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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ:「結婚しない」(第2話・第3話)みたが・・・。</span>

 
天海祐希菅野美穂の主演ということで、期待していた「結婚しない」だが、第1話~3話まで見たが、今一つ盛り上がらない。毎回、ドラマの冒頭で、女子大生などを前に「結婚」をテーマに講義している風景が描かれるが、この部分だけは、本編のストーリー以上に興味がわく。
 
最近、結婚しない(したくない、できない共)という男女が増えているという。
30年前までは、70%が見合い結婚だったという統計も語られていた。その当時は、
女性にとって「25歳はお肌の曲がり角」といった化粧品のCMがはやり、25歳は、クリスマスケーキに例えられた。24日(クリスマスイブの24日=24歳)までは売れるが、25日(25歳)になると、売れ残りといわれた。この10数年来の晩婚化の傾向からみると、考えられないが・・・。当時は男のほうも、一応30歳というのがメド(目標)であったようだ。
 
このドラマの主人公・千春(菅野美穂)は35歳。昔10年以上前、付き合っていた、いわゆる元彼とはその当時はときめきもなく、「お互い、35になって独身でいたら結婚しようか」と冗談ぽく語っていたことだけは双方覚えていた。喧嘩もなく自然消滅で別れていたが、ひょんなことから再会。男も婚約寸前で別れたところだった。35歳になる千春は、同僚の後輩社員から合コンに誘われ、参加するが、気分も乗らずに、場違いな雰囲気を味わってしまう。
 
見合いもするが、一度会って、どうしてもという気になれず断ってしまう。一方、知り合いになった春子(天海祐希)は、40代半ばになるが、母親からは、結婚の心配をされているが、結婚したいとも思っていない。千春は、春子の家に半ば強引に同居することになり、焦りを感じて、春子にアドバイスを求めて、相談するのだが・・・。
 

 
 
菅野美穂が、揺れ動く30代半ばの女性を演じているが、夜、いつも近くの公園でヤケ酒ならぬやけ缶ビール飲みを行っている。夜更けに女性一人でベンチでお酒を・・という設定がありえない。通行人もゼロ。
 
そこに知り合いになった恋愛には奥手の花屋の店員、工藤純平(玉木宏)が現れ、進展があるかと思いきや全くなく・・・。
 
天海祐希は、デザイナーとして有能な社員であったが、会社の上司(過去に関係があったらしい)から「会社の辞令でフラワーショップの店長に」といわれ、派遣されたのが、くだんの純平のいるショップだったのだ。
 
天海祐希の役柄が、最近見てきたドラマ「カエルの王女さま」のような快活なパワフルな女性ではなく、どちらかというと、地味な印象で、何を考えているのかわからないような役柄で、ドラマが盛り上がらない原因にもなっているようなのだ。
 
視聴率も、初回が13%で、第2話も同程度、第3話は10%と尻下がりになっている。
ドラマチックな展開が全くなく、毎回単調で、ドラマとして引き込まれないのだ。
 
テレビ・ドラマは、広告スポンサーがあって成り立っているが、出演している俳優・女優が出ているCMがスポンサーになるケースが多いが、この番組のCMでは、菅野が、味の素のマヨネーズのCMでジャガイモにマヨネーズをつけて、口の周りを汚して食べているシーンが流れている。ドラマの陰とCMの陽の差が大きいが、ドラマでの菅野にあまり魅力が感じられないのが印象だ。
 
主演女優二人に魅力が感じられず、イケメン代表といわれる玉木宏が、いじいじ・うじうじしている役柄では、救いようもない最悪のパターンに陥っている。
 
このドラマ、「期待外れ」につき、3話で、終了します(笑)。
 
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