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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「カエルの王女さま」(第7話)</span>


 
カエルの王女さま」(第7話)。
 
ドラマは、連続して見るか、まったく見ないかに別れる。
見ている人には、毎回の楽曲・音楽などにわくわく
見ていない人は「ふーーん」(笑)。
 
テレビ・ドラマで毎週欠かさず見ているのは、この「カエルの王女さま」のみ。
 
余談だが、途中から、と言っても1回だけ見てリタイヤした「リーガル・ハイ」だったが、先日しばらくぶりに見て、復活した。あの、堺雅人の超トボケ演技に引き込まれる。役作りというのがどういうものか、伝わってくる。表情、キャラの作り方教えます講座のようだ。笑。とにかく俳優って凄い!)
 
さて、コーラス・グループ”シャンソンズ”が風前の灯(ともしび)に揺れるなか、由芽市では安見市との合併、音楽堂の取り壊しとその跡地にゴミ処理場を建設するという建設市民説明会が行われていた。
 
音楽堂の取り壊し反対の署名がコーラス・グループ”シャンソンズ”メンバーらのアピールで300枚集まったことが、紹介された。井坂清忠市長(岸部一徳)は、「300人の署名など数のうちにならない少数派だ。1,000枚ないとね」と一蹴しようとした。そこへ、シャンソンズのコーチ、澪(天海祐希)が、「インターネットで呼びかけ700枚集まった」と署名を持ち込み、1,000枚になったと報告。澪は、そこで、聴衆に「かつての音楽をなくしてもいいのか」と訴える。
 
その場に集った人々の心にも確実に澪の言葉は響いていた。
 
県の合唱コンクールで、優勝するしかないと考えた澪だが、そこには、過去3年優勝してきた本格的な正統派女性合唱団の存在があり、今年は、ドイツから著名な指揮者を呼び寄せて参加するというのだった。このままでは、”シャンソンズ”に勝ち目はないが、澪は「優勝宣言」をしてしまう。
 
市長は「そこまで言うなら、きっと優勝できなかったときのことも考えているんでしょう。1つの市に2つの合唱団は不要ですし。」と挑発してくる。
 
澪:「もちろんです。もし優勝できなければ、シャンソンズは即時解散します」
 
市長:「素晴らしい。実に素晴らしい!さすが、ブロードウェイに たった一度出たことがあるスターシャンソンズは、優勝できなければ解散するという意気込みです。この町の希望の光に期待しましょう。」と皮肉たっぷりに、嫌味を言う。

夫・井坂哲郎(小泉孝太郎)の浮気を知った忠子(石田ゆり子) は、家出を決行。そんな折、パリのオペラ座公演を成功させた演出家・三宅(石井竜也)の姿をテレビで見た澪に、ある考えがひらめく・・・。

三宅は澪のかつての元彼だったようで、プロデュースしてもらおうと、澪にしては初めてだが頭を下げるのだが、「ブランドがほしいだけではないか」と断られてしまう。
こうなったら他人に頼らず自分たちでやるしかないと考える澪だったが・・・。
 
グループに「秘策」があると宣言した手前、頭を悩ます。
 
シュガーの「ウェディング・ベル」。玲奈の「くたばっちまえ!」が、感情がこもりいい。
 
三宅から”真っ白い”五線譜が送られてきた。テレビを見ていたら、三宅が、インタビューで、次は「真っ白なところ」からスタートすると語っていた。五線譜に白紙の状態からメロディーを書くことからステージは始まる、オリジナルで勝負すると覚悟を決める澪。
 
毎回、引き込まれるのが澪(天海祐希)のポジティブな考え方と行動
威風堂々。”やるっきゃない!”(Let's  Do It!の掛け声がいい。メンバーのだれかが、英語を言うと、”発音がいいね”とほめる。ニューヨーク・ブロードウエイ仕込みの澪の血も騒ぐ。)
 
天海祐希のかっこよさ!(完璧)
 

 
男っぽい姐肌でありながら、色気と女性オーラがある(笑)。「東芝」のCMや映画「アマルフィ」では感じられないが、宝塚でトップを走り続け、絶頂期で未練なく退団し、その後は映画や芝居に大活躍。好感度と、女性にとって、こうありたい女性タレントのNo.1は納得。天海祐希は特別の天性の才能と資質を持っているとしか言えない希有の存在。そのキャラクターなどが最大限に生かされているのが「カエルの王女さま」だ。
 
澪は、グループのメンバーにいう。
 
「あなた方は所詮、田舎のカエル。いくら着飾っても、都会に行こうが、カエルはカエルだ」と。このカエルたちが、いつ「王女」になるのか、いよいよそれは近づいてきたようだ(笑)。澪は「これまで、自分のことしか考えてこなかったが、今、ほかの人のことで、悩んでいる」とつぶやく。澪のプライドと、箸にも棒にも・・・というダメダメ・コーラス・グループのメンバーの成長・再生をかけた戦いが始まる。

 
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