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<span itemprop="headline">訃報:作家・渡辺淳一(「失楽園」「愛の流刑地」)、死去。80歳。</span>


遠き落日」「失楽園」など医療から伝記、歴史、恋愛小説と幅広い分野の作品で知られる直木賞作家渡辺淳一が4月30日、前立腺がんのため亡くなった。80歳だった。
 
1965年(昭和40年)、「死化粧」で新潮同人雑誌賞を受賞。母校で行われた日本初の心臓移植手術を描いた「小説 心臓移植」などで計4度、芥川賞直木賞候補となった後、1970年に「光と影」で直木賞を受賞した。
 
1980年に野口英世の生涯を描いた「遠き落日」などで吉川英治文学賞を受賞。
日本経済新聞で連載し、ダブル不倫を描いた「失楽園」は大きな話題を呼び、1997年(平成9年)に「失楽園(する)」が新語・流行語大賞を受賞している。

2003年(平成15年)には菊池寛賞を受賞、紫綬褒章も受章した。
70歳を過ぎても「愛の流刑地」「鈍感力」「欲情の作法」などヒット作を連発し、晩年まで衰えない創作意欲をみせていた。

 
・・・
日経新聞に連載されていた「失楽園」は読んでいた。
映画化された「失楽園」(1997)は、役所広司黒木瞳が話題となった。映画「愛の流刑地」(2007)は、豊川悦司寺島しのぶ主演で、略称「愛ルケ(あいるけ)」としてヒットした。
 
 ご冥福を祈ります。
 
 
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