脚本家・内館牧子の原作「終わった人」が、舘ひろし・黒木瞳のW主演で映画化され、6月9日(土)から全国ロードショー公開される。原作は「定年って生前葬だな。」の書き出しで始まる。舘ひろし史上、最もダサい人物を演じることになるという。
「夢なし・趣味なし・仕事なし、そして、わが家に居場所なし!!」の主人公。
しかし、ある時、【人生の転機】が訪れ、世界が一変するというのだが・・・。
ジャック・ニコルソン主演の「アバウト・シュミット」(2002)だ。保険会社で働いていた平凡なウォーレン・シュミット(ジャック・ニコルソン)は、66歳で退職後の新しい生活に馴染めず、自分には価値がなくなったように感じてしまう。
ところが、役職を失ったシュミットはあらゆることに不満を感じ、ストレスの塊となる。
退屈な日々の中、偶然テレビで目にした、アフリカの貧しい子どもを救うプロジェクトにわずかな寄付をし、6歳のンドゥグの養父となる。
シュミットにとって、思うままンドゥグへ手紙を書くことだけが楽しみになっていく。
そんなある日、ヘレンが急死してしまう・・・といったストーリーで、ニコルソンが悲哀たっぷりに演じていた。
・・・
妻に大胆にも恋愛宣言し、30歳差の美女・久里(広末涼子)と夜景デートとしゃれ込む。
こんなことにも挑戦するのか? (あぶない刑事か!笑)
監督:中田秀夫
”シニア世代”にも、人生は、まだまだ終われない!といったメッセージか。
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