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<span itemprop="headline">TV「カエルの王女さま」(第9話&10話)</span>


 
「カエルの王女様」も第9話、第10話とややマンネリになってきたような・・・。
その中でも天海祐希は、一人気を吐いていて、さすが元・宝塚のトップ。動きの一つひとつ、セリフもいちいち説得力がある。
 
第9話:
シャンソンズを解散すると話す澪(天海祐希)に、忠子(石田ゆり子)は自分が父を説得すると宣言。清忠(岸部一徳)に歌や音楽堂を憎む理由を問いただすが、取り合ってもらえない・・・。
 
澪が率いるシャンソンズは、合唱コンクールの県予選で自分たちにしかできないショークワイアを披露して喝采を浴びたものの、大会規定に違反したとされ、失格になってしまう。
 
市長の清忠から審査委員長に、歴史ある大会なのだからルールは厳守するよう指示があったのだという。清忠は、約束通りシャンソンズには解散してもらう、と香奈絵(久野綾希子)に告げると、音楽堂の解体工事にGOサインを出し、シャンソンズに対しては市民センターの使用を禁じる。

それを受けて澪は、シャンソンズの解散を決断する。シャンソンズの目標は音楽堂で公演を行って取り壊しを阻止することなのだから、いまは一旦解散して、反撃の機会をうかがうべきだというのだ。
 
何をやっても父・清忠の気持ちが変わらなければどうにもならないことを痛感した忠子(石田ゆり子)は、自分の手でけりをつけようと決意する。が、まひる大島優子)たちシャンソンズのメンバーは、さすがにショックを隠せなかった。

そんな中、香奈絵が、市民センターから児童館への異動を命じられる。荷物を整理していた香奈絵は、そのなかから1枚の写真を取り出して澪に見せた。それは、フォークギターを手にした、若き日の清忠の姿だった。

澪は、桜(濱田マリ)の店「Singers」に集まった忠子、まひる、一希(玉山鉄二)に、清忠の過去・・・音楽に対して清忠が抱いているわだかまりの正体を探ろうと提案する。

みぞれ(大島蓉子)や玉子(菊地美香)は、新たな練習場を確保しようと奔走していた。が、どうやらシャンソンズには貸さないよう、通達が出ているようだった・・・。 
 


シャンソンズの練習の場に清忠市長を呼び、歌を聴いてもらう。
清忠の眼に涙が浮かぶ・・・。清忠自身が、自分が若い時に音楽で挫折したことから思い出したくない音楽だったが、シャンソンズが、何かを変えるかもしれないという奇跡を感じているのか・・・。
 
第10話:
澪(天海祐希)や忠子(石田ゆり子)らシャンソンズの面々は、市長の清忠(岸部一徳)から音楽堂の使用許可を得る。
 
音楽堂の取り壊しは覆せなかったが、その前に1日だけ、公演を行うチャンスを得たのだ。澪は、1%でも望みがあるのなら勝負する、とまひる大島優子)たちメンバーに宣言すると、さっそく練習に取り掛かった。ところがその矢先、香奈絵(久野綾希子)が突然倒れ、病院に運び込まれてしまう。

検査の結果、香奈絵は心臓に疾患があり、早急に手術をする必要があるという。麻酔から目を覚ました香奈絵は、付き添っていた澪と忠子に、シャンソンズのコンサートが見たいから手術を受ける、と告げる・・・。

澪から香奈絵の病状についての報告を受けたシャンソンズのメンバーは、動揺を隠せなかった。澪は、こんなときだからこそ歌うべきだとメンバーを鼓舞し、レッスンを開始する。そこにやってきた清忠は、音楽堂が将来に渡って採算が採れるという可能性を証明できるのなら取り壊しは撤回する、と澪たちと約束した。
 
そのためにはまず、今回の公演でシャンソンズが最低でも1枚2000円のチケットを1000席分さばかなければならなかった。澪たちは、レッスンと同時に公演の準備やプロモーション活動に奔走する。
 
町を歌いながら闊歩するミュージカルのようなシーンは、なかなか良かった。
 


そんな折、香奈絵に代わって、哲郎(小泉孝太郎)が市民センターの臨時館長に着任する。清忠が命じたのだという。
 
同じころ、由芽市にある人物がやってくる。それは、ニューヨーク時代、澪のエージェントを務めていたピート佐藤(草刈正雄)だった。桜(濱田マリ)の店「Singers」に現れたピートは、澪に新作ミュージカルのオファーがあったことを伝えた。
 
以前、澪もオーディションを受けたことがある高名な演出家から、新作ミュージカルの主演に澪を使いたい、という指名があったのだという。澪は、シャンソンズの公演や香奈絵のこともあり、その話を受けようとはしなかったが・・・。
 
「ブロードウエイは、無くならない。シャンソンズが成功しなければ、音楽堂は取り壊される」と澪は、素人集団のコーラスを優先する決断を下す。シャンソンズのメンバーは、せっかくのチャンスなのにと、ニューヨーク行きをすすめるが、澪の決心は固かった。ビート佐藤は、”手ぶらで”ニューヨークに向かうが、澪の性格からして翻意しそうにないのを知っているのか、苦笑いをする。
 
そろそろこのドラマも終盤に向かうのか。香奈絵の病気は回復するのか。
市長は、シャンソンズから何かを感じるのか。澪は・・・。
(次週は、リアルタイムで見られないが、展開は気になる。)
 
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