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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「刑事ジョン・ルーサー: フォールン・サン」(2023)を見る。イギリスのサスペンスミステリー。

     

刑事ジョン・ルーサー: フォールン・サン」(原題:Luther: The Fallen Sun、2023)を見る。「ワイルド・スピード スーパーコンボ」「マイティ・ソー」シリーズのイドリス・エルバが型破りな敏腕刑事を演じる。

猿の惑星」シリーズのアンディ・サーキスがルーサーと対峙する連続殺人犯を演じる。「ハリエット」のシンシア・エリボが共演。Netflixで2023年3月10日から配信。

2010年から英BBCで放送され、エミー賞ゴールデン・グローブ賞に多数ノミネートされた人気ドラマの映画化。

重厚でシリアスなサスペンス・ミステリーで、犯人との心理戦もありサイコ・スリラー的な魅力にあふれている。

ルーサーが真相に近づくにつれて恐ろしい事実が明らかになっていく。ネット社会がもたらす闇に切り込むが、そこには恐ろしい世界が待ち構えていた。

胸くそ悪くなるような事件が多く、見ていて辛くなるほどだが、普通の人が簡単に事件に巻き込まれてしまうネットの恐ろしさを描いている。
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鋭い洞察力と優れた捜査能力を持つロンドン警察署の刑事ジョン・ルーサー(イドリス・エルバ)は、凶悪犯の精神状態や行動をプロファイルすることで難事件を次々と解決してきた。

その一方で犯人逮捕のためには違法捜査も辞さないジョンは、ある事件で犯人を誤って死なせてしまい、刑務所に収監される。

そこで、とある連続殺人事件について知ったジョンは、その犯人がかつて自分が捕え損ねた男であることに気づく。ジョンは男の凶行を止めるべく脱獄し、ジョンの後任であるオデット・レイン警部補(シンシア・エリヴォ)などの警察にも追われることになる。ジョンは、警察に追われながらも捜査を進めていくのだが…。

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サイコパスの犯罪者が、警察の追跡を巧みにかわし、嘲(あざ)笑いするが最後は、壮絶な結末を迎える。死体が何人も天井からつるされていたり、一面の氷の下に沈んだ死体などが見えるシーンは目を覆うほど。

ジョン・ルーサーも半殺しのような目にあって生き返るタフさがある。ネット上の闇の世界の恐ろしさも描き、怖い。

 

<主な登場人物>


■ジョン・ルーサー(イドリス・エルバ)…カラム失踪事件の担当刑事。過去の捜査で行った違法行為が明るみになり投獄されてしまう。

■オデット・レイン警部補(シンシア・エリヴォ)…ルーサーの後任の刑事。ルーサーが投獄されたことによってカラムの事件を引き継ぐことになる。

■マーティン・シェンク(ダーモット・クロウリー)…ルーサーの上司。脱獄したルーサーと連絡を取り合い、刑事としての能力を認めている。

■デヴィッド・ロービー(アンディ・サーキス)…事件被害者支援会のメンバーで、火事のため大やけどを負った妻の面倒を見ている。実は連続殺人犯。個人情報を収集して人の弱みを握って操る。
■アーチー(トーマス・クームズ)…オデットの部下。
■コリン・オルドリッチ(ハティ・モラハン)…失踪したカラムの母親。
■アーニャ・レイン(ローリン・アジューホ)…オデットの娘。仕事で忙しい母親とはまめに連絡を取り合っている。
■デニス(ヴィンセント・リーガン)…ルーサーの昔なじみ。ルーサーの脱獄を手伝う。

 

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