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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「日曜はダメよ」(1960、日本公開1961)音楽がGJ!

 
「日曜はダメよ」(Never on Sunday、1960)の1シーン
 
 
日曜はダメよ」(1960)の原題はギリシャ語で ”Pote tin Kyriaki”(英語:Never On Sunday)で、ギリシャ女優のメリナ・メルクーリ(1920-1994)が主演。アメリカ人のジュールス・ダッシンが監督と出演したアメリカ・ギリシャ合作映画。
 
アカデミー主題歌賞受賞アカデミー主演女優賞
ノミネートカンヌ映画祭主演女優賞受賞)。
 
ギリシャピレウスという港町で堅物考古学者のホーマー氏(J.ダッシン)と娼婦であるイリヤのラブ・コメ・・・。 
 
ホーマーは、イリヤに娼婦をやめさせようとしたが、いつのまにか取り巻きの連中と一緒に歌っていたというギリシャ版マイフェアレディにも似た話。
イリヤは、結局レディにはならなかったが・・・(爆)。
 
映画のタイトル「Never The Sunday(日曜日はダメよ)」は、娼婦のメルクーリは、日曜日には客を取らないで、彼女を女神のように崇める造船所の荒くれ男達と酒場で楽しく騒ぐので、「日曜はダメ」なのだ。
 
 
いかにも陽気なギリシャの売春婦、イリアに魅せられたホーマーは、何とイリアを研究の対象にする・・・。
 
メリナ・メルクーリは、映画の中で、「Ta paidia tou Peiraia」(ピレウスの男たち)と「船が来る」などを歌っている。レコード・プレイヤーなどが懐かしい時代だ。
 
TVの洋画劇場で、かつて見た程度だが、音楽は映画音楽のスタンダードになるくらいヒットして人気があった。
 
予告編はこちら:http://youtu.be/wQht_oEDKTc
 1960年ごろのヨーロッパ映画は、充実していたような気がする。
 メリナ・メルクーリの主な出演作品: 
 宿命 Celui qui doit mourir (1957) ― キネマ旬報ベストテン第2位
La Legge (1958)
日曜はダメよ Never on Sunday (1960) 
死んでもいい Phaedra (1962)
勝利者 The Victors (1963)
トプカピ Topkapi (1964)
太陽が目にしみる Les Pianos Mecaniques(1965) - 共演:岸惠子
ダイヤモンド作戦 A Man Could Get Killed (1966)
夏の夜の10時30分 10:30 P.M. Summer (1966)
いくたびか美しく燃え Jacqueline Susann's Once Is Not Enough (1975)
女の叫び A Dream of Passion (1978) ― キネマ旬報ベストテン第6位