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Nertflixドラマ「地獄に堕ちるわよ」(全9話、2026)<第2話~4話>細川数子の地獄始まる。

Nertflixドラマ「地獄に堕ちるわよ」(全9話)のうち、第1話(エピソード1)から第4話までの総括。とにかく細木数子の壮絶な生きざまに驚かされる。

第4話までに数子は裏切り、詐欺師など多くの地獄を味わうが、全話を通じてみると、それはまだ地獄の始まりだったという…。

キャバレーで客の応対をしていて、客から「(政治経済などの話題に関して)高校中退ではと…」と嫌味にも聞こえ、数子は、もぐりで大学の講義に出たり、膨大な新聞の切り抜きスクラップを行うなどして猛烈に勉強した。

時代は、東京オリンピックを翌年に控えた1963年のことだった。

大物の政財界人などの相手をすることも多い銀座のママとしての素養・教養が問われるので世界経済の動向や、人事の動きなどには主要一般紙、経済紙にくまなく目を配った。

数子の母みね(富田靖子)は、数子の将来に不安を感じて、街の易者(田中要次)にたびたび相談していた。易者によると、数子は大成功を収めるというのだが、欲張りすぎて(=強欲)地獄を味わうことになると予言していて、心配が募っていた。

        

    易者(田中要次)に娘の将来を占ってもらう母みね(富田靖子)

その予言は的中していった。

田舎の大地主の二代目ボンボンという身分を隠して一介の会社員生活を送っていた三田麻呂彦(田村健太郎)は、上司とともに高級キャバレーに初めてやってきた。そこで、数子に一目ぼれ。

三田の大きな夢を二人で実現しようという言葉に動かされて数子は結婚を決めた。初夜を迎えたが、その1週間後には予想もしないことが起こったのだが…。

三田の夢というのが、三田によると10万坪の土地に、ラスベガスのカジノホテルのようなエンターテイメントホテルと建設するというものだった。

その夢のため、東京の「クラブ・カズサ」など3軒のキャバレーは弟・久雄(細川岳)に任せて、三田の実家で盛大な結婚式を上げたが、三田の本性が現れ、マザコンである上、妻を家に縛りきりにして表には出さず、一切仕事をさせなかったのだ。

家は代々続く名家とやらで、謎の信仰にどっぷりの母親キヨ(余貴美子)が夜中でも不気味に遠くから寝室を見上げていた。

キヨにとっては、世継ぎの子どもさえ生まれさえすれば息子の嫁には関心がなかったのだ。それでも、何か仕事をさせてほしいとキヨに頼むと「鶏の世話をしてほしい」と言われ、鶏小屋の掃除や、小屋を開放し鶏を外に出す作業などを行った。

そんな数子の姿に、3人の家政婦たちは、陰て数子を小馬鹿にしてあざ笑っていたが、それを聞いた数子は、3人に「暇を出す」と宣言。

数子は、食卓に、怒りを爆発させたような、親子丼、玉子焼き、鶏肉など卵ばかりを使った料理を並べて、わずか1週間で見切りをつけて家を飛び出した。三田のことなど悪夢と一切忘れて、再び東京の夜の世界のビジネスに戻っていったのだった。

 カズサなど3つのキャバレーを回る数子

キャバレーでは、ママに戻り、3つのキャバレーを掛け持ちで回り常連にあいさつ回り。そんな中で、客としてキャバ嬢にカネをばらまく男・須藤豊(中島歩)がいた。

この男は、店の前でぶつかりそうになった男だったが、不動産会社の社長であるといい、数子が家を探していると聞き、ちょうどいい物件があるという。アメリカの政府高官が帰国のため、住宅が空くというのだ。

須藤が流暢な英語で会話をしているのを見ていた数子もその時ばかりはすっかり須藤に気持ちが傾いていた。

数子は物件が気に入り、住宅の契約を行うと、須藤は、数子にショーレビューができる劇場ホールの建設の話を持ち掛け、共同経営という形でどうかと提案してきた。大きな夢が実現できると考えた数子は、それぞれ1億円づつ出資するという契約に署名した。

ところが、その後、水道、電気その他の業者への支払いがすべて不渡りになっていることがわかり、須藤の事務所に向かった。

須藤の事務所はもぬけの殻。荷物は持ち出され、そこには無造作に「身辺報告書」があり、数子への接し方として「焦らず、じらしながら恋愛感情を持たせ…」などとあった。すべては、須藤の詐欺であることがわかり、数子は途方に暮れる。

詐欺師に身ぐるみはがされ無一文になり、ナイフで自殺をしようと考えていたまさにその時に現れたのが滝口宗次郎(杉本哲太)という滝口組組長だった。

 滝口宗次郎(杉本哲太

滝口は、チンピラヤクザが数子のキャバレーに対して「みかじめ料」(暴力団が縄張り内で営業する飲食店や風俗店に対し、営業容認や用心棒代の名目で強制的に支払わせる違法な金銭)を払えと暴れたときにやってきて、ヤクザを追い払った人物だった。

滝口は、クラブの再建資金を全面的に出すという。ただし条件として「お前はおもちゃになる」というとんでもない話だった。

滝口と須藤はグルだった。須藤は、滝口に「まんまと金も女も手に入れましたね」とうそぶくのだった。

男運のなさ、詐欺師、ヤクザなど次から次に襲い掛かる地獄のような毎日がまさに始まったのである。(以上、第4話まで)

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