「Mercy/マーシー 」(原題:Mercy、2023)は、脚本アレックス・ライト、トニー・ディーン・スミス監督、主演はジョナサン・リース=マイヤーズ、ジョン・ヴォイト、リア・ギブソン。
元軍医で戦闘能力も高い女医が犯罪者集団に乗っ取られた病院で奮闘するダイ・ハード的な映画。リア・ギブソンという女優が演じる女医がとにかく強く、FBIですら敬礼して経緯を示す。タンクトップ姿で女性版ジョン・マクレーン(「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスの役柄)そのもの。
格闘シーンで華麗なアクションを見せるので、まわりから「ワンダーウーマンか?」と驚かれる。
犯罪者集団のボスを演じるジョン・ボイト(「真夜中のカーボーイ」「脱出」)が撮影時84歳と高齢で存在感を見せている。
タイトルの「マーシー」を目にしたとき、リチャード・ギアの「ノー・マーシィ/非情の愛」(No Mercy)を思い浮かべたが、こちらの映画は、病院の名前だった。
<あらすじ>
元軍人の女性医師ミシェル(リア・ギブソン)が、勤務先のマーシー病院をアイルランド系のパトリック(ジョン・ヴォイト)が率いるマフィアの一軍に支配され、息子を人質に取られたことから、生き残りを賭けた死闘に身を投じる。
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この映画のいいところは、長さが90分と短く見やすいこと。その中に、ストーリー展開、ハラハラさせるアクションを凝縮している。
<主な登場人物>
■ショーン・クィン:ジョナサン・リース=マイヤーズ…マフィア組織クイングループの親分パトリックの長男。
■パトリック・クィン:ジョン・ヴォイト…アイルランド出身のマフィアの親玉。二人の息子がいるが、長男は荒っぽい性格で、次男のライアンにあとを継がせたいと考えている。
■ミシェル:リア・ギブソン…元軍人の女医。過酷な訓練を経て強靭な肉体と運動能力を持つ。夫が戦死。一人息子がいる。
■エリス:セバスチャン・ロバーツ
■ライアン・クイン:Anthony Konechny…マフィア・グループのパトリックの次男。パトリックからの信頼は厚い。
■ジョンノ:パトリック・ロッカス
■ボビー:アンソニー・ボログネーゼ
■ミック:ブラッドレイ・ストライカー
■クルス:ケイトリン・ストライカー…エージェント。
■ダニー:マーク・マスタートン
■ナース・ケヴィン:ライアン・ラッセル
■ドクター・テレンス:ボビー・スチュアート
■フランク:マーク=アンソニー・マシア
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