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ドラマ「九条の大罪」(全10話)の第1話・2話を見る。真鍋昌平による法とモラルの境界線を描いたクライムサスペンス。

ドラマ「九条の大罪」(全10話)の第1話・2話を見る。真鍋昌平による法とモラルの境界線を描いたクライムサスペンス。

古いビルの屋上でテント生活を送る型破りな弁護士・九条間人(くじょう たいざ)が、半グレ、ヤクザ、前科者など厄介な依頼人の利益を最優先し、社会の闇に関わる事件を冷徹に解決していくストーリー。

柳楽優弥が九条役で主演し、松村北斗(SixTONES)が東大卒のイソ弁(居候弁護士)烏丸を演じるバディ形式で描かれる。

Netflixで4月上旬から配信されているが、話題の「地獄に堕ちるわよ」が面白過ぎて「地獄に…」ロスのDHとして2話まで見る。サラッとみられるのがいい。

型破りな弁護士が果たして悪徳なのか、そうでないのか、弁護士とバディを組むエリート弁護士の烏丸とともに知りたくなる作りになっている。

<第1話(片足の値段)& 第2話(弱者の一分)>
弁護士という職業の本質的な矛盾。依頼人を守ることは正義である一方で、その行為は誰かを不幸にする。

法律はあくまでルールであり、道徳とは一致しない。その現実を受け入れた者だけが弁護士として立ち続けることができる。

壬生(みぶ、町田啓太)から紹介された森田卓(原田泰雅)の弁護を担当することに。森田は飲酒・スマホ操作の末にひき逃げ事故を起こしていた。

九条(柳楽優弥)は供述を厳密にコントロールし、不利な情報を排除。さらに被害者の医療記録から、父親が事故前に死亡していた可能性に着目する。

結果として森田は重い罪を免れ、執行猶予判決となる。

一方で、被害者側は適切な法的対応を取れず、低額の示談で合意。その現実に対し、九条は「無知は罪」と言い放つのだった。

第1話のラストでは、烏丸(松村北斗)がまだ小さかった18年前の裁判で九条と同じ場にいたことが明らかになり、二人の関係が単なる偶然ではなく、烏丸の意思による接近であることが示されていた。

九条は、運び人として再逮捕された曽我部(黒崎煌代)を救う弁護士のはずが、あえて一人で罪を被るという戦略に、烏丸は納得がいかなかったが…。   

・・・
漫画家・真鍋昌平が「闇金ウシジマくん」の作者だけに、闇社会の世界で暗いストーリーだが、鼻に絆創膏の柳楽優弥が「チャイナタウン」のジャック・ニコルソンのようで何を考えているのかわからないようなところが面白い。

<主な登場人物>
■九条間人(くじょう たいざ):柳楽優弥…弁護士/九条法律事務所。依頼人を貴賤や善悪で選別しないため、半グレや前科者など厄介な案件ばかりを一律33万円で引き受ける風変わりな弁護士。「思想信条がないのが弁護士である」が持論。屋上でテント生活をし、依頼人の飼い犬・ブラックサンダーを引き取り共に暮らしている。

■烏丸真司(からすま)真司:松村北斗(SixTONES)…東大を首席で卒業したエリート弁護士。大手法律事務所で勤務したのち、九条が良い弁護士なのか悪い弁護士なのかをその目で確かめるため、九条法律事務所のイソ弁(居候弁護士)となった変わり者。

■薬師前仁美(やくしまえ)仁美:池田エライザ…司法ソーシャルワークつぼみ代表。弁護士とは異なる立場で、受刑者や出所者の社会復帰など、社会的弱者のために自分ができることを日々模索している。烏丸を九条に紹介した。

■壬生憲剛(みぶ けんご):町田啓太…半グレ/自動車整備会社社長。地元の半グレ連中のリーダー的な存在。厄介な案件を次々と九条のもとに持ち込む。自動車整備工場以外にグレーなビジネスをいくつも手掛けており、広域暴力団・伏見組の汚れ仕事も引き受けている。

■金本卓:原田泰雅…クスリの売人。壬生の仲間。

■嵐山刑事:音尾琢真…刑事/警視庁組織犯罪対策第5課。壬生を中心とする半グレ連中や、その背後にいるヤクザを目の敵にしている組対の刑事。

■曽我部聡太(そがべ)聡太:黒崎煌代…実刑で6年服役した後、薬物の運び屋になり再び収監される。 

■曽我部昭雄:水澤紳吾…曽我部の父。現場作業員。

 

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「Netflix」で配信中。

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