↑上:温水プール・イメージ
中:パリの地下鉄入り口
下:スリの手口も巧妙に
失敗談の数では、負けないでしょう(そんなことは自慢になりませんが)。
たくさんあって、詳しく書けませんので、概略だけ。おっちょこちょい、
あわてものの域から抜けられないということにつきるようです。
海外旅行で、それがいつも、つきものでしたね。
その1:(わい○○物陳列罪だよ、と冷やかされ続けた1件です)
・・・20代も後半の頃です。ドイツのホテルで、早朝、一風呂と思いまして朝5時くらいに
行きました。ロッカーに衣類を入れ、小さい手ぬぐい一つで、浴場に行きました。だれも
いません。泳ごう、とクロールを・・・。っと、そこへ。
水着を着た数人の(ドイツ人)男女が、がやがや入ってきました。「えー。」
「なにー。参ったぞ、これは」大浴場と思ったのは、温水プールでした。
(「変な日本人が、陳列していた」などという騒動にならないように)うまく、
視線をかわしつつ、ロッカーに戻り、やれやれでした。冷や汗。
その2:1は、まだ「かわいい」と思うのですが、こちらは、ちょっと・・・。
・・・パリで、同じ頃。飲み屋でショー(「(健全な)スト○○○ショー:そんなのある?)
も見られるというので、好奇心で、出かけたのです。それが間違いの元。
店のシステムを知らなかったのが、後の祭り。一般席で、ビール、ワインを
飲んでいる分には、2,000-3,000円でOK。ところが、特等席があいてますよ、
こちらへ、といわれ「座ってしまったのが、ウンのつき」。
後で、ガイドブックなどで知ったことですが、パリでは、催促されても
シャンパンだけは注文するなとありました。シャンパンには、値段がない(?)
からだそうですね。店のマドモアゼル(若い女性)4-5人が「上客席?」に
寄ってきて、コチラの断りもなしに「シャンパン開けるね」、「ポン」「ポン」
「ポン」・・・。(何だ、待てーーい、といっても手遅れ)。
ご請求書が来ました。70,000円。何だとーといっても、言葉もわかりませんので、
怖いお兄さんに来られたら、困るので、しぶしぶ払いましたよ。泣。
その3:2は、「まだいいほう」です。まだ何かあるのか? 「はい」。
・・・同じ頃。パリの地下鉄。日本の同じ会社の先輩社員と二人で、ルーブル美術館に
行こうということで、地下鉄を乗り継ぎ、目的地の駅へ。エスカレーターに。
後ろと前に、若い兄ちゃん4-5人。どうも、はさまれた格好。
上に上がった瞬間、前にいた兄ちゃんが、突然かがみこんだのです。
「それが、仲間への合図だったのです。」
"観光客をねらった集団スリ一味”だったのです。
5人の手(10本)が、一度に、まるで「たこのように」私のズボンのポケット、
ジャケットのポケットを一斉に探り始めるではありませんか。
私は、エスカレーターに乗ったときから、異様に接近してくるので、
「なにかおかしい」とビビビー(危ない、という直感)
ときていました。
とっさに、財布のある後ろポケットの財布を右手で、
がっちり抑えました。左手では、ジャケットの内側右ポケットにある
パスポートを押さえ、あらゆる手・手・手の攻めにも負けないくらい
がっちりとつかんで、じっと我慢の子でいました。
長い、1分くらい「攻防」は続いたでしょう。とうとう奴らもあきらめ「この日本人は
だめだ」といっていたかどうか、仲間内で、ぶすくさ、言いながら
ほかの獲物を探しに立ち去っていきました。「お疲れ様!」でしたといいたいですね。
こういうときは、日本語で「ドロボー」とか大きな声でどなるのが言いそうです。
(フランス語でなくてもいいとのこと=当然です=笑。日本語はきついので、
「何か、怒っているな」と相手に伝わればよい、ということだそうです。)
連れの先輩は、驚き、立ちすくんで、見ているだけ。まあ、仕方ないですね。
その4:あと、トホホは、たくさんあるのですが、Yahooコードにひっかかって「削除」
(冗談です)の可能性があるので控えさせていただきます(笑)。
「トホホの総合デパート」なのです。これは、今も確実に、継続しています。
(継続は力なり、って言っている場合か=笑)
皆さんは、いかがでしょうか。