2014-05-05 <span itemprop="headline">訃報:作家・渡辺淳一(「失楽園」「愛の流刑地」)、死去。80歳。</span> コーヒー・ブレイク 「遠き落日」「失楽園」など医療から伝記、歴史、恋愛小説と幅広い分野の作品で知られる直木賞作家の渡辺淳一氏が4月30日、前立腺がんのため亡くなった。80歳だった。 1965年(昭和40年)、「死化粧」で新潮同人雑誌賞を受賞。母校で行われた日本初の心臓移植手術を描いた「小説 心臓移植」などで計4度、芥川賞・直木賞候補となった後、1970年に「光と影」で直木賞を受賞した。 1980年に野口英世の生涯を描いた「遠き落日」などで吉川英治文学賞を受賞。日本経済新聞で連載し、ダブル不倫を描いた「失楽園」は大きな話題を呼び、1997年(平成9年)に「失楽園(する)」が新語・流行語大賞を受賞している。2003年(平成15年)には菊池寛賞を受賞、紫綬褒章も受章した。70歳を過ぎても「愛の流刑地」「鈍感力」「欲情の作法」などヒット作を連発し、晩年まで衰えない創作意欲をみせていた。 ・・・日経新聞に連載されていた「失楽園」は読んでいた。映画化された「失楽園」(1997)は、役所広司と黒木瞳が話題となった。映画「愛の流刑地」(2007)は、豊川悦司、寺島しのぶ主演で、略称「愛ルケ(あいるけ)」としてヒットした。 ご冥福を祈ります。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。 https://movie.blogmura.com/movie_japanese/ https://movie.blogmura.com/movie_foreign/