木１０「結婚しない」1分PRスポット
なぜか「木１０」（木曜夜10時）のドラマに縁のある天海祐希だ（この夏までのドラマ「カエルの王女さま」も同じ時間帯だった）。そのことを、テレビの別の番組でいわれた天海祐希は「他からお誘いがないもので」と笑い飛ばしていたが・・・。
菅野美穂と天海祐希のダブル主演の連続ドラマ「結婚しない」（フジテレビ系）がスタートしたので、第1回を見た。まずは順調な滑り出しというところか。連続ものなので、次週あまり面白くなければ、途中でリタイヤするかもしれないが・・・。
30、40代の“結婚しない（選択をした）”女性や、”結婚（したいのに）できない”女性たちが、仕事や恋愛、友情にもがく姿をリアルに描いた大人の女性向けのドラマだ。姉さん的で堂々としている、常にかっこいい役が多い天海祐希が主演で、この年齢層の独身女性には、時にリアルで、痛いドラマともいえそうだが、例によって「応援歌」となるのか。
ドラマのスポンサーの1社が旅行会社のHISであるので、菅野美穂が演じるのは、
HISに契約社員として勤務する34歳の独身女性・千春。20代の時の元彼と再会した千春。かつて「35になってともに独身だったら結婚しよう」ということばを共に覚えていたが、その時はその時で・・・で期待してしまった私がばかだったと落ち込む千春（菅野美穂）。
一方、桐島春子（天海祐希）は、才能ある造園プランナーで、バリバリのキャリアウーマン。仕事がパートナーと、順調に見えたのだが、会社の方針とやらで、４０代
（４４歳）で独身という理由で、店舗勤務を命じられショックを受ける。
年齢を重ねるにつれて、悩みを自分で消化し、恋愛に対して達観している「結婚しない選択をした女」。
ドラマは、そんな2人があるきっかけで知り合い、同居生活を始め、時にけんかをし、時に助け合い、共に自分なりの生き方を模索して、それぞれの答えを見つけていくという内容のようだ。
恋愛に奥手なうえ、夢を追いかけながらアルバイトをしていることから、経済的にも精神的にも結婚は無理だと思っている「結婚する余裕のない男」の工藤純平（玉木宏）が、二人にかかわりを持っていく。
公園のベンチで、夜に女性一人で、缶ビールを何杯も飲む光景（千春）は、ありえないが・・・。全体的に、ややうじうじしたような暗さもあるが、噴水のあるところで、独身女性二人で、「独身で何が悪い！」「女は子供を産む道具じゃない！」などとびしょ濡れになって叫ぶところが、本人たちはすっきりするだろうが、やや哀しい（笑）。
いかにもイケメン代表でモテモテの印象が強い玉木宏が、恋愛に奥手で、「自分だけで精一杯で、とても（結婚して）他人のことまで考えられない」と結婚には後ろ向き全開だが・・このまま終わるはずもなく。
来週が、このドラマを見続けるかどうかの分岐点になりそうだ。
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