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<span itemprop="headline">★”定年小説”の映画化「終わった人」(2018)6月9日公開。</span>




脚本家・内館牧子の原作「終わった人」が、舘ひろし黒木瞳のW主演で映画化され、6月9日(土)から全国ロードショー公開される。原作は「定年って生前葬だな。」の書き出しで始まる。舘ひろし史上、最もダサい人物を演じることになるという。

「夢なし・趣味なし・仕事なし、そして、わが家に居場所なし!!」の主人公。

大手銀行の出世コースから脱落したまま定年を迎えて、朝起きてから夜寝るまで何もすることがなく、世間から”終わった人”と思われるようになった主人公・田代壮介を舘ひろしが演じる。


妻・千草(黒木瞳)や娘からは「恋でもしたら?」とからかわれ、「このままではマズイ」と感じ、職探しをしたり、ジムに通ったりと奮闘するが、全くうまくいかない。

しかし、ある時、【人生の転機】が訪れ、世界が一変するというのだが・・・。




そういえば似たような映画があった。
ジャック・ニコルソン主演の「アバウト・シュミット」(2002)だ。保険会社で働いていた平凡なウォーレン・シュミット(ジャック・ニコルソン)は、66歳で退職後の新しい生活に馴染めず、自分には価値がなくなったように感じてしまう。

結婚を控えた一人娘のジーニーはデンバーで暮らしており、これからは妻のヘレンと二人で、悠々自適な老後生活を送っていくはずだった。ヘレンは今後の楽しみにと、大きなキャンピングカーまで購入していた。

ところが、役職を失ったシュミットはあらゆることに不満を感じ、ストレスの塊となる。
退屈な日々の中、偶然テレビで目にした、アフリカの貧しい子どもを救うプロジェクトにわずかな寄付をし、6歳のンドゥグの養父となる。

シュミットにとって、思うままンドゥグへ手紙を書くことだけが楽しみになっていく。
そんなある日、ヘレンが急死してしまう・・・といったストーリーで、ニコルソンが悲哀たっぷりに演じていた。

・・・
終わった人」とみられた田代壮介(舘ひろし)は果たして、定年後に”超一転!?”というのは、どういうことなのか・・・。


    妻に大胆にも恋愛宣言し、30歳差の美女・久里(広末涼子)と夜景デートとしゃれ込む。

             こんなことにも挑戦するのか? (あぶない刑事か!笑)




原作:内館牧子終わった人」(講談社刊)
監督:中田秀夫

”シニア世代”にも、人生は、まだまだ終われない!といったメッセージか。


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