今朝のTV番組「ボクラの時代」という番組で、西田敏行が、丹波哲郎のものまねをしていた!それがそっくりだった。西田の丹波のものまねは、よく知られている名人芸らしい。丹波の大ファンとしては、朝から気分がよかった?(爆)。
西田と岸本は、最近見た映画「星守る犬」で夫婦役で共演していた。この映画は、無縁社会になりつつある社会で、絆の大切さを示していた。福島出身の西田は、「原発は人災」とも語っていた。映画の撮影の時には、いわきの海岸は美しかった、というが、変わり果てた景色をどう感じたか・・・。
西田敏行によると、「俳優の中にはわざとらしい演技をする人もいる」といい、腕を折り曲げて見せて(腕に覚えありのポーズ)いた。「そういうのは、鼻につく」と岸本。
「演じないことを演じている」(西田)を目指していると奥が深い(爆)。
「目標は”面白い”俳優」だという。喜劇でも、シリアスでも、こいつは面白い役者だというのを目指しているようだ。自然体がいいということを強調していた。
岸本加世子が、北野武監督作品に出演していたときに「監督からは、演技をしないでくれ、といわれた」(岸本)という。
竜平が、「芸人も役者も、長く続けるのは難しい。西田さんや岸本さんは、安定している」というと、西田は、「それは違う。安定したらダメだ」と切り返していた。
丹波は、豪放なイメージがある半面、ナイーブ(繊細)だったという。
現場に来ても、あの独特な口調で元気に「やあやあ」とあいさつし、今日はどんな場面かと、台本も読まずに撮影現場に来るらしい(爆)。それを、西田が、丹波のものまねでしゃべっていた!
それと同じ現場を目撃したことがある。
あれは197X年の2月ごろだった。
fpdが会社に入って1年足らずの時に、勤務する会社ビルの9階で、丹波主演の映画の撮影が行われたが、その場に、”助っ人”の一人として、撮影を見守るfpdの姿があった。
50人の外人エキストラが、国際会議室(ジュネーブの設定)の同時通訳のイヤホンをして、主演の丹波を待っていたときだった。 やあやあやあというような大きなジェスチャーをして、「ハーイ。ハウアーユー!」と入ってきた。なんという貫禄。これが、
007映画に出演した、あの「タナカ」丹波かと思った(笑)。
というわけで、音楽もすばらしい「砂の器」をまたまた持ち出したfpdであった。