8日、レスリング女子フリースタイル53キロ級決勝が行われ、初出場の20歳・藤波朱理(ふじなみ・あかり)がジェペス・グスマン(エクアドル)にテクニカルスペリオリティー勝ちした。
公式戦連勝記録を137に伸ばし金メダルを獲得。ネット上では「新・霊長類最強女子」の声が溢れた。
レスリングの日本勢の金メダルは初日から3日連続で女子では初となった。
藤波は「最高です。オリンピック最高。レスリング最高。やってきて良かったです」と喜びの声をあげた
藤波は中学時代の2017年から勝ち続け、2021年世界選手権を17歳で初制覇。日体大進学後も父・俊一コーチと二人三脚で練習に励み、昨年9月の世界選手権で2度目の優勝。パリ五輪代表を決めた。破竹の強さに海外では“ワンダーガール”とも称された。
金メダルまでの道のりは平たんではなかった。唯一の不安要素がケガだった。3月に左肘を脱臼。じん帯断裂の手術を受け、五輪前最後の実戦で予定していた4月のアジア選手権を欠場した。
だが「けがをしたからこそ学べるものがあった。この経験が良かったと言えるように、パリ五輪では必ず金メダルを取りたい」。逆境も前向きに捉え、初五輪を迎えた。
レスリングの女子といえば「霊長類最強女子」と称された五輪3連覇の吉田沙保里が有名。X上の日本人ファンから「新・霊長類最強女子」の声が殺到。「霊長類最強ウーマンマークツーの藤波朱理選手」「日本には霊長類最強が二人もいるのかい?」などの声も。
新旧の霊長類最強女子
こちら「平成」 こちら「令和」
今朝の情報番組でMCが「第二の霊長類最強女子ですね」と金曜パーソナリティの吉田沙保里に向けると「第二の…はいらないですね。間違いなく最強です」と太鼓判を押していた。
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