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映画「怪物の木こり」(三池崇史監督、2023)サイコ・スリラー。

映画「怪物の木こり」(2023)は、2019年第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した同名小説の実写映画化。ダークなサイコ・ミステリー。

土竜の唄」シリーズなどを手がけたヒットメーカー・三池崇史監督が映画化したサスペンス。主演は亀梨和也。共演は菜々緒吉岡里帆染谷将太中村獅童、渋川清彦、堀部圭亮など。主題歌はSEKAI NO OWARI「深海魚」(ユニバーサル ミュージック)。

狂気のサイコパス弁護士と連続殺人鬼の壮絶なバトルを描き、追う者と追われる者の全員がサイコパス的資質をもっているという、設定自体がぶっ飛んでいる作品。というわけで共感できる人物はゼロ。

血が飛び散り、グロいシーンが多いのは三池監督の作品に共通しているが、狂気に満ちた二宮がラストでは脳チップを取り除き普通の人間になりたいと変わろうとする。
二宮の朗読で「怪物の木こりはたくさんの友達を作りました」で物語は終わる。

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タイトルにある怪物は、非合法的に埋め込まれた脳チップを持った人物の脳だけを奪い取る連続殺人鬼で、この殺人鬼を警察と脳チップが埋め込まれた弁護士などが追うというストーリー。怪物が最後にその仮面を取る…。
その人物は、容易に想像がついたが…。

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絵本「怪物の木こり」の怪物の仮面を被り、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が起きていたが、次のターゲットに選ばれたのが弁護士・二宮彰(亀梨和也)だった。しかし二宮は、連続殺人犯をも凌駕するほどの冷血非情なサイコパスだった。

警視庁の天才プロファイラー戸城(菜々緒)、二宮の婚約者の映美(吉岡里帆)、二宮の協力者であるサイコパス外科医・杉谷(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者・剣持(中村獅童)ほか、様々な人物の思惑が複雑に絡み合い、捜査は混迷を極めていく。

犯人はなぜ脳を奪うのか。そして、なぜ二宮が狙われるのか。事件の謎を解き、犯人の正体を暴かなければ殺される...。

極限状況に追い込まれた二宮の逆襲が始まる。狩るか狩られるか。

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二宮と二宮と対峙することになる剣持とは共通項があった。それは幼いころ、児童養護施設に共にいたことだった。31年前に連続殺人犯の東間翠により引き裂かれたが、アキラ(彰)は生き延びたのだった。

<主な出演者>
■二宮彰:亀梨和也児童養護施設出身で弁護士となる。なぜか連続殺人鬼に狙われる。目的のためには手段を選ばず、殺人すらいとわない狂気のサイコパス
■戸城嵐子(としろ・らんこ):菜々緒…MIT出身の優秀な警視庁の天才プロファイラー。捜査本部で担当を外されるなど孤立しながらも、連続殺人事件を追う。
■荷見映美(はすみ・えみ):吉岡里帆…父親の不審死にふさぎ込む二宮の婚約者。
■東間翠(とうま・みどり):柚希礼音…31年前の連続猟奇殺人の犯人。
■外科医:みのすけ…二宮の怪我治療をした医師。
■広瀬秀介:堀部圭亮…警視庁本部の刑事。
■乾登人(いぬい・のぼる):渋川清彦…暴力行為で更迭された刑事。粘着妄執サイコパス
■杉谷九朗:染谷将太…二宮の協力者で脳外科医。快楽追及サイコパス
■剣持武士(けんもち・たけし):中村獅童…過去の殺人事件の容疑者。気性が激しい内向的サイコパス

■矢部正嗣:今井朋彦 

■東間和夫:テイ龍進 

■良子先生:安澤千草 

■町医者:古山憲太郎…多摩内科クリニック 

■管理官:伊勢佳世  

■渡辺伸夫:小林勝也 

■剣持咲:梅舟惟永 

■刑事:榎木薗郁也、蔵原健、加藤琢未、長島竜也

■看護師:牧野莉佳、石井礼美

石川真澄:葉丸あすか

■岩田三郎:小川裕治

■満田義男:吉田興平

■小林光彦:田邉健太

■目撃者:森日菜美 

 

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