お気に入りの作曲家の一人、ラロ・シフリンが亡くなった。高校生のころずっと見ていたテレビドラマシリーズ「スパイ大作戦」のテーマ曲(同作を映画化した「ミッション:インポッシブル」のテーマ曲)。初めて劇場で観た外国映画が「ブリット」であることなどから、その洗練された音楽にはしびれた。
作曲家のラロ・シフリンが26日(日本時間27日)死去した。93歳。
ラロ・シフリンは1932年6月21日生まれ、アルゼンチン出身。1966年に放送が始まった「スパイ大作戦」テーマ曲のほか、「ブリット」、ブルース・リー主演映画「燃えよドラゴン」、クリント・イーストウッド主演映画「ダーティーハリー」、ホラー映画の名作で知られる「悪魔の棲む家」など数々の映画、ドラマの作曲を手がけた。グラミー賞4度受賞。2018年にアカデミー名誉賞を受賞。
トム・クルーズが主演を務める「ミッション:インポッシブル」シリーズは現在8作目の「ファイナル・レコニング」が上映されている。
「ミッション:インポッシブル」の公式X(旧ツイッター)は27日に「『ミッション:インポッシブル』シリーズのテーマ曲をはじめ、数々の名曲を生み出した作曲家 ラロ・シフリンさんが逝去されました」と伝えた。
「不可能なミッションの始まりを告げる、本作を象徴する特別な旋律。映画音楽史に残したその功績は、これからも永く語り継がれていくことでしょう」とつづった。
ご冥福をお祈りいたします。
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