いろいろな大きなイベントがあると「その経済効果は…」といったニュースを見聞きする。数日前まで日本中を感動に包んだ「WBC=ワールド・ベースボール・クラシック」の経済効果はどのくらいなのか?
ズバリ「650億円」という。
WBCの経済効果は、侍ジャパンの優勝前の予想だが、キャンプからの1か月間で前回の経済効果の300億円から、最終的には、優勝すると600億から650億円になるのではないかと予想されると語ったのは関西大学の宮本勝浩・名誉教授=経済学博士。
その根拠として「前回不出場の大谷翔平選手ら実力のある人気選手が出場する」ことなどを挙げていた。おそらくグッズの人気などがまだまだあるので、予想を上回るかもしれない。
今回のWBCでは、投打の二刀流の大谷の存在が圧倒的に大きかったが、そのほかでも、ペッパーミルのパフォーマンスで話題をさらったメジャーリーガー、ラーズ・ヌートバー、ダルビッシュ、村上選手、岡本選手などの活躍が大きかったようだ。
こちら「ペッパー」違い。
ちなみに、昨シーズン、ヤクルト・スワローズは村上宗隆の三冠王獲得に沸き、セ・リーグを制したが、「その効果は1シーズンで約451億円」だった。
また、上野動物園のシャンシャンが先月、中国に帰ったが、経済効果はおよそ5年半で約600億円だったという。
今朝のテレビのニュースでは、東京ドームの野球博物館で昨日今日と「WBCトロフィー展示会」が開かれ、昨日は、6,7時間待ちの状況で行列だったという。オオタニ・Tシャツなどのグッズの売れ行きも好調という。
大谷の年俸の予想で、向こう10年間で784億円と紹介されていた。この数字がどれほどのものかについて、解説があった。
東京スカイツリーの総工費が650億円だったという。大谷一人で「東京スカイツリー」ができてしまう…!!!
東京スカイツリーの建設費は約400億円、 総事業費は約650億円、建設に携わった工事関係者は延べ58万人という。
大谷選手の10年間の年俸>東京スカイツリーの総工費
650億円効果などの数字は庶民には全く想像できない数字だ。
財布の中に「650円の硬貨」しかない時もある。いつもか…?(笑)。
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雨の後、椿のつぼみが…。
椿が三つ、三重に見えて「椿三十郎」。