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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★fpdの「洋画ベスト100」(10年前の記事を再編集)①。

fpd 「洋画ベスト100」
 
約10年前に、このブログで数回に分けて紹介した個人的な【洋画ベスト100】を、再編集してまとめた。最近10年ほどの映画は含まれていない。それらも含めた【洋画ベスト50】などを近日中に紹介したい。
 
1.アラビアのロレンス・・砂漠の自然と恐怖。70ミリ大画面で、砂漠を行進するラクダの群れ。蜃気楼のなかでみせるピーター・オトゥール(ロレンス)の孤独感。大砂漠の中の人間の小ささ。モーリスジャールの壮大な力強い音楽。前後編の中で、「休憩(インターミッション)」が入るという4時間近い映画も長さを感じさせないスケール。オトゥールのほか、アンソニークイン、アンソニー・クエイルオマー・シャリフ、デビッド・ニーブンなどそうそうたる役者。テレビでも放映されたことがあるが、映画が大画面向きであり、100分の1も伝わらなかった(笑)。こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/38520515.html
2.エストサイド物語・・・1位と2位は気分で入れ替わることがしばしば。この映画のオープニングで、流れる音楽とタイトルバックの美しさ。やがてカメラがニューヨーク・マンハッタンを俯瞰でとらえ、緊張が走るスタート。フィンガースナップ。踊りだす若い青年たち・・・。何度観ても新鮮なミュージカル映画のMyベスト映画です。「クール」「トゥナイト」なかでもリタ・モレノの「アメリカ」などの名曲は、すばらしい。こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/38519481.html
 3.ゴッドファーザー・・・リアルタイムで観た中でのトップが「ゴッドファーザー」! 音楽、マフィアの長、ドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の老け役メイクがすごく、当時49歳だったとは!息子マイケル(3男)を演じたアル・パシーノ (後にアル・パチーノに表記変更)の本格デビュー作となった。ブログの「70年代」映画で、最初に取りあげたのが「ゴッドファーザー」。こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/30603090.html
4.Z・・・軽快な打楽器を駆使したミキステオドラキスの音楽。準主演格のジャンルイ・トランティニャンの予審判事を筆頭に、主演のイブ・モンタン、脇役のシャルル・デンネ、レナート・サルバトーレ、マルセル・ボズフィ、「Z氏」の妻役のイレーネ・パパスほかの配役がすばらしい。また、映画の製作も兼ね出演したジャック・ぺランがカメラマンの記者役で、いきいきと演じていた。こちら:    http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/31186756.html
5.カサブランカ・・・(絶対にあの曲だけは聴くまいと決めていたが)「あれを弾いてくれ!」というハンフリー・ボガート。「いいんですか?」と応える黒人ピアニストのサム。ラストの空港のシーンも忘れがたい。イングリッド・バーグマンのつぶらな瞳に光る涙。今は、タバコを吸うのは、遅れている?と思われるほど、環境が厳しくなっているが、映画の中のボガートのタバコの吸い方は、なかなかきまっている。
6.天井桟敷の人々・・・ジャンルイバローの一世一代の名演技!3時間以上の長さの映画。今回紹介した中で、唯一映画館でなくテレビ(深夜)で観た作品ですが、「ベスト10」を外すことはできませんね。
7.太陽がいっぱい・・・説明不要。ニーノ・ロータの音楽。地中海の青々とした日照りの中でのどす黒い殺人という対比! ラストシーンで崩れる完全犯罪!ドロンの代表作!
8.第三の男・・・第三の男(オーソン・ウエルズ)の意表をついた登場シーンが圧巻! 全編に流れるチターの曲。観覧車の名セリフ。ウエルズの即興というからやはり「ただの市民(ケーン)ではなかった(笑)。天才なのでしょう。
こちらにも:
http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/33522528.html
9.屋根の上のバイオリン弾き・・トポル(このあと、「フォロー・ミー」に主演)の名演。「伝統」「サンライズ・サンセットなどの名曲と踊り。ロシアを追われたユダヤ人家族の物語をミュージカルに仕立てた名作。こちら:
http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/30627970.html
10.ひまわり・・・ビットリオ・デシーカ監督の集大成。ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニの名コンビに泣かされた。一面のひまわり畑にかぶさるテーマ曲が
すばらしい。こちら:    http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/38518026.html
 11.死刑台のエレベーター・・・映画の醍醐味、サスペンス、怖さ、音楽のすばらしさ(ジャズ)、ラストシーンのあっといわせるどんでん返し!完璧な映画。主演のジャンヌ・モローもいい。

12.
かくも長き不在・・・上位10本に入っていた時期もあった。感動作品!モノクロの小さな画面で、これほど迫ってくる映画はない。「第三の男」のラストシーンで、ジョセフ・コットンに一瞥すらせず、無視して歩いたアリダ・ヴァリの名演技が光る。
13.街の灯・・・チャップリン映画では、一番のお気に入り。ありきたりですが笑いと涙の感動!盲目の女性が、見えるようになり、手のぬくもりで知り「あなたなの?」と語る場面!
14.夜の大捜査線・・・シドニー・ポワチエとロッドスタイガーの男の友情。熱気に満ちた主題曲!
15.サウンドオブミュージック・・・普遍的な名作ミュージカル!音楽は、どれもすばらしい。「すべての山に登れ」「エーデルワイズ」・・・。
16.L.A.コンフィデンシャル・・・めずらしく原作を読んでからみた。こういうインサイド・ストーリーは興味シンシン。警察内部の腐敗、隠蔽。ケヴィン・スペーシーなど俳優陣がよかったが、「ナインハーフ」以外では、最も魅力的だったキム・ベイシンガーが妖艶
17.シンドラーのリスト・・・スピルバーグ監督。ラスト・シーンの墓詣での姿に感動!
18.ショーシャンクの空に・・・ヒューマンタッチの感動。刑務所内のモーガン・フリーマンの人間味!
19.ブリット・・・スティーブ・マックィーン刑事がかっこよく、ラロ・シフリンの曲もいい。
20.「フレンチ・コネクション・・・カーチェイスと、ジーン・ハックマンの型破りな刑事。
21.明日に向って撃て!」・・・崖から飛び降りるサンダンスのセリフ(「泳げないんだ!」)
22.コーラスライン・・・ダンサーのオーディションをミュージカル映画に!
23.ジョーズ・・・サメがガバッと来たとき固定椅子から、落ちそうになった(笑)。
24.情婦・・・二重、三重のどんでん返し。ディートリッヒの名演!
25.ニュールンベルグ裁判・・・ウイドマーク、ランカスター、トレーシー名優たち!
26.十二人の怒れる男・・・裁判劇の意外な展開に感動!
27.サンセット大通り・・・再起を目指す元大女優の鬼気迫る演技!
28.ダイヤルMを廻せ!・・・ヒッチコックの真髄!
29.ライアンの娘・・・デビッド・リーンの大ロマン映画。パラソル!アイルランド
30.「ベン・ハー」・・・迫力ある歴史劇。チャールトン・へストンが適役!
31.「大脱走」・・・マックイーンがバイクで高原を疾駆!
32.「荒野の七人」・・・壮大なスケールの七人の西部のガンマン!
33.「ダーティ・ハリー」・・・マグナム銃をおみまい!汚いキャラハン刑事の誕生!
34.「華麗なる賭け」・・・マックイーンの完全犯罪成功の高笑い!「風のささやき」!
35.「さらば友よ」・・・ラストシーンにしびれた! これは、ドロンよりブロンソン
36.「アパートの鍵貨します」・・・サラリーマンの悲哀!上司のためなら鍵も貸します!
37.「欲望という名の電車」・・・名優のぶつかり合い!ビビアン・リー、ブランド!
38.「MASH」・・・戦争の現場は、こんなはずでは(爆)。
39.「ラスト・ショー」・・・映画館が消える、館長のさびしさと青春映画。
40.「サテリコン」・・・ローマ時代の退廃を鋭く。フェリーニの映画を初めて見た感動!
41.いつも心に太陽を」・・・ルルの切々たる哀愁のメロディとポワチエの人間味!
42.西部戦線異状なし」・・・戦争映画の傑作といわれます。
43.「エルビスオンステージ」・・・人間エルビスに迫りました。ヒット曲の数々!
44.「007ロシアより愛をこめて」・・・シリーズで最高との評価で、1本入れました。
45.「鉄道員」・・・イタリア家族、父親の威厳をピエトロ・ジェルミが見事に。子役も!
46.「ブーベの恋人」・・・テーマ曲はザ・ピーナッツも歌いました。C.カルディナーレ!
47.「ワイルドバンチ」・・・バイオレンスの巨匠、サム・ペキンパーの代表作!
48.「サイコ」・・・精神に異常をきたした、アンソニー・パーキンスの恐怖の演技!
49.「北北西に進路を取れ」・・・スリルとサスペンス! 逃げるケーリー・グラント
50.「ダイ・ハード」・・・アクション映画の新ヒーロー誕生!80年代のベスト1。
51.「昨日・今日・明日」・・・ソフィア・ローレン、マストロヤンニの最高コンビ。こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/39277141.html
52.「俺たちに明日はない」・・・ラストシーンの衝撃! アメリカンニューシネマの到来!
53.「激突!」・・・身に迫る恐怖。しかし、相手は人間でなく・・・。
 こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/30782003.html
54.「雨の訪問者」・・・ブロンソン絶頂期の代表作。音楽も最高!
こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/39252171.html
55.「仁義」・・・アラン・ドロンがクールに決めた!フイルムノワール(暗黒映画)! 
56.「風と共に去りぬ」・・・長期間、歴代興行記録No.1の地位に。「ET」まで。
57.「ローマの休日」・・・オードリーの愛らしさ。グレゴリーペックとの名コンビ。

58.「終着駅」・・・ジェニファー・ジョーンズの美しさ。イタリアのテルミネ駅が有名に!
59.「めぐり逢い」・・・行き違いにはらはらも、ハッピーエンド。
60.「赤いテント」・・・コネリーがイメチェンにいどんだ北極の遭難題材。こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/32030962.html
61.暗くなるまで待って・・・盲目の主婦へプバーンに襲う恐怖!
 こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/35460169.html
62.レベッカ・・・ローレンス・オリビエ、ジョーン・フォンテーンの美男美女。
63.リオ・ブラボー・・・ジョン・ウエイン、ディーン・マーチンの銃の受け渡し!
64.・・・You・・・・・・アメリカ学園紛争ドラマ。
 こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/36329363.html
65.小さな恋のメロディ・・・11歳同志の結婚宣言に周囲は、混乱!
 こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/39703162.htmlの「My
66.戦略大作戦・・・ブラック戦争コメディ。イーストウッド、サザーランド。
67.荒野の用心棒・・・イーストウッドマカロニウエスタン出世作
68.慕情・・・香港舞台のメロドラマ。音楽と思い出の丘のシーン!
69.王様と私・・・ユル・ブリンナーのつるつる頭ここから。当たり役。

70.
南太平洋・・・「バリ・ハイ」などすばらしい音楽の数かず。
71.キャッチ22・・・戦争風刺コメディに有名俳優総出演。
  こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/35462111.html
72.黒いオルフェ・・・ギリシャ神話題材に、現代の悲劇。
73.個人教授・・・ルノー・ベルレー、ナタリー・ドロンの青春
        映画。
74.栄光のル・マン・・・マックィーンのスピードにかける、静かな男の執念。
 http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/30688120.html
75.ポセイドンアドベンチャー・・・オリジナル版は、アイディアと群像劇で感動!
76.悲しみの青春・・・はじめてみた美人女優、ドミニク・サンダ
 こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/30632124.html
77.史上最大の作戦・・・オールスターキャストで、戦争をリアルに!

78.
大空港・・・バート・ランカスターほか、俳優で見せる!
 こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/36477309.html
79.シベールの日曜日・・・モノクロ映画の傑作。ゴッジの愛くるしさ!こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/38544963.html
80.M・・・ピーター・ローレの怪演・名演! 「M」文字がガラスに映る!
 
(つづく)「81-100」へ(スペースの関係で)

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