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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「ローン・レンジャー」(1981、劇場未公開))・・・ジョニー・デップ版ではなく・・・。</span>


 
ローン・レンジャー」を借りたら、ずいぶん退屈な映画だと思ったら、2013年に公開されたジョニー・デップ版でなく、日本劇場未公開の「ローン・レンジャー」(The
Legend of the Lone Ranger)(1981)だった。30年以上前の当時の劇場未公開映画が、デジタル・リマスター版でDVDとして登場したのだった。紛らわしい。
 
大統領役に名優ジェーソン・ロバーツ(1922-2000)が出ていたので、あれと思ったが、観終わってから、白塗りの顔のジョニー・デップがいないので、同名タイトルの間違ったDVDを借りたことに気がついた。
 
劇場未公開作品ということで、1時間40分ほどのうち、前半のほぼ1時間(57分)は、
”仮面の男”ローン・レンジャーが誕生するまでのいきさつが描かれていた。そして
暴れ馬の、色が白いことから”シルバー”ト名づけた馬を乗りこなして、同じレンジャーだった殺された兄の仇討に向かうというストーリー。
 
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幼いころ、インディアンのトントに助けられたジョン(後の仮面の男)は、弁護士をめざしていたが、地元の兄とともにレンジャーとして生きていたのだが、保安官も手下にしていた少佐という悪党との戦いに挑んだのだった。ところが、その保安官と悪党の罠にはまって、レンジャー全員が殺されたかに見えたが、ジョンだけは、トントから助け出され、ジョン以下全員が死んだことにして、ジョンは「仮面の男」として、正体を隠して、闘うことになるのだ。
 
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ローン・レンジャーを演じたクリントン・スピルスベリーという俳優は、映画の最低賞であるラズベリー賞の主演男優賞と新人賞という、ありがたくない賞を受賞している。
どうりで、魅力に乏しいローン・レンジャーだった。
 
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テレビ・シリーズの「ローン・レンジャー」では、ナレーションも覚えるくらいよく見ていたが、1981年の映画版は、コンパクトに、”端折って”作ったダイジェスト版のような作品で、感動も何もなかった。
 
テレビ・ドラマ版では、「仮面と銀の弾丸で、悪を砕き正義を守る西部の勇者・ローン・レンジャー、再びここに立ち上がる。ハイヨー・シルバー!」というのが有名だ。
 
映画版では、例のウイルヘルム・テル序曲と、「ハイヨー・シルバー!」という掛け声だけの映画だった。半分以上は、睡魔との戦い、というDVDだった。
 
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