映画は映画館で・・・が基本だったが、1970年代初めの当時は、とにかく旧作、名作は、テレビの洋画劇場(日曜洋画劇場、水曜ロードショー、金曜ロードショー、その他毎日あった)が「映画の宝庫」だった。毎日が「洋画デー」だった。学生だったもので・・・。
1971年に、テレビで見た洋画は、こんな作品があった(1971年の手帳のメモから)。時系列で、感動した順に並べると・・・。映画館で見ている作品、のちに見ている作品も含む。
1971年1月1日~4月24日
①「天井桟敷の人々」・・・正月の深夜に3時間以上の放送(眠気も吹っ飛ぶ感動)。
②「昨日・今日・明日」・・・ローレンとマストロヤンニの名コンビには、参る!
⑤「暴力教室」・・・ビック・モロー(あの「コンバット」のサンダース軍曹)とシドニー・ポワチエが生徒役だった。暴力と言っても、当時は、それほど過激ではなかった。音楽のロック・アラウンド・ザ・クロックにはしびれた(のちに「アメリカン・グラフィティ」でも使われていた。
「終着駅」のモンゴメリー・クリフトとジェニファー・ジョーンズ
⑥「七年目の浮気」・・・あのマリリン・モンローのスカートがフワ~ですね(笑)。
⑦「終着駅」・・・ジェニファー・ジョーンズの美しさといったら。
⑧「真昼の決闘」・・・ゲーリー・クーパーの西部劇で傑作。
⑫「草原の輝き」・・・青春映画の佳作。ナタリー・ウッドがかわいい。
⑬「テキサス」・・・ディーン・マーチンだったか。
⑭「わが谷は緑なりき」・・・alf.momさんのブログ・タイトル。
⑮「姿なき殺人者」・・・アガサ・クリスティの傑作ミステリー「そして誰もいなくなった」 の二度目の映画化作品。guchさんが好みそうな(笑)
⑰「片目のジャック」・・・マーロン・ブランドの第1回監督作品。
⑱「灰とダイヤモンド」・・・主人公がのたうちまわるシーンが強烈。
⑲「頭上の敵機」・・・二十世紀フォックスの副社長ダリル・F・ザナックが自ら製作に当たった1950年度作品で、第二次大戦を背景とした戦争映画の1つ。監督は「海の征服者」のヘンリー・キング。
⑳「2ペンスの希望」・・・1951年制作のイタリア映画。1952年カンヌでグランプリ獲得。日本封切は1962年8月。VHSもDVDも発売していないようだ。
(21)「死んでもいい」・・・「日曜はだめよ」のジュールス・ダッシン監督と同じく女優のメリナ・メルクーり主演。アンソニー・パ―キンス共演。
(25)「北京の55日」・・・チャールトン・ヘストン。音楽が印象的。
(26)「孤島の戦場」・・・記憶のかなた?
(27)「南から来た用心棒」・・・ジュリアーノ・ジェンマのイタリア製西部劇(マカロニ・ウエスタン)。
伊丹十三も俳優として出演した。
1971年4月25日~5月23日 以下、タイトルだけ・・・。
①「旅路の果て」
②「望郷」
③「黄色いリボン」
④「罪と罰」
⑤「突然炎のごとく」
⑥「泥棒成金」
1971年5月24日~6月20日
①「悲しみは空の彼方に」
②「第三の男」
③「平原児」
④「暗殺5時12分」
⑤「わんぱく戦争」
⑥「上と下」
⑦「乱暴者(あばれもの)」
1971年6月21日~10月24日
②「明日なき十代」
③「太陽がいっぱい」(劇場でも3回は見ている)
④「続・荒野の用心棒」
⑤「お嬢さん、お手やわらかに」
⑥「底抜け大学教授」
⑦「オーケストラの少女」
⑧「博士の異常な愛情」
⑨「私は死にたくない」(原題「I want to Live!」)・・・これは傑作。スーザン・ヘイワードがアカデミー賞主演女優賞!
⑩「底抜け西部へ行く」
⑪「鉄道員」
泣かせる映画、生涯マイベスト3の1本
(1)鉄道員 (2)ニューシネマ・パラダイス (3)ひまわり
⑫「フランス式十戒」
⑬「大脱走」(前)
⑭「大脱走」(後)
⑮「プレイガール陥落す」
⑯「甘い生活」
⑰「私はそんな女」
・・・
印象に残る映画はありましたか?(笑)
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