍を派遣したことに対して訴訟を起こしたというニュースを伝えている。
果たして、映画では不法移民が絡んでいるのか、はたまた何か別の犯罪にかかわる背景があるのか…興味が沸く。
ほかに公開を控えている映画では「ジョン・ウィック」シリーズの最新映画「ジョン・ウィック:バレリーナ」(8月公開)「アスファルト・シティ」(6月27日公開)ジャッキー・チェン主演の「ベスト・キッド レジェンズ」(8月29日公開)「レッド・ツェッぺリン:ビカミング」(9月26日公開)などがある。
また、変わったタイトルの映画「近畿地方のある場所について」(8月8日公開)は、”場所ミステリー”という、近畿の、というよりは「禁忌」の物語であるようだ。
■「にほんブログ村」にポチッと!お願い申し上げます。