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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">CM:「公用語を英語にする会社」</span>


「日清カップヌードル」 CM
 
先日、SMAPの番組に東進ハイスクールの英語教師の安河内哲也(やすこうち・てつや)さんが出ていて、いろいろと面白いことを言っていた。
 
日本の中学あたりで習う英語の一つに「初めまして」は、How do you do?と習うが、
アメリカに住んだことのある日本人に、この言葉を聞いたことがあるかとたずねたら一度もないという答えだった。アメリカ人は死んでもこんな言葉は使わないらしい(笑)。
 
なぜなら、ということで、日本人が中学で習った言葉を日本語で表現すると大昔に宮中で話すようなかしこまった表現だということで、お見合いの席を設定して表現していた。”ごきげんようございます”といったようなもので・・・。
 
何とかの一つ覚えで習う「How are you?」→「Fine, thank you! and youi?」もまず使わないのだとか。日本の中学、高校は、日常の会話にはまったく役に立たない英語を教えているということになっているようだ。
 
さて、安河内さんの話に戻ると、アメリカで、駐在の日本人が交通事故に遭った時のこと。救急車が来て、病院に運ぶ途中で、同乗していた医師が、けがをした日本人にHow are you?(状態はどう?)と聞いたときのこと、Fine, thank you!(元気です)とこたえたとのこと。笑えないっす、だ(笑)。
 
Youtubeの日清のCMだが、上司がアメリカ人になって、How are you? と聞いてきて、全員が「Fine, thank you!」と答えているところがおかしい。
 
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英語の語学学校にベルリッツという会社があるが、多くの語学学校がつぶれたり、
Web(インターネット)で低コストで習える英会話の学習機会が増えている中で、ベルリッツが確固たる地位を築いているのは、GLT(Global Leadership Training)の育成を目指しているからだという。単なる英会話ではなく英語を通して世界に通用するリーダーを目指す高付加価値(ハイ・バリュー)を提供しているというわけだ。
 
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世界の人口70億人中、英語を話す人口は20億人という。
ただし、英語をネイティブ(母国語)として話すのは3分の1の6億人に過ぎない。
大半は、台湾流、フィリピン流、インド流の英語というわけ。ネイティブも方言になりつつあるという。ニューヨークで話す英語は、スピードも速く、スラングも多い。ノン・ネイティブにもわかるグローバル英語のトレーニングが必要なようだ。
 
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日本語訛りの英語でもいいわけなのだ。
台湾の人たちと、ビジネス、プライベートでおよそ20年以上付き合っているが、台湾人の英語は、アメリカ留学帰りのアメリカナイズされた人は別にして、完全に台湾式英語だった。それでも自信をもって話している。
 
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日本人は、文法においても完全でないと話せないと思っているようだ。アメリカ人は、
「世界一の自信家」とも言われているが、臆することなく自分の意見を言い、伝える力は見習うべきかもしれない。
 
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安河内さんが、外国に留学することもなく、日本にいて、TOEICで満点を取り、英語を20年以上教えているほどの実力を身に着けたのか。一つには「映画」の存在があるというのだ。映画のDVDを、まず字幕なしで1回見る。英語の語感をつかむ。次に「英語の字幕入り」で、2回目を見る。これでかなり理解が進む。そして、また字幕なしで見る、を繰り返したという。(日本語の字幕入りは一度も見ない!)。
 
アジア30か国で、「英語」の実力では、日本は「27位」と最下位に近い。1位シンガポール、2位インドは理解できるが、15年前までは、英語が苦手という点では、日本と韓国だったが、韓国は今は10位に躍り出ている。なぜか。そのあたりの理由は、こちら:http://toyokeizai.net/articles/-/11739 (東洋経済オンライン:安河内哲也
 
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「映画は何と言っても吹き替え版より字幕版」なんて言ってきたが、「字幕も邪魔だな」といつかは言ってみたいものだ(笑)。
 
 
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